カブトムシのサナギ救命方法

カブトムシの幼虫のエサ交換をしている時に誤ってサナギのや前蛹で掘り出してしまう場合が有ります。

また、土の深さが不足していると上で蛹化してしまう場合もあります。

このページでは、そういった緊急事態の際のリーズナブルな救済方法を紹介します。

誤って掘り起こした様子

誤って掘り起こしたサナギです。

こんな時は慌てずに下記の方法で救済して下さい。


必要な道具

救済に必要な道具です。

どこの家庭にもある、手袋、コーヒーなどの空きカン、缶切り、ティッシュ、サランラップ、輪ゴム、キリ(千枚通し)、ドライバー(柄の部分だけ使います)を用意して下さい。


口を切ります

まず、空きカンの口を缶切りを用いて切ります

切り口で手を怪我をしない様に必ず、手袋をはめて作業をして下さい。


濡らしたティッシュを絞ります。

次にティッシュを水で濡らします。

水滴が落ちないくらいまで固く絞ります。


ティッシュを入れます

絞ったティッシュを広げて中に入れます。


奥まで押し込む

ドライバーの柄でティッシュを奥まで押し込みます。


空洞を作る

ドライバーの柄を使って下の写真の様に卵が入る様な空洞を作ります。


カンの中に入れる

落下などの強い衝撃に注意しながら、切り口で傷付けない様に慎重に入れます。


中の様子

写真の様な感じでサナギがカンの中で上手に立てた状態にします。

上手に立ったままの状態になる様にのりしろを濡れたティッシュで調整していきます。

画像の様に胴体とティッシュとの間(のりしろ)を5から10ミリ程度の隙間を開けるのがコツです。


ラップを掛ける

上手く行ったら口にラップを掛けます。

※輪ゴムを掛ける余白があれば良いので、あまり長く切る必要はありません。


輪ゴムで固定

輪ゴムでラップを固定します。

ラップが破れない様にしてください。


ラップに穴を開けます

窒息しない様にラップにキリ(千枚通し)で3カ所、穴を開けます。

このまま涼しい所で管理すると3週間前後で成虫になります。

更にお酒のワンカップびんなどの透明なびんを使うと観察もできますので便利です。

ビンの使用例

但し、この管理方法はあくまでも救急救命法です。

蛹室から出してしまうと羽化不全のリスクが上がりますので観察目的で行わないでください。