2013年9月のオオクワガタの幼虫の菌糸ビン交換です。(2013年9月3日)

オオクワガタの幼虫9月に入り台風の連続で毎日の様に雨が降っていますので養殖場で幼虫のエサ交換などの仕事を一気に終わらせている所です。

写真は初夏にクヌギ菌糸ビン550ccに入れて大きく育ったオオクワガタの終齢です。

2本目は、クヌギ850ccに入れます。

※因みにブナでも大丈夫です。

ブナは劣化を抑える為に少し粗めのオガクズです。

ブナからクヌギに変えても今年は横浜市のお客様が始めての飼育にも関わらず見事に80ミリを出しておられますので大丈夫です。

オオクワガタの幼虫は、他の種類に比べて少しデリケートなので画像の様に交換専用スプーンを使う等して体温によるストレスを与えない様に慎重に交換してください。

※不用意に刺激を与えて興奮させてしまいお腹を噛み切ったり、直腸が肛門から出たままになるトラブルの報告が多いです。

菌糸ビンの交換タイミングは、下記の通りです。

・白い部分が6から7割なくなった時。

・白い部分が残っていても2ヶ月半から3ヶ月後の交換。

商品説明にも記載していますが、生きたキノコの菌が菌床のオガクズを常に分解していますので2から3ヶ月後には、分解され尽くして柔らかくなったりドロ状になって劣化してしまいます。

なお、終齢時に途中で暴れと呼ばれる菌床の掻き混ぜて白い部分が数日で無くなる行動を起こす事があります。

その際は、蛹化が近い場合もありますので慌てて直ぐに交換せずに2週間ほど様子を見てから蛹室を作らない時に交換してあげると良いです。