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オオクワガタ(図鑑)

国産オオクワガタ

オオクワガタ(日本産)

(Dorcus hopei binodulosus)

日本で最も人気のある国内最大級の大きさを誇るクワガタで、クワガタの王様です。
大きなもので8センチを超えます。
北海道から九州と対馬、佐渡島の日本全国の幅広い範囲に棲息しています。
自然界では、ほぼ絶滅状態にあり幻のクワガタとなっています。

ペットとして輸入されている外来種(外国産)のオオクワガタと区別するために愛好家から国産オオクワガタ】と呼ばれる。

太古の昔に元々、中国大陸や朝鮮半島に生息していたオオクワガタが地殻変動により現在の日本に取り残されて独自の進化を遂げているとされています。
※よって太平洋側の小笠原や南西諸島等の離島には生息していません)

オオクワガタのオスは、独特の太く内側に湾曲した大アゴと大きな一本の内歯(突起)が特徴で人気があります。
オオクワガタのメスは、背中の翅に筋が有りヒラタクワガタのメスとの区別も比較的簡単です。

東北ではブナ林、その他の地域ではクヌギの樹液に集まります。
地域により台場クヌギ(伐採されたクヌギが孫生えして太く幹が何本も分かれた巨大なクヌギの事)に集まる事で知られています。
数が少ない上に臆病で大木の高い場所を好み、樹液が出ている近くの樹洞(木の大きく深い裂け目や空洞)に隠れている事が多いので採集が難しいクワガタです。

オスは樹洞に居着き余り飛行しませんが、メスは飛行してオスの元に集まったり、産卵場所に向かいます。
走光性(光に集まる習性)が強いので街灯や自販機の周辺での発見例もあります。

他のクワガタが未だ活動していない初夏や冷夏の他、大雨や台風が去った直後の肌寒く他の昆虫が活性していない時間帯に姿を見せる事があります。

但し、マナーが悪い採集者による幼虫や新成虫の材割り採集(自然の朽木割り)で生息場所が無くなっており年々個体数が減少して絶滅が危惧されている昆虫です。
民家の敷地内のクヌギや朽木の中から難を逃れて細々と暮らしている成虫や幼虫の発見例が実際に存在します。


暑さ寒さに非常に強く、さらに寿命も非常に長く飼育し易いクワガタです。
カブトムシと違って数ヶ月で死んでしまう事も無く、羽化してから5年以上生きた報告例もあり、クワガタの中で最長の寿命を持ちます。

オオクワガタを紹介したブログ記事>>

オオクワガタの産卵方法>>

オオクワガタの幼虫飼育方法>>

ヒラタクワガタの仲間(図鑑)

当店が取り扱っているヒラタクワガタの仲間を図鑑(一覧)形式で紹介しています。


◆九州産ヒラタクワガタの一覧

国産(本土)ヒラタクワガタ
国産(本土)ヒラタ
ツシマヒラタクワガタ
ツシマヒラタクワガタ
サキシマヒラタ
サキシマヒラタクワガタ
スジブトヒラタクワガタ
スジブトヒラタクワガタ
アマミヒラタクワガタ
アマミヒラタクワガタ
タカラヒラタクワガタ
タカラヒラタクワガタ
チョウセンヒラタクワガタ
チョウセンヒラタクワガタ
ダイトウヒラタクワガタ
ダイトウヒラタクワガタ
トクノシマヒラタクワガタ
トクノシマヒラタクワガタ
オキノエラブヒラタクワガタ
オキノエラブヒラタ
オキナワヒラタクワガタ
オキナワヒラタクワガタ
イキヒラタクワガタ
イキヒラタクワガタ
ゴトウヒラタクワガタ
ゴトウヒラタクワガタ







国産(本土)ヒラタクワガタ

国産(本土)ヒラタクワガタ

国産(本土)ヒラタクワガタ(Dorcus titanus)

九州、四国、本州(北限は東北南部)に棲息する大型のクワガタです。
平べったい形が名前の由来です。
種類が多い離島産のヒラタと区別する為に愛好家からは本土ヒラタ、国産ヒラタと呼ばれています。

黒く平べったい形と太い大アゴの根元の大きな突起とその上の細かいノコギリ状の小突起が特徴の挟む力が非常に強いクワガタです。
キバ(大アゴ)の挟むパワーがクワガタの中で最強クラスに入ります。
大きなもので7センチを超えます。(オス75ミリ、メス43ミリの報告例があります。)

ヒラタクワガタのメスは、上翅の点刻列(スジ)が目立たずにツルツルとした感じで光沢が強いので同時期に発生するコクワガタと容易に見分ける事が可能です。

東北、北海道には生息していないので、寒さに弱いと思われがちですが実際は強い耐寒性を持っています。

北日本や北海道に棲息していない理由は寒さではなくて、インドネシア(または大陸→台湾)→沖縄→南西諸島と伊豆諸島→九州→四国と本州ルート。
もしくは朝鮮半島→九州→四国と本州ルートという2つのパターンのルートで九州経由で日本に辿り着いて、本州は関東から北に向かって分布拡大の最中であるという見方が正論の様です。

成虫は、特に5月〜梅雨明け迄の間にクヌギの樹液に集まります。
平べったい体型を利用して樹液に近い樹洞や樹皮の裂け目に器用に隠れます。標高が高い山地より平野部に生息する傾向があります。

オスのフェロモンにメスが集まってくる習性があるので、稀に大型の強いオスの元に5匹以上のメスが集まって一夫多妻制のコロニーを作る事があります。

メスとの住処(大きな樹洞)を奪い合う為、夜な夜なオス同士が激しく争う姿を見掛けます。
メスは交配後に産卵の為、オスの元を離れて行きます。

暑さ寒さに非常に強く、加えて寿命が長いので飼育し易いです。
カブトムシとは違い、羽化して3年以上生きた報告例もあり、オオクワガタやコクワガタと並び越冬して長生きするクワガタとして知られています。

また羽化して季節にもよりますが羽化して4ヶ月前後の早さで産卵可能になります。
丈夫で飼育しやすいクワガタなので、お子様と楽しみたい方にも最適です。

国産ヒラタクワガタを紹介したブログ記事>>

ヒラタクワガタの仲間の産卵方法>>

ヒラタクワガタの仲間の幼虫飼育方法>>

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ツシマヒラタクワガタ

対馬ヒラタクワガタ

ツシマヒラタクワガタ

(Dorcus titanus castanicolor)

