オキナワヒラタとゴトウヒラタの大型幼虫

3月も上旬が終わりに差し掛かっていますが九州北部の福岡県福津市は、まだまだ寒い日が続きそうです。

今回は、先日から行っているエサ交換で出て来た大型の幼虫の紹介をしてみたいと思います。

★現在、記事内に登場するボトルは、メーカー終売につき、550cc→遮光タイプ500cc。850cc→遮光タイプ800ccへ商品の変更が発生しています。

オキナワヒラタの終齢

画像は、2016年12月6日に二齢でブナ菌糸ビン550cc(現在は遮光ブナ500cc)に投入したオキナワヒラタクワガタ(久米島産)の大きく育った終齢です。

ボトルの下から上に向かって綺麗に食い上がっており期待が持てます。

大きな終齢

菌糸ビンから出してみると丸々と太った大きな終齢に育っていました。

21gの幼虫

早速、体重を測ってみると1本目で何と21グラムの特大サイズに育っていました。

今後、70ミリの期待が持てる大きさです。

マットボトルに投入

勿論、いつもの様に無添加マットボトル850cc(現在は遮光クリアボトルタイプ800cc)に投入しました。

理由は、大きくなるからです。

菌糸ビンに入れてしまうと終齢の後半で暴れ(菌床のかき混ぜ)を高確率で起こして逆に小さくなってしまう事が多いです。

1本目の菌糸で大きくなる要素を持つ終齢に育ててしまえば、低ストレス(低刺激)の無添加虫吉マットボトルで確実に大きく育ってくれます。

菌糸ビンからマットへの切り替えについて>>

マットボトルについて

虫吉の幼虫用マットは、無添加なのでボトル内で残留成分の腐敗に伴う発酵ガスや発酵熱が発生しないため、幼虫に優しいです。

ガス抜き不要、加水不要です。

劣化が遅いので、カチカチに固く詰めた状態で3から4ヶ月に1回の交換頻度に抑えてストレス痩せのリスクを軽減する事も可能です。

ゴトウヒラタの終齢

画像は、丸々と肥大化したゴトウヒラタクワガタ(宇久島)の終齢です。

24gの大型サイズ

体重測定を行ってみると24グラムの大型サイズです。

2本目のマットボトル850ccで順調に大きく育ってくれました。

今回の交換で更に育ってくれると久しぶりに75ミリオーバーを狙えそうな予感もします。

■因みに下記のエサ交換で飼育中です。

  • 1本目(2016年9月2日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2016年11月27日、終齢):無添加マットボトル850cc
  • 3本目(2017年3月8日、終齢):同上

おそらく、今回の交換が蛹化前の最後になると思います。

マットに潜る終齢

マットボトルに入れるとパワフルに潜って行きました。

このアイテムは、幼虫が大好きな菌床と良質の朽ち木を無添加で発酵させていますので悪臭や変なガスが発生しないので固く詰めても食い付きがバツグンです。

初夏から夏にかけて羽化すると思いますので楽しみです。