国産オオクワガタの幼虫の30gが出てきました。(2013年2月6日)

オオクワガタの幼虫30g

以前このブログで割り出しの記事で爆産を紹介した佐賀県みやき町のオオクワガタの幼虫が見事に30gを越えてくれました。

割り出し(爆産)を紹介した過去の記事>>

メスの幼虫も体重を量っていませんが目測でも50ミリを越えそうな幼虫もいます。

色が黄色くなって来ているので、おそらく最後の交換になると思います。

大きく育ち過ぎた幼虫は、蛹化不全や羽化不全が多くなってしまいますので油断は出来ないのが現状です。

菌糸ビンに投入

菌糸ビンは、キノコの菌がが呼吸するのに必要な多くの酸素の供給量が無ければなりません。

大きく育った幼虫も多くの酸素が必要になるので最後の締め(フィニッシュ)は、通気口が大きな菌糸ビン1500ccを使いました。

※850ccに終齢を入れる場合は、思い切って大きな穴をあけて余分な部分を捨ててしまうとより多くの酸素を取り込みやすいです。

因みに今回の幼虫は、1本目に初齢で菌糸ビン550ccに投入→2本目は終齢で850cc→3本目は今回の1500ccです。

1500ccのボトルは、ひっくり返し飼育対応型なので投入してから約1週間くらい経過して幼虫が下の方で落ち着き始めた時点でひっくり返してください。

菌糸ビンは、中身のオガクズを菌糸が酸素を消費しながら分解し続けています。

その際の副産物として発生する【水】と【二酸化炭素】を下に逃がしてくれる特殊な構造のボトルです。

ボトル内の菌床を快適な状態に保ってくれますので大型個体作出の必需品かもしれません。

今年に入ってから少しずつですが羽化していますので出せる様になった物から公開します。

産卵方法を紹介した記事>>