長崎県対馬に棲息する日本最大級のヒラタクワガタです。
本土に棲息するヒラタクワガタとは別の種類で細く直線的な長いキバを持っています。
最大で8センチを超えます。
北朝鮮に近い日本海側のヒラタクワガタの亜種なので、寒さに非常に強く初心者でも飼育し易いクワガタです。
カブトムシと違って数ヶ月で死んでしまう事は無く、羽化してから約3年前後の長い寿命を持ちます。
力が強く気性が荒いので、交配(繁殖)時以外はオスメスを別々に飼育すると良いです。
丈夫で飼育しやすいので離島産ヒラタの入門編です。

ツシマヒラタクワガタを紹介したブログ記事>>

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サキシマヒラタクワガタ

サキシマヒラタクワガタ

サキシマヒラタクワガタ

(Dorcus (Serrognathus) titanus sakishimanus)

沖縄県、八重山諸島に棲息するに本最大級の超大型のヒラタクワガタです。
力強く鋭利なキバを持っていて、沖縄本島のヒラタと違い内歯(大アゴの一番大きな突起)が中央から上に向かっているのが特徴です。
最大で8センチを越えます。
カブトムシと違って羽化してから約3年前後の長い寿命を持ちます。
北海道のお客様から室内常温飼育で3年ほど長生きさせたというご報告も頂いておりますので、ある程度の耐寒性を備えていると思われます。
離島産ヒラタの王様的な存在で根強い人気のクワガタです。

サキシマヒラタクワガタを紹介したブログ記事>>

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スジブトヒラタクワガタ

スジブトヒラタクワガタ

スジブトヒラタクワガタ

(Dorcus metacostatus)

奄美大島、徳之島とその周辺の島々に棲息のみに生息する日本の固有種のヒラタクワガタです。
学名に「titanus」が付かない独立した種類でヒラタクワガタの亜種ではありません。

オス・メス共に羽根にはっきりとしたした縦方向のスジが有ることが名前の由来です。(オスは小型個体ほどスジが目立つ)
最大で7センチにせまります。

見掛よりも遥かに気性が荒く、指を近づけると反応して追い掛けて来る事も度々あります。
もちろん、飼育下でオスとメスを長期間一緒に飼育するとメスが殺されてしまう事が多いのでペアリングの際は、【オスのアゴ縛り】をお勧めします。
※ヒラタクワガタの仲間の共通注意事項。


カブトムシとの違いは羽化してから約3年前後の長い寿命を持つ事です。
この独特の外見から非常に人気があるクワガタです。

スジブトヒラタクワガタを紹介したブログ記事>>

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アマミヒラタクワガタ

アマミヒラタクワガタ

アマミヒラタクワガタ

(Dorcus titanus elegans)

奄美大島に棲息する大型のヒラタです。
日本の本土の物とは異なり、下方に湾曲した鋭利なキバと太さが特徴です。
メスの背中の羽根にはっきりとした点刻(筋)が有るのも最大の特徴です。
また本土のヒラタクワガタに比べて太くて丸みを帯びています。
最大で8センチを越えます。

カブトムシの様に羽化して数ヶ月で死んでしまう事も無く、約3年の長い寿命を持ちます。
迫力がある大型個体は、横幅とアゴの太さが出て独特の重量感があります。
極太系ヒラタは、非常に人気があります。

アマミヒラタクワガタを紹介したブログ記事>>

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タカラヒラタクワガタ

タカラヒラタ

タカラヒラタクワガタ

(Dorcus titanus takaraensis)

鹿児島県沖のトカラ列島の宝島と小宝島に棲息するヒラタクワガタです。
日本の本土の物とは異なり、独特の丸みを帯びた形が特徴の太いヒラタクワガタです。
また、内歯(大アゴに有る大きな突起)がアゴの付け根近くに下がって、大アゴ自体も丸みを帯びて太いのも特徴です。他のヒラタクワガタよりも飛行性が高い傾向があります。
最大で7.5センチを越えます。

カブトムシとは違い、羽化してから約3年の長い寿命を持ちます。
横に太いのでサイズが出にくいヒラタクワガタですが70ミリを越える個体は、日本一の極太ヒラタの名に相応しくド迫力です。

タカラヒラタクワガタを紹介したブログ記事>>

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チョウセンヒラタクワガタ

チョウセンヒラタクワガタ

チョウセンヒラタクワガタ

(Dorcus consentaneus)

中国から朝鮮半島周辺と日本では対馬だけに棲息するクワガタです。
同じ対馬に棲息する大型のツシマヒラタとは別亜種で大きさや形も異なり、上手く住み分けをしています。
平地や海岸線の低標高の地面に近い場所を好み歩行性が高いクワガタです。
学名が『titanus』では無いので他のヒラタクワガタの亜種と異なり固有の種類に近い。
外に向かって弧を描くような形状の鋭い大アゴが特徴の小型で少し珍しいヒラタクワガタです。
最大で5.5センチ前後の大きさです。
寒さに非常に強く飼育し易いクワガタです。

カブトムシと異なり数ヶ月で死んでしまう事も無く、羽化してから約2年の長い寿命を持ちます。
小型で可愛いヒラタクワガタですので、コクワガタと同様にお手軽飼育に最適です。

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ダイトウヒラタクワガタ

ダイトウヒラタクワガタ

ダイトウヒラタクワガタ

(Dorcus titanus daitoensis)

沖縄県の大東諸島に棲息する小型で赤みを帯びたヒラタクワガタです。
日本のヒラタクワガタの亜種の中で最も古い進化のルーツを辿ると言われています。
最大で5.5センチを越える大きさになります。
室内での飼育で低温越冬も可能です。

小型ですが羽化してから約3年の長い寿命を持ちます。
綺麗な色と小型でお手軽飼育が楽しめる事から人気のヒラタクワガタです。

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トクノシマヒラタクワガタ

トクノシマヒラタクワガタ

トクノシマヒラタクワガタ

(Dorcus tinanus tokunoshimaensis)

徳之島に棲息する大型のヒラタです。
アマミヒラタ同様、下方に湾曲した鋭利なキバと太さが特徴です。
オスは、アマミヒラタよりもアゴが太くカッチリとした個体が多い。
メスの後翅の点刻(筋)がアマミヒラタほど目立たない。
また本土のヒラタクワガタに比べて太くて丸みを帯びています。
自然界では7.8センチ(飼育個体で7.9センチ)の報告例があります。

