ヤマトサビクワガタの産卵セットの割り出し【2015年5月17日の作業】

今日の九州北部は、昨日の肌寒い天気が嘘の様に晴れ渡って過ごしやすいお昼を迎えております。

昼食後に余った時間でヤマトサビクワガタの産卵セットの割り出し(幼虫採取)を少しだけ行いました。

●使用した主な用品は、下記のとおりです。

  • コバエ防止ケース中サイズ
  • 産卵用マット4リットル
  • 国産プレミアム昆虫ゼリー
  • 産卵木Mサイズ(朽ち木)

※柔らか過ぎる朽ち木(加水するとサキイカやスルメの様に避ける軟材)はダメです。

詳しいセット方法を紹介した記事>>>

密集して出てきた幼虫
画像の様に産卵木の材質次第では、マットよりも密集して出て来る事も有ります。

セットにペアを投入して幼虫が見え始めるまで2ヶ月以上も要する事が有ります。

なので、その間にマットの中で朽ち木の腐朽が進み柔らかくなりますので逆算して少し硬めの材質の物がオススメです。

※最初に申し上げた最初から軟材の使用を避ける理由です。

30匹以上の幼虫
合計で30匹以上の幼虫が採取出来ました。

卵や初齢は、小さいので割りカス(使用したのマットと朽ち木片)は、ケースに戻します。

約3週間から1ヶ月ほど保管した後に再びケースをひっくり返して確認すると良いです。

割り出し後は、管理用カップに無添加虫吉マットを入れて1匹ずつ管理して4から7日後に二齢になった物からボトルに入れます。

550ccボトルに無添加虫吉マットを木製プレスで渾身の力で固く詰めた物での飼育になります。

上記の商品は、添加物による窒素系の発酵ガスが発生しないので思いきっり強く詰めた方が緩みや乾燥もリスクも減り、交換頻度を抑える事が出来ます。

羽化するまで4ヶ月毎のマット交換になります。