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コクワ(図鑑)

当店が取り扱っているコクワガタの仲間を図鑑(一覧)形式で紹介しています。


国産コクワ

■国産コクワガタ

(Dorcus rectus)

北海道〜九州の日本全土に棲息する小型の昆虫です。

沖縄、南西諸島などに生息するコクワは別亜種。

離島産と区別する為、名前の頭文字に国産もしくは、本土を付けて呼ばれる事があります。

名前はコクワガタですが立派な大人です。

ただし名前とは裏腹に大きなもので5センチを超えます。

※飼育下でオスで55ミリ、メスで34ミリのヒラタクワガタ並みの大型個体の羽化報告があり、決して小さな種類ではありません。

性格は、とても大人しくお子様でも飼育が簡単な種類として人気があります。

平たい体型で大アゴのやや上部に小さな突起がありますが、小型個体は完全に消失します。

コクワのメス(表)

メスは、ツヤがなく羽のスジが多い事と、直線的な腕の形が特徴でよく似た他の種類と区別する事も容易です。


成虫は、クヌギ、ヤナギ、クリ、コナラ、カシ、ニレ、アカメガシワ等の樹液に集まります。

樹洞に隠れる事が多いですが、チョコチョコと木を歩き回る事が多いので簡単に見付ける事が出来ます。

勿論、夜行性なので夕方〜早朝に樹液が出ている木を見て回るのが採集のコツです。

非常におとなしくあまり喧嘩もしませんので、お手軽に楽しめます。

オオクワやヒラタ同様に暑さ寒さに非常に強く、さらに寿命が長いので飼育し易いです。

数ヶ月で死んでしまう事は無く、羽化してから約3年(お客様から5年飼育の報告あり)の非常に長い寿命を持ちます。

また小さなお子様にも飼育しやすく初めての方にもオススメです。


トクノシマコクワ

■トクノシマコクワガタ

(Dorcus amamianus kubotai)

南西諸島奄美群島の徳之島に棲息するリュウキュウコクワの亜種です。

この種類は、生息域が限られており奄美、徳之島、八重山、沖縄本島の4つの地域の亜種しか確認されていません。

大きなもので3.5から4センチほどになります。

キバ(アゴ)が短く上に向かって反り上がる様に湾曲しているのが特徴です。

非常におとなしく喧嘩もしませんので、お手軽に楽しめます。

寒さに比較的強くさらに寿命が長いので飼育し易いです。

数ヶ月で死んでしまう事も無く、羽化してから約2から3年の非常に長い寿命を持ちます。

九州独特の変わったクワガタを飼育したい方にオススメです。


アマミコクワ

■アマミコクワガタ

(Dorcus amamianus)

奄美大島に生息するリュウキュウコクワの仲間。
※本土に生息する種とは、全く異なる別の亜種です。

実は、沖縄の亜種が本種だと思われがちですが奄美大島の種が原名亜種(基となる種)です。

勿論、奄美大島がこの種類の分布域の最北端になります。

大きなもので3.5から4センチほどになります。

離島産の種も日本本土の種と同様に6から8月(梅雨入り以降から夏)に掛けて発生のピークを迎えます。

アゴの中央付近に一対の内歯(アゴの突起)があり、キバ(アゴ)が短く上に向かって反り上がる様に湾曲しているのが特徴です。

奄美のクワガタは、メスの上翅(はね)に点刻列(スジ)が顕著に現れる種類が多く、この種類も例外無く沖縄や徳之島の亜種と比べてスジがハッキリしている傾向があります。

非常におとなしく喧嘩もしませんので、お手軽に楽しめます。

寒さに比較的強くさらに寿命が長いので飼育し易いです。

数ヶ月で死んでしまう事も無く、羽化してから約2から3年の非常に長い寿命を持ちます。

九州独特の変わった種類を飼育したい方にオススメです。


ヤクシマコクワ

■ヤクシマコクワガタ

(Dorcus rectus yakushimaensis)

大隅諸島の屋久島に棲息する離島産の亜種です。

大きなもので5センチを超えます。

日本には、琉球系と本土系の二種が存在しますが、こちらは本土系 の亜種になります。

鹿児島県南方の大隅諸島や薩南諸島に棲息する亜種は色が赤〜紅色の綺麗な物が多く屋久島の種も例外ではありません。

この種類は近隣の島の同系統の種よりも光沢が無くツヤ消しの個体が多いです。

また、太くてガッチリした個体の出現率も高い様に思えます。

三島村、十島村(トカラ列島)の全面採取禁止と異なり屋久島は、世界遺産保護区域を除き採集が可能な場所もあり天然採集品も稀に流通する。

非常におとなしく喧嘩もしませんので、お手軽に楽しめます。

寒さに強く、さらに寿命が長いので飼育し易いです。

羽化してから約3年の非常に長い寿命を持ちます。

九州の神秘的なクワガタを飼育したい方にオススメです!

トカラコクワ

■トカラコクワガタ

(Dorcus rectus kobayashii )

トカラ列島に生息する離島産の亜種です。

本土の系統に属する亜種の最南端の分布になります。

トカラ列島を含む十島村は、条例で全ての動植物の採取が禁止(規制)されており現在は採集品の流通は無いと言って良いです。

この種類は、体全体の光沢が強くツルツルとした感じの個体が多い。

また、アゴは全体的にシャープ(細長く直線的)で先端付近が急カーブを描いて内側に湾曲する傾向が強いです。

※細く尖った内歯(アゴの内側の大きな突起)は、本土コクワと比べて若干鋭く上を向く傾向があります。

この種類は、飼育下では結構大型化する傾向があり、オスは50ミリ、メスは30ミリを大きく超えます。

同居飼育も可能ですがこの種類は何故か他の亜種と異なり、オスの気性が少し荒いのでペアリング(交配時や産卵時)以外は、個別の単独飼育をお勧めします。

※産卵中は、10日を超える長期の同居はお勧めしません。

オスのアゴ縛りをお勧めします。

寒さに強く、さらに寿命が長いので飼育し易いです。

羽化してから約3年の非常に長い寿命を持ちます。

九州の神秘的な種類を飼育したい方にオススメです!