カブトムシの様に羽化して数ヶ月で死んでしまう事も無く、約3年の長い寿命を持ちます。
迫力がある大型個体は人気があります。

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オキノエラブヒラタクワガタ

オキノエラブヒラタクワガタ

オキノエラブヒラタクワガタ

(Dorcus titanus okinoerabuensis)

鹿児島県沖永良部島に棲息するガッチリとしたアゴを持つカッコいいヒラタクワガタです。
アマミヒラタやサキシマヒラタ等その他の南西諸島のクワガタに比べると大きさは小振りですがアゴの裏に金色の毛が生えた変わった特徴を持ちます。
自然界では大型個体が少なく最大で65ミリ程だが飼育繁殖では70ミリの報告例がある。

カブトムシの様に羽化して数ヶ月で死んでしまう事も無く、約3年の長い寿命を持ちます。
迫力がある大型個体は人気があります。

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オキナワヒラタクワガタ

オキナワヒラタクワガタ

オキナワヒラタクワガタ

(Dorcus titanus okinawanus)

沖縄本島と近隣の島々に生息するガッチリとした体型と太くカッコいいアゴを持つヒラタクワガタです。
本土ヒラタクワガタやサキシマヒラタクワガタとは別亜種で大きさやアゴの形状も異なります。
オキナワでも離島の与那国、西表、石垣などに生息するサキシマヒラタよりも小型でアゴの内歯が下がり太く堂々とした感じに見える。
南西諸島のヒラタクワガタの亜種の中では若干大きさは小振りで大型の物でも70ミリを超える程度(但し65ミリ以上の大きさになると独特の太さと迫力がある)

カブトムシの様に羽化して数ヶ月で死んでしまう事も無く、約3年の長い寿命を持ちます。
迫力がある大型個体は人気があります。

オキナワヒラタクワガタを紹介したブログ記事>>

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イキヒラタクワガタ

イキヒラタクワガタ

イキヒラタクワガタ

( Dorcus titanus tatsutai)

長崎県北方の玄界灘の離島の壱岐に生息する大型のヒラタクワガタの亜種。
以前は、対馬、壱岐、五島列島(長崎県西方沖)のヒラタクワガタを一括してツシマヒラタとして亜種区別されていなかったが近年、それぞれ3つの亜種として分類される様になった。
アゴの形状は、ツシマヒラタと同様に直線的で長い。(ツシマヒラタよりもアゴが若干湾曲して太い個体が多い感じもする)
因みにヒラタクワガタの亜種は南に下がるにつれてボディが少しずつ太くなる傾向がある。

飼育自体は寒さに最も強いヒラタクワガタの分類になるので本土の気候でも簡単に越冬させて複数年飼育が可能。
飼育下では80ミリを超えた例もある。

カブトムシの様に羽化して数ヶ月で死んでしまう事も無く、約3年の長い寿命を持ちます。
迫力がある大型個体は人気があります。

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ゴトウヒラタクワガタ

ゴトウヒラタクワガタ

ゴトウヒラタクワガタ

(Dorcus titanus karasuyamai Baba,1999)

長崎県西方沖の五島列島に生息する大型のヒラタクワガタの亜種。
以前は、対馬、壱岐、五島列島(長崎県西方沖)のヒラタクワガタを一括してツシマヒラタとされていたが近年、ツシマヒラタ、イキヒラタ、ゴトウヒラタと3つの亜種に分けて整理された。
アゴの形状は、ツシマヒラタより若干短いが直線的で長い物、本土ヒラタとの中間的な感じの物など同血統でも個体差が大きい。
ボディはツシマヒラタやイキヒラタよりも太い個体が多い。

本土のヒラタクワガタ同様に寒さに非常に強く室内無加温飼育で越冬、複数年飼育も可能。
対馬や壱岐のヒラタクワガタよりも横幅が少し太いので80ミリは厳しいが飼育で78から79ミリの記録がある。
75ミリに迫る大型個体は巨大な本土ヒラタの様でカッコいい。

カブトムシの様に羽化して数ヶ月で死んでしまう事も無く、約3年の長い寿命を持ちます。
迫力がある大型個体は人気があります。

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ノコギリクワガタの仲間(図鑑)

当店が取り扱っているノコギリクワガタの仲間を図鑑(一覧)形式で紹介しています。


◆九州産ノコギリクワガタの一覧

ノコギリクワガタ
ノコギリクワガタ
アマミノコギリクワガタ
アマミノコギリ
トカラノコギリクワガタ
トカラノコギリ
トクノシマノコギリクワガタ
トクノシマノコギリ
クロシマノコギリクワガタ
クロシマノコギリ
ヤエヤマノコギリクワガタ
ヤエヤマノコギリ
クメジマノコギリクワガタ
クメジマノコギリ
オキナワノコギリクワガタ
オキナワノコギリ







ノコギリクワガタ

ノコギリクワガタ

ノコギリクワガタ

(Prosopocoilus inclinatus)

北海道〜九州迄の日本全土に棲息する大型のクワガタです。
※但し、沖縄や南西諸島などの太平洋側の離島のノコギリクワガタは別亜種。

大きなもので7センチを超えます。 (オス75ミリ、メス40ミリを超える個体の報告例もあります)
離島産の亜種と区別する為に「国産ノコギリクワガタ」「本土ノコギリ」と呼ばれることがある。

オスは大きさにより、大アゴ(キバ)の形が異なる事で知られているクワガタです。
大型のオスの大アゴは、写真の様に外に張り出して大きく湾曲する事から「水牛(大歯型の事)」と呼ばれて人気があります。
但し小型個体は、湾曲が無く真っすぐな大アゴにノコギリ状の小さな突起が沢山あります。(ノコギリクワガタの名前の由来です)
※大きさによって小歯、中歯、大歯(水牛)の3タイプのアゴの形状が顕著に現れます。

カブトムシ同様に赤褐色と黒褐色の2パターンの色が存在しています。
理由として主な活動時間が日没間際〜夜明け迄なので、外敵の鳥(特にカラス)に襲われない様に進化の過程でこの色になっている物と考えられます。
因みに日本のクワガタが黒いのは外敵の鳥等の野生動物から見付からない為に夜に活動するからです。(保護色)
よって、カブトムシやノコギリクワガタは夕焼けと朝焼けの色も存在しています。

