トクノシマノコギリクワガタの飼育状況(2013年12月8日)

トクノシマノコギリクワガタの幼虫お問い合わせが多いトクノシマノコギリクワガタの現在の飼育状況です。

写真は、夏に産卵セットして9月1日に割り出したオスの幼虫になります。

1本目(9月6日):クヌギ菌糸ビン550ccを与えています。

飼育温度や加齢の具合にもよりますが、2本目に菌糸ビンを与えると暴れ(かき混ぜ)を起こして小さくなる事が多いです。

なので2本目からはオスとメス共に無添加マットボトル850ccで飼育しています。

暴れを起こすと菌床の白い部分が数日で消滅するくらい幼虫が動き回って痩せます。

マットボトルについて

当店のマットは、残留添加成分の腐敗に伴い発生する発酵ガスや発酵熱が存在しない上に劣化が遅く、トクノシマノコギリの場合、交換頻度を4ヶ月落とせるので幼虫へのストレスを軽減できます。

幼虫をマットボトルに入れてます写真は、先ほどのオスの幼虫をマットボトルに入れている所です。

(15から17gの大きく育った幼虫が出てきました。)

※固詰めにつき、菌糸ビンと違って食べる速度が遅い事と劣化しにくいので2本目で蛹化する場合もあります。

お問い合わせが多いのですが本格的な羽化は、来年(2014年)の年明け頃から春に掛けて始まると思います。

羽化が始まったら紹介します。


トクノシマノコギリクワガタの飼育状況(2013年12月8日)” への1件のコメント

  1. 先日、家のトクノシマノコギリ君のボトル交換も終わりました。

    9/15日に菌糸ボトル(虫吉クヌギ550cc)に2令で投入して約3ヶ月で雄の幼虫2匹共に10g-11gになりました。

    食痕がかなり出ていたのですが、菌糸ボトルの側面にほとんど姿を見せてくれず、成長期でグレてしまったのかな、叱った方がいいのかなと思いましたが、どうやら見えないところでむしゃむしゃ餌を食べてくれて無事に大きくなっていました。

    交換後は、九州(大分県)なのに家は寒過ぎるぞ、起こすなよと言わんばかりに、さっさとボトルの中に姿を消していきました。

    今は段ボールの簡易温室の中でぬくぬくと育っています。(その節は、簡易温室の作成方法を教えて頂いて本当にありがとうございました。)

    私は、冬は冬眠したいくらい苦手なのでノコ君達が羨ましいですね。

    九州地方も寒い日が続きますが、虫吉さんは、寒さに負けずお体を大事にされて色々な元気な個体をまた見せて下さい。

    このブログは、面白いのでこまめに拝見させて頂いております。

    トクノシマノコは、男の子2匹なので今から嫁さん探しが心配です。

コメントは受け付けていません。