トクノシマヒラタの産卵セット(産卵木)の割り出し

今日の福岡県福津市(北部九州)は、天気が良く過ごしやすい初夏の一日でした。

今回は、昨日行ったトクノシマヒラタ産卵セットの割り出しの様子を紹介したいと思います。
※今年の3月20日に組んだ産卵セットです。

トクノシマヒラタの産卵セットの底の画像画像は、コバエ防止飼育ケース(中)の底の様子です。
※分かりにくいですが幼虫(左下)と卵(中央の少し右下)が確認出来ます。

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飼育容器をひっくり返した様子飼育容器をひっくり返した様子です。
小さな丸い卵と孵化したばかりの小さな初齢幼虫も見えます。

マットから出て来たトクノシマヒラタの幼虫産卵用マットから出て来た3匹の初齢幼虫です。
左の一番大きな幼虫は、二齢幼虫への脱皮が近付いた初齢幼虫です。

幼虫をスプーンを用いて運びます。出て来た幼虫は、指でつまむよりも画像の様に交換用のスプーンを用いて一時管理用カップへ移動させた方が潰さずに済むので安心です。

トクノシマヒラタの初齢と二齢幼虫画像は、トクノシマヒラタの初齢(写真の左)と二齢(写真の右)です。

卵から孵化した幼虫は、初齢(一齢)→二齢→終齢(三齢)と2回の脱皮を繰り返す度に頭部と体が見違えるように大きくなっていきます。
※産まれたばかりの数ミリの小さな幼虫をカブトムシの幼虫の様に大きく育てるのが大型個体作出の醍醐味かもしれません。

クワガタの幼虫の成長過程について>>>

トクノシマヒラタの産卵木です。こちらは、今回のトクノシマヒラタクワガタの産卵に使用した産卵木LLサイズです。
産卵木LLサイズは、柔らかめの物が多いのでヒラタクワガタやノコギリクワガタの爆産を狙う際にも最適です。

産卵木に産み付けられたトクノシマヒラタクワガタの卵画像は、産卵木の側面に産み付けられたトクノシマヒラタの卵です。
朽木を削った屑で綺麗に埋め戻されているのが分かります。

卵は、孵化が近づくにつれて丸みを帯びて膨らみます。

産卵木の表面から出て来た初齢幼虫産卵木の表面付近の浅い層で見つけた初齢幼虫です。

幼虫は、食い進んで出来た後方の空洞を木屑や糞で埋め戻しながら移動します。
なのでクワガタの幼虫がいる朽木には、必ず食痕(食べた痕)が残ります。

産卵木から出て来た複数の幼虫こちらも食痕と共に出て来た幼虫です。
木目に沿って綺麗な食痕が見えます。

マットを食べた幼虫と朽木を食べた幼虫画像の左の幼虫は産卵木(朽木)、右の幼虫はマットから出て来た初齢です。
幼虫は、透き通っているので腸内に入っている食べ物で体色が変化します。
※この場合は、朽木が肌色でマットが黒ですが別の色の物を食べた時点で色が変化します。

芯の付近から出て来た幼虫芯の付近にも複数の幼虫が食い込んでいました。

割りカスは、飼育ケースに戻して1ヶ月ほど保管します。クワガタの産卵セットの割り出しは、1回で全部の幼虫や卵を回収するのが不可能に近いです。

割りカス(割り出し後のマットと産卵木片)は、上記の画像の様に再び飼育容器に戻して約4週間から1ヵ月後に再びひっくり返して幼虫を回収されると良いです。
卵も一緒に埋め込んでおけば、生きていれば1ヵ月後に確実に羽化して育っています。
※卵は、個別に管理されるよりもこちらの方が安全です。

今回出て来たトクノシマヒラタクワガタの幼虫今回は、全部で23匹(マットから10匹、産卵木から13匹)の幼虫が出てきました。
※卵も20個前後確認したので全部で40匹以上になると思います。

割り出した幼虫は、一時管理用カップに無添加虫吉幼虫マットを固めずに入れてから蓋を閉めて保管して4から7日後に二齢になった物から菌糸ビン550ccに入れます。

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産卵セットを組む際は、必ず晴れた日の午前中に2時間ほど重しを乗せて加水後に水から出して夕方くらいまで日陰干しをされると産卵セットの容器内がベチャベチャになりにくいです。(11時くらいからのカラッとした時間帯には、水から上げた状態にしておくと確実です)

※兎に角、加水時間の長すぎには注意が必要です。(なお、虫吉店長の場合、加水時間は1時間半くらいです)

 

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