梅雨入り〜梅雨明けまでのカブトムシが余り居ない時期に発生のピークを迎えます。
主にクヌギやコナラ、ヤナギ、ハンノキ、ニレの樹上の高い位置の樹液に集まる習性が有ります。

ノコギリクワガタのメスは、赤から黒褐色の個体が多く丸みを帯びた体型をしています。
ヒラタに比べると光沢が鈍いので区別がつきやすい。

飛行する事が多く光や振動等の刺激を受けて、木から落ちる時に飛んで逃げてしまう事も多いので採集には注意が必要です。
暗い時間帯は、柄の長い虫取り網が必要ですが明るい時間帯は、飛行性が少し落ちるので木を蹴っ飛ばして揺らして落ちたところを捕まえるという方法が効果的です。

クワガタの中で最も喧嘩が大好きで、大きなカブトムシや大型のクワガタのオスにも果敢に戦闘を挑んでいきます。
大アゴで挟んで投げ飛ばしたり、木から突き落としたりと激しく戦います。
挟む力は意外に強く、相手のアゴをへし折ったり、カブトムシに大きな穴を開けて致命傷を与える事も有ります。


大きく湾曲したキバと攻撃的な性格、荒々しい動きで子供から大人まで人気があるクワガタです。
樹の上でキバとキバをガチガチと激しくぶつけ合い戦う姿は、まさに闘牛です。
6センチを超える辺りから水牛の様な風貌となります。

自然界では夏〜秋に羽化してそのまま越冬して翌年の夏に活動する「初夏型(一次発生型)」、初夏に羽化して越冬せずに梅雨明け後に活動を開始する「晩夏型(二次発生型/早期活動型)」の2つの発生パターンの存在が知られる。
共に自然界では、秋になると広葉樹が落葉の為に樹液を出さなくなるので生きて行く事ができなくなってしまいますが飼育下では、二次発生(早期活動型)のみ年内に活動しても越年して翌年まで生きてくれる事があります。

どちらの活動パターンでも羽化してから1年前後の長い寿命を持つ事になります。
従って繁殖品は羽化後1年ほどの長い寿命ですが、自然界(天然個体)ではカブトムシ同様に夏が終わる頃には死んでしまう傾向が強いです。(活動後、3ヶ月前後の寿命だと言われていますが温度やエサなどの飼育環境によっては、それ以上生きてくれることもあります。)

ノコギリクワガタのブログ記事>>

ノコギリクワガタの産卵方法>>

ノコギリクワガタの幼虫飼育方法>>

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アマミノコギリクワガタ

アマミノコギリクワガタ

アマミノコギリクワガタ

(Prosopocoilus dissimilis)

奄美大島に棲息する日本最大のノコギリクワガタです。
本土のノコギリクワガタとは別種でリュウキュウノコギリの仲間になります。【リュウキュウノコギリの原名亜種】
リュウキュウノコギリの仲間は、分布が北に位置するほどアゴが湾曲する水牛タイプになり、奄美大島の種はアゴが極太で湾曲が大きいので人気のクワガタです。

大きなもので8センチを超えます。(飼育下、自然下共に81ミリが最大サイズ)
国内のノコギリクワガタの最大種になります。
太く湾曲した大アゴと漆黒のボディが特徴のクワガタです。
※リュウキュウノコギリ特有の頭循(口の出っ張り)が二股になる特徴も顕著に現れる。
特に大型個体は、アゴが太く、内歯(アゴの内側の突起)が発達して大きく湾曲するので、まさに激太激湾曲の『漆黒の奄美の大水牛』です。

自然界では夏〜秋に羽化してそのまま越冬して翌年の夏に活動する事から、羽化してから1年前後の長い寿命を持つ事になります。
従って繁殖品は羽化後1年ほどの長い寿命ですが、自然界ではカブトムシ同様に夏が終わる頃には死んでしまう傾向が強いです。(但し、本土のノコギリクワガタよりも若干寿命が長い様で飼育次第では秋以降も楽しませてくれます。)

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トカラノコギリクワガタ

トカラノコギリクワガタ

トカラノコギリクワガタ

(Prosopocoilus dissimilis elegans)

鹿児島県トカラ列島に棲息する日本一綺麗なノコギリクワガタです。
本土のノコギリとは別種でリュウキュウノコギリの仲間になります。
この種類がリュウキュウノコギリの最北端になります。
大きなもので7.5センチを超えます。

大きく湾曲したキバと鮮やかなオレンジ色が特徴のクワガタです。
※リュウキュウノコギリ特有の頭循(口の出っ張り)が二股になる特徴も顕著に現れる。
大型個体は特に魅力的で力強さと美しさの両方を兼ね備えた「火山列島トカラの灼熱の大水牛」です。
現在は採集禁止となり飼育品しか存在しない希少種。

自然界では夏〜秋に羽化してそのまま越冬して翌年の夏に活動する事から、羽化してから1年前後の長い寿命を持つ事になります。
従って繁殖品は羽化後1年ほどの長い寿命ですが、自然界はカブトムシ同様に夏が終わる頃には死んでしまう傾向が強いです。

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トクノシマノコギリクワガタ

トクノシマノコギリクワガタ

トクノシマノコギリクワガタ

(Prosopocoilus dissimilis makinoi )

鹿児島県徳之島に棲息する大型のノコギリクワガタです。
本土のノコギリとは別種でリュウキュウノコギリの仲間になります。
外見は、奄美大島に棲息するアマミノコギリの同亜種の近縁種だが、大きさは少し小振りでオスメス共に赤褐色の綺麗な色の個体が確率で発生する事に加え、メスの後翅の点刻(スジ)も薄い。
※リュウキュウノコギリの仲間は、南に行くほど小型化して湾曲も少なくなる傾向があり、徳之島の種は7センチを超えて水牛になるノコギリの最南端とも言える。
大きなもので7.5センチになります。

太く大きく湾曲した大アゴと鈍いツヤがある黒いボディが特徴のノコギリクワガタです。
※リュウキュウノコギリ特有の頭循(口の出っ張り)が二股になる特徴も顕著に現れる。
また、本土のノコギリクワガタ同様に赤褐色の個体も存在しておりトカラノコギリに勝るとも劣らない美しさが有る。

