本土ヒラタ、国産ノコギリの幼虫のマット交換。

今日の福岡県福津市(九州北部)は、風が冷たい少し寒い一日でした。

今回も先日に引き続き行っている幼虫のエサ交換の様子を少しだけ紹介したいと思います。

本土ヒラタの終齢20グラム
画像は、本土ヒラタクワガタ(鹿児島県産)の終齢20グラムの特大サイズです。

以前も何度か同産地の20グラム超えの幼虫を紹介しましたが既に蛹化している物もいる様なので今後の羽化が楽しみです。

因に下記のエサ交換のリレーで飼育中です。【飼育温度は18から22℃の範囲内】

  • 1本目(2016年7月5日、二齢):クヌギ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2016年9月25日、終齢):無添加マットボトル850cc
  • 3本目(2017年2月6日、終齢):同上

終齢の暴れ(菌床の掻き混ぜ)や早期羽化による小型化のリスクを減らす為、上記のとおり2本目からエサを切り替えました。

マットボトルについて

無添加につき、ボトル内で残留成分の腐敗による発酵ガスや発酵熱が発生しないので幼虫に安心です。

交換頻度を3から4ヶ月に1回に落とす事ができるのでストレス痩せのリスクも軽減できます。

国産ノコギリの終齢
こちらは、前回も紹介しましたが国産ノコギリクワガタ(福岡県福津市産)の終齢です。

1本目(2016年9月30日)にマットボトル850ccに投入した幼虫ですが前回よりも明らかに大きかったので再度ご紹介します。

2017年2月3日のエサ交換の記事>>>

終齢10g
1本目で未だ伸び白がある状態の終齢10グラムです。

横幅や頭部の幅が有るので今後の大型化が楽しみです。

専用シャベルでマットに穴を空けます。
ボトルに投入する際は、専用のシャベルを用いて穴を空けると作業がしやすいです。

穴を空けた際に出た余分な残土は、捨てていただいて構いません。

※潜る際にマットが盛り上がって通気口が塞がってしまう恐れがあるからです。

スプーンで投入
後は、専用スプーンを用いて丁寧に投入してから蓋を閉めるだけで完了です。

あとは、勝手に潜って行きます。

この種類は、終齢で交換頻度を上げると大きくなりにくいのでズボラ飼育で大丈夫です。

今後の成長が楽しみです。