2012年ノコギリクワガタの70ミリオーバーが羽化しました。

ノコギリクワガタの70ミリ

ノコギリクワガタの超特大の水牛70ミリが羽化していました。

少し前に68ミリを紹介しましたが久し振りに繁殖品での70ミリの大台です。

昨年秋に産卵させた天然のメスか産まれた幼虫を早く羽化させるつもりで1本目だけブナ菌糸ビン550cc を使い2本目からマットボトル850ccへ切り替えて羽化させました。

マット飼育の場合は、1本目から高さが有る850ccの容器を使い、菌糸ビン飼育の場合は、小さなボトルに長く入れない事に気をつければ高確率で60ミリアップの水牛が出てきます。

但し、カップや小さな容器で長期間ズサンな飼育をすると大きくなりませんので注意が必要です。

あと、ノコギリクワガタの終齢を菌糸ビンに入れると暴れて逆効果になるので避けてください。死亡率も上がるので残酷な行為です。

今回の飼育のポイントは、1本目(二齢初期)で菌糸ビンに入れて大きく育つ素質がある終齢まで一気に育て上げて2本目からは、無添加虫吉マットでストレスや刺激をできるだけ与えないようにした事です。

この商品は、添加剤が入っていないので腐敗ガス(発酵ガス)や発酵熱が発生しないので幼虫に安全です。

加えて持ちが良く、交換頻度を落とせるので3本目の交換を行わずに羽化まで持っていく事ができたのが70ミリオーバーの秘訣だったように思えます。

※固く詰め込んでおくと確実に4ヶ月毎の交換で済むので交換によるストレス痩せも軽減できます。

今後も他の種類で大型個体が羽化すると思いますので紹介したいと思います。


2012年ノコギリクワガタの70ミリオーバーが羽化しました。” への3件のコメント

  1. 70アップは迫力ありますよね。我が家の自己採集ヒラタが69ミリありました。迫力満点です。

    • ノコギリクワガタは、天然の70ミリは運が良いと採集出来るのですが繁殖では久し振りになります。
      因みにヒラタクワガタは天然、繁殖共に70ミリは難しいです。
      65ミリオーバーの個体を採集した時は何とも言えない感動が有ります。

      • スミマセン、訂正です。自己採集からのブリードした個体が69ミリでした(汗

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