自然界では夏〜秋に羽化してそのまま越冬して翌年の夏に活動する事から、羽化してから1年前後の長い寿命を持つ事になります。
従って繁殖品は羽化後1年ほどの長い寿命ですが、自然界(天然個体)ではカブトムシ同様に夏が終わる頃には死んでしまう傾向が強いです。

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クロシマノコギリクワガタ

クロシマノコギリクワガタ

クロシマノコギリクワガタ

(Prosopocoilus Inclinatus Kuroshimaensis)

鹿児島県鹿児島郡三島村黒島に生息する大きく湾曲した太いアゴを持つワインレッドのノコギリクワガタ。
勿論、綺麗な色は個体差ではなく完全遺伝。

本土のノコギリクワガタとは別種でリュウキュウノコギリに近い太さがある。
日本に生息するノコギリクワガタの中で最もアゴが湾曲する種類。
自然下では69ミリが最大だが既に条例により採集禁止になっている為に更新は無い。飼育下では70ミリを超える事が有る。
実は三島村にも硫黄島という火山の島があり、そこに生息するミシマイオウノコギリは、アゴの湾曲が少なく大型になりにくい。

この種類は、他のノコギリクワガタよりも気性が荒く、早期活動(羽化して1から3ヶ月以内の活動)を起こしやすい。
直ぐに産卵可能になるのは、嬉しい事ですがペアリングに注意しなければメスが何匹いても足りなくなる事と長期飼育の際は、低温で管理する必要がある。

自然界では夏〜秋に羽化してそのまま越冬して翌年の夏に活動する事から、羽化してから1年前後の長い寿命を持つ事になる。
従って繁殖品は羽化後1年ほどの長い寿命ですが、自然界(天然個体)ではカブトムシ同様に夏が終わる頃には死んでしまう傾向が強いです。
※三島地方に棲息するノコギリクワガタは、飼育下では羽化後直ぐに活動開始(早期活動)をする傾向が高く羽化したその年の夏に産卵が可能になる事も多い。

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ヤエヤマノコギリクワガタ

ヤエヤマノコギリクワガタ

ヤエヤマノコギリクワガタ

(Prosopocoilus pseudodissimilis)

八重山諸島(石垣島、西表島)に生息するノコギリクワガタの亜種。
ヤエヤマノコギリは、リュウキュウノコギリの仲間の亜種(オキナワ、アマミ、トクノシマ、トカラ、オキノエラブ、クメジマノコギリ)特有の頭循(口の先の部分)が二股に分かれているという特徴が全く無く、何故か本土のノコギリクワガタの様に先端が分かれずに丸みを帯びている。
理由として、沖縄よりも近い場所にある台湾のノコギリクワガタの近縁種で沖縄と台湾の中間の島で独自の進化と遂げたとされている。

大きさもオスで60ミリを超えるのがやっとで、多くは45から50ミリ程度。(飼育下でも大きくなりにくい)
固有種に近い存在の生物につき、現在では一部の島で採集禁止となっている。
自然下では、本土のノコギリクワガタ同様に6月から8月頃に発生のピークを迎える。
飼育下では、20℃以上の気温だと早期活動(羽化して1から3ヶ月後で活動開始)を起こしやすいので長期飼育の際は温度管理が必要。

自然界では夏〜秋に羽化してそのまま越冬して翌年の夏に活動する事から、羽化してから1年前後の長い寿命を持つ事になります。※活動後は3ヶ月前後。
従って繁殖品は羽化後1年ほどの長い寿命ですが、自然界(天然個体)ではカブトムシ同様に夏が終わる頃には死んでしまう傾向が強いです。

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クメジマノコギリクワガタ

クメジマノコギリクワガタ

クメジマノコギリクワガタ

(Prosopocoilus dissimilis kumejimaensis)

沖縄本島の西に位置する久米島に生息するリュウキュウノコギリクワガタの仲間。
オキナワノコギリに比べてアゴが太く少し湾曲した感じの個体が多い。
60ミリを超える個体は、アゴだけで無く内歯の突起も太く独特の迫力が有ります。
また、沖縄と久米島のノコギリクワガタは、光沢が強く黒から赤褐色の体色の個体が存在しており、非常に綺麗です。

勿論、リュウキュウノコギリの仲間の特徴の一つでもある頭楯(頭部の先端の口の部分)が角張って二股に分かれる点も顕著に現れる。

大きさは最大で65ミリの飼育報告が存在します。※自然界では64ミリの採集例が複数存在する。
但し、自然界では40ミリ台が多く、55ミリを超える個体が極端に少なくなる。

自然界では、日本本土と同様に6月頃から発生が始まり梅雨明け後の7月中旬頃にピークを迎える。
但し、沖縄方面は、この頃から台風の接近が多くなるので採集時期が限られてしまうという欠点がある。

自然界では夏〜秋に羽化してそのまま越冬して翌年の夏に活動する事から、羽化してから1年前後の長い寿命を持つ事になります。
従って繁殖品は羽化後1年ほどの長い寿命ですが、自然界(天然個体)ではカブトムシ同様に夏が終わる頃には死んでしまう傾向が強いです。

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オキナワノコギリクワガタ

オキナワノコギリクワガタ

オキナワノコギリクワガタ

(Prosopocoilis dissimilis okinawanus)

沖縄本島に生息するリュウキュウノコギリクワガタの仲間。
※名前にオキナワが付きますがリュウキュウノコギリの原名亜種ではない。(原名亜種は、アマミノコギリ)

オス、メス共に光沢が強く綺麗な個体が多い。
体色は赤〜黒褐色で上翅の点刻が目立たない。
オスのアゴは、やや直線的で長く、湾曲が少ない。

60ミリを超える個体は、内歯(アゴの内側の突起)の第一歯と第二歯が離れて発達する傾向があり独特の迫力が有ります。
また、沖縄と久米島のノコギリクワガタの違いは、クメジマノコギリのアゴの方が太短く上から見ると弧を描く様に湾曲している点です。
オキナワノコギリの方がアゴが直線的でスリムな感じです。

勿論、リュウキュウノコギリの仲間の特徴の一つでもある頭楯(頭部の先端の口の部分)が角張って二股に分かれる点も顕著に現れる。

大きさは最大で70ミリの飼育報告が存在します。
但し、自然界では60ミリを超える大型個体が極端に少なくなる。

自然界では、日本本土と同様に6月頃から発生が始まり梅雨明け後の7月中旬頃にピークを迎える。
但し、沖縄方面は、この頃から台風の接近が多くなるので採集時期が限られてしまうという欠点がある。

自然界では夏〜秋に羽化してそのまま越冬して翌年の夏に活動する事から、羽化してから1年前後の長い寿命を持つ事になります。
従って繁殖品は羽化後1年ほどの長い寿命ですが、自然界(天然個体)ではカブトムシ同様に夏が終わる頃には死んでしまう傾向が強いです。

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コクワガタの仲間(図鑑)

当店が取り扱っているコクワガタの仲間を図鑑(一覧)形式で紹介しています。


九州産コクワガタの一覧
国産コクワガタ
国産コクワガタ
トクノシマコクワ
トクノシマコクワ
アマミコクワ
アマミコクワ
ヤクシマコクワ
ヤクシマコクワ
トカラコクワ
トカラコクワ





国産コクワガタ

国産コクワガタ

国産コクワガタ

(Dorcus rectus)

北海道〜九州の日本全土に棲息する小型のクワガタです。
沖縄、南西諸島などに生息するコクワガタは別亜種。
離島産のコクワガタと区別する為に【国産コクワガタ(本土コクワ)】と呼ばれる。

名前はコクワガタですが立派な大人です。
文字通り小さなクワガタという意味ですが大きなもので5センチを超えます。
※飼育下でオスで55ミリ、メスで34ミリのヒラタクワガタ並みの大型個体の羽化報告があり、決して小さなクワガタではありません。

コクワガタの性格は、とても大人しくお子様でも飼育が簡単なクワガタとして人気があります。
平たい体型で大アゴのやや上部に小さな突起がありますが、小型個体は完全に消失します。
コクワガタのメスはツヤがなく羽のスジが多い事と、直線的な腕の形が特徴でよく似た他のクワガタと区別する事も容易です。

成虫は、クヌギ、ヤナギ、クリ、コナラ、カシ、ニレ、アカメガシワ等の樹液に集まります。
樹洞に隠れる事が多いですが、チョコチョコと木を歩き回る事が多いので簡単に見付ける事が出来ます。
勿論、夜行性なので夕方〜早朝に樹液が出ている木を見て回るのが採集のコツです。


非常におとなしくあまり喧嘩もしませんので、お手軽に楽しめます。
オオクワガタやヒラタクワガタ同様に暑さ寒さに非常に強く、さらに寿命が長いので飼育し易いです。
カブトムシと違って数ヶ月で死んでしまう事は無く、羽化してから約3年(お客様から5年飼育の報告あり)の非常に長い寿命を持ちます。
また小さなお子様にも飼育しやすく初めてのクワガタ飼育にオススメです。

国産コクワガタのブログ記事>>

コクワガタの産卵方法>>

コクワガタの幼虫飼育方法>>

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トクノシマコクワ

トクノシマコクワガタ

トクノシマコクワガタ

(Dorcus amamianus kubotai)

南西諸島奄美群島の徳之島に棲息するアマミコクワガタ(リュウキュウコクワガタ)の亜種です。
この種類のコクワガタは生息域が限られておりアマミ、トクノシマ、ヤエヤマ、リュウキュウの4亜種しか確認されていません。
大きなもので3.5から4センチほどになります。

キバ(アゴ)が短く上に向かって反り上がる様に湾曲しているのが特徴です。
コクワガタなので非常におとなしく喧嘩もしませんので、お手軽に楽しめます。
寒さに比較的強くさらに寿命が長いので飼育し易いです。

カブトムシと違って数ヶ月で死んでしまう事も無く、羽化してから約2から3年の非常に長い寿命を持ちます。
九州独特の変わったクワガタを飼育したい方にオススメです。

トクノシマコクワガタのブログ記事>>

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アマミコクワ

アマミコクワガタ

アマミコクワガタ

(Dorcus amamianus)

八重山、沖縄、徳之島、奄美大島に生息するリュウキュウコクワの仲間。
※本土に生息するコクワガタとは、全く異なる別の亜種とされる。
実は、リュウキュウコクワの亜種と思われがちだがアマミコクワガタが原名亜種(基となる種)である。

勿論、奄美大島がこの種類の分布域の最北端になる。
大きなもので3.5から4センチほどになります。
離島産のコクワガタも本土のコクワガタと同様に6から8月(梅雨入り以降から夏)に掛けて発生のピークを迎える。

アゴの中央付近に一対の内歯(アゴの突起)があり、キバ(アゴ)が短く上に向かって反り上がる様に湾曲しているのが特徴です。
奄美のクワガタは、メスの上翅(はね)に点刻列(スジ)が顕著に現れる種類が多く、このクワガタも例外無く沖縄や徳之島の亜種と比べてスジがハッキリしている傾向がある。

コクワガタなので非常におとなしく喧嘩もしませんので、お手軽に楽しめます。
寒さに比較的強くさらに寿命が長いので飼育し易いです。

カブトムシと違って数ヶ月で死んでしまう事も無く、羽化してから約2から3年の非常に長い寿命を持ちます。
九州独特の変わったクワガタを飼育したい方にオススメです。

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ヤクシマコクワ

ヤクシマコクワ

ヤクシマコクワガタ

(Dorcus rectus yakushimaensis)

大隅諸島の屋久島に棲息するコクワガタの亜種です。
大きなもので5センチほどになります。
日本には、リュウキュウコクワと本土のコクワガタの二種が存在しますが、こちらは本土のコクワガタの亜種になります。
鹿児島県南方の大隅諸島や薩南諸島に棲息するコクワガタは色が赤〜紅色の綺麗な物が多く屋久島のコクワガタも例外ではありません。
この種類は近隣の島の同系統(本土コクワのタイプ)よりも光沢が無くツヤ消しの個体が多い。
また、太くてガッチリした個体の出現率も高い様に思える。
三島村、十島村(トカラ列島)の全面採取禁止と異なり屋久島は、世界遺産保護区域を除き採集が可能な場所もあり天然採集品も稀に流通する。
非常におとなしく喧嘩もしませんので、お手軽に楽しめます。
寒さに強く、さらに寿命が長いので飼育し易いです。
カブトムシと異なり数ヶ月で死んでしまう事も無く、羽化してから約3年の非常に長い寿命を持ちます。
九州の神秘的なクワガタを飼育したい方にオススメです!

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トカラコクワ

トカラコクワ

トカラコクワガタ

(Dorcus rectus kobayashii )

トカラ列島に生息するコクワガタの亜種です。
本土のコクワガタ亜種でこの種類が最南端の分布になる。
トカラ列島を含む十島村は、条例で全ての動植物の採取が禁止(規制)されており現在は採集品の流通は無いと言って良い。

この種類は、体全体の光沢が強くツルツルとした感じの個体が多い。
また、アゴは全体的にシャープ(細長く直線的)で先端付近が急カーブを描いて内側に湾曲する傾向が強い。
※細く尖った内歯(アゴの内側の大きな突起)は、本土のコクワと比べて若干鋭く上を向く傾向がある。


この種類は、飼育下では結構大型化する傾向があり、オスは50ミリ、メスは30ミリを大きく超える。

同居飼育も可能だがこの種類は何故か他の種類のコクワガタと異なり、オスの気性が少し荒いのでペアリング(交配時や産卵時)以外は、個別に単独飼育をお勧めします。
※産卵中は、10日を超える長期の同居はお勧めしません。(オスのアゴ縛りをお勧めします。)


寒さに強く、さらに寿命が長いので飼育し易いです。
カブトムシと異なり数ヶ月で死んでしまう事も無く、羽化してから約3年の非常に長い寿命を持ちます。
九州の神秘的なクワガタを飼育したい方にオススメです!

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ミヤマクワガタ(図鑑)

ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタ

(Lucanus maculifemoratus)

南西諸島と一部の離島を除く北海道〜九州の日本全土に棲息する大型のクワガタです。
伊豆諸島と奄美大島に棲息している種類は別亜種。
外来種や離島産の亜種と区別する為に愛好家から「本土ミヤマクワガタ」「国産ミヤマクワガタ」と呼ばれることが多い。

オスの頭部には、王冠状(耳状)の突起が有り体に金色の細かい毛が生えている特徴的なクワガタです。
大型個体になればなるほど頭部の冠が発達して迫力が出る傾向がある。

「深山(みやま)」という名前の通り標高が高い山奥に棲息しています。その為に高温に弱いので飼育には注意が必要です。

大きな物でオスが78ミリ以上、メスが45ミリ以上の報告例があります。

寒冷地や標高が高い地域、温暖な地域などの育った環境で頭部やアゴの形状が異なる事で人気があるクワガタです。
エゾ型(北海道型)、サト型(富士型)、ヤマ型(基本型)の3つの名称が有るが、どの地域でも全ての型が発見されており、気温や育った環境によって形が変わるだけで亜種や遺伝では無いという報告も有ります。 ※北海道の個体を自家繁殖させたら、全て別の型になったという報告例もあります。

メスは、アゴが横広く大腿(脚の付け根)にオレンジの斑紋があるので比較的識別が簡単です。
ミヤマクワガタのメスの解説>>>

地球温暖化に伴い小型化する恐れが有る為、環境指標の観点で注目されるクワガタです。
背中に生えた金色の毛は湿度を帯びると黒くなり、昼間など乾燥すると金色になり保護色になります。
よってミヤマクワガタは、熱を吸収しにくいだけでは無く、野生動物や鳥などの外敵に見付かりにくいので昼夜を問わず一日中活動出来ます。

成虫はクヌギ、コナラ、ブナ等の樹液に集まる。
幼虫は、土中に埋まって腐葉土化した朽ち木に生息し成虫までに長い物で2〜3年以上掛かる事も有ります。(木の枝が山積した場所近くの砂状の土壌から出てきた事も有ります)

近年は、温暖化の影響で生息域や活動出来る期間(季節)が狭まってしまう事が懸念されている種類です。


野性味を帯びたキバと金色の体毛はまさに「金獅子」です。
日本のクワガタでオオクワガタの次に人気のあるクワガタです。

カブトムシ同様に夏だけの寿命と思われやすいクワガタですが、実は夏〜秋に羽化すると、そのまま蛹室内で越冬し翌年の初夏から活動を開始している事から自然界では羽化後1年前後も生きている事になります。
天然個体の寿命は数ヶ月ですが、温度(20℃前後)とエサに注意して飼育すれば、年明けまで生きた実際の事例やお客様からのご報告も有ります。
同様に、繁殖個体も1年以上生きさせる事も可能です。

ミヤマクワガタの繁殖方法
※産卵マットに市販の園芸用黒土を半々の割り合いで混ぜると産卵効率が上がります。是非お試しください。

アカアシクワガタ(図鑑)

アカアシクワガタ

■アカアシクワガタ(Dorcus rubrofemoratus)

北海道、本州、四国、九州、対馬や佐渡などの離島の標高が高く自然が豊かな山岳地帯に棲息する小型のクワガタです。
コクワガタよりも少しだけ大きく光沢があります。

オス、メス共に裏返しにすると腿節(大腿部分)が赤褐色になっているのが名前の由来。
オスの大アゴは、やや直線的(緩やかな曲線)で先端に内歯の2から3対の鋭い突起を有する。
※小型になると内歯は、発達せずにハッキリしない。

オスは22から58ミリ(飼育下では59ミリ)、メス23から38ミリの報告例があります。
大きなメスは、ヒラタクワガタ並みの大きさになる。
アカアシクワガタのメスの解説>>>

やや標高が高い約300メートル前後の雑木林から標高1000メートル以上のブナ林に多く生息している。
低地ではクヌギやニレ、ヤナギ、ハンノキ等にも集まる。
他のクワガタよりも気温が低い環境を好む為、寒さに非常に強い反面、少し高温に弱い。


大人しい部類のクワガタですので、お手軽に楽しめます。
寒さに非常に強く、さらに飼育品の場合は寿命が長いので飼育し易いです。
カブトムシと違って数ヶ月で死んでしまう事は無く、羽化してから2年以上の長い寿命を持ちます。
因みに九州には限られた地域にしか生息していません。

アマミシカクワガタ(図鑑)

アマミシカクワガタ

■アマミシカクワガタ(Rhaetulus recticrnis)


日本に唯一、奄美大島と徳之島だけに生息する小型のシカクワガタです。
大型個体は、アゴがより下方に湾曲してシカの角の様な雰囲気が有る。
大きなもので4.7センチ(メスは3センチ)程度の大きさです。
見掛けはコクワガタの様に可愛いのに対し、実際は気性が非常に荒く交配時以外はオスメス別々の飼育が必要。
一緒に飼育するとメスが穴だらけになって殺されてしまう事が多いです。

飼育下ではマットと産卵木の両方に産卵するが、発酵した産卵マットと少し発酵が浅いマット(オオクワガタマットなど)の二層詰めをして産卵木を1/2〜2/3ほど埋め込むのが有効的です。
カブトムシと違って数ヶ月で死んでしまう事は無く、羽化してから約1年の長い寿命を持ちます。

ヤマトサビクワガタ(図鑑)

ヤマトサビクワガタ

<■ヤマトサビクワガタ(Dorcus japonicus)

鹿児島県徳之島にのみ生息する日本固有の小さなクワガタ。
元々は黒褐色の体色ですが体に生えている微毛に泥や土が付着してサビ茶色になる。(名前の由来)
体に泥を付着させる事により外敵に見付かり難くしていると思われる。
飛行性もあるが地上徘徊性の方が高い。
大きさは14〜25ミリ前後で、大きなものでもオスメス共に20ミリを超える程度の大きさです。

オスメス共に動きが少なく、飼育下ではマットに潜ったままで殆どエサを食べない事が多い。(たまに食べるのでゼリースプリッターで昆虫ゼリーを半分に切って与えると良い)
大人しいのでオスメス一緒の飼育も可能。繁殖方法(産卵セット)はヒラタと同じ。

カブトムシと違って数ヶ月で死んでしまう事は無く、飼育下では羽化してから約2〜3年の長い寿命を持ちます。
加えて寒さに強いので室内での常温飼育も可能。

カブトムシ(図鑑)

カブトムシ

学名:Japanese rhinoceros beetle
分布・・・本州、四国、九州(北海道の物は人為的に持込まれた物)
※沖縄のカブトムシは別亜種

昔から「昆虫の王様」と呼ばれ夏休みの子ども達に大人気の昆虫です。
大型のオスの頭部には、カモシカの様な立派な大きな角があり、胸部にも二股に分かれた突起がある。但し小型のカブトムシには頭部胸部共に小さな突起しかありません。
色は、赤褐色〜黒褐色の二系統が存在していますが寿命や強さには影響がなく、ただ単に日没後〜早朝までの活動時間に外敵の鳥等に見付からない為の最適な色彩パターンです。
大きな物でオスが87ミリ(お尻から角の先迄の大きさ)、メスが50ミリを越える報告例があります。
日本の里山に住む最も大きく、最も強い甲虫です。
クヌギ、コナラ、ミズナラ、カシ、クリ、地域によってはアカメガシワ、イチョウ、ヤナギ、シマトリネコ等の樹液にも集まる。
オスは頭部の大きな角で相手の足元をすくい上げ、テコの原理で持ち上げて投げ飛ばします。 その姿は豪快な物があります。
投げ飛ばすだけの様に見えるカブトムシの喧嘩ですが、実際は相手の角をへし折ったり、頭部の角と胸部の二股の突起の間に相手を挟み込み穴を開けてしまう事もあります。
樹上で「ガリガリ、バリバリ」と凄まじい音を立ててケンカをしている事が多いです。
主に6〜8月(梅雨明け直前〜梅雨明け後)に発生のピークを迎え、成虫の寿命は野外では1〜3ヶ月とされています。
ただし、自然界では秋が近付くと広葉樹が落葉の準備の為に樹液を止める事が原因で生きて行けないので、飼育下では昆虫ゼリーを与える事で10月以降も生きる事があります。

ネブトクワガタ(図鑑)

ネブトクワガタ

学名:Aegus subnitidus
分布・・・本州、四国、九州(離島産は別亜種)

西日本に多く分布する小型で見付けにくいクワガタ。
関西周辺には多く分布するが北部九州には余り存在しない。
マツやモミの木等の針葉樹とコナラやクヌギなどの広葉樹が混在した様な森や林に棲息する。

オスの大アゴの根元には、発達した大きな内歯の突起がある。
内歯の発達は大型個体になればなるほど大きくなり小型個体は小さくなる。
オス、メス共に上翅に点刻(目立った筋)が顕著に見られる。

オスは13から33ミリ程度、メスは15ミリ前後と小型である。

成虫は、クヌギ等の広葉樹の樹液(少し発酵した臭い樹液)に集まる。
木の高い場所よりも根元付近や低い場所の樹洞(樹液溜まり状態)の箇所を好む傾向が有る。
※飼育下では腐った<昆虫ゼリーもよく食べる。

幼虫は、マツ(赤松)やモミの木の倒木の赤枯れ状態(フレーク状)の場所で育つ。
自然下では、針葉樹で育つ珍しいクワガタ。
飼育下では、良く発酵した広葉樹のマットでも育つ。(水分は、少し多めが最適ですが過多にしない様に注意が必要)

成虫の寿命は、飼育下だと意外と長く羽化後1から2年。
勿論、冬場は、室内常温での冬眠も可能。

スジクワガタ(図鑑)

スジクワガタ

学名:Dorcus striatipennis
分布・・・北海道、本州、四国、九州(離島にも生息)
やや低地から標高1000メートルの山地までの比較的広い範囲に分布しているクワガタ。
分布が局地的なケースが多く、全く見かける事が出来ない地域も存在する。
成虫は主にクヌギ、コナラ(ミズナラ)、ヤナギなどの広葉樹の樹液に集まる。
コクワガタよりも若干標高が高く気温が低い場所を好む。

オスは14から38ミリ程度、メスは14から24ミリ前後と小型である。 オスは、一見するとコクワガタに似るが大アゴの内歯(内側の突起)が二股に割れた様な太い形状である事で見分けが付く。
内歯の発達は大型個体になればなるほど大きくなり小型個体は小さくなる。(コクワガタと違い小型個体の内歯は完全消失しない)
メスの上翅(背中のはね)には、はっきりとしたスジが有る。

体色やツヤに個体差が大きい。
黒〜やや赤褐色の個体、光沢が有る個体やツヤ消し個体など様々。

自然下では産卵は主に倒木に行う為、飼育以下でも同様に産卵木にメインで行う。
但し、遺伝子的にヒラタクワガタにも近い(コクワガタとの中間種的な存在)の為マットにも産卵する傾向が高い。
その為、無添加の幼虫マットやオオクワガタマットなどの中間的な発酵のマットを用いて産卵させたという報告も多数ある。(勿論、産卵木も良ければ爆産する)