冬眠時の飼育方法(越冬について)

越冬時の飼育方法

★一般的な国産(離島産を含む日本産)クワガタの成虫の冬眠、越冬方法を解説したページです。

成虫は秋~春の気温が15℃を下回る季節になると徐々に動きが鈍くなりマットや朽ち木の下に隠れて冬眠を開始します。

日本に棲息するオオクワ、ヒラタ、コクワ、スジクワ、アカアシ、ヒメオオ、ノコギリ(繁殖品)、ミヤマ(繁殖品)は、寒さで死んでしまう事が殆どありません。

冬場は室内常温(暖房が効いていない状態)で越冬させた方が体力の消耗が少なくなって長く生きるだけでは無く産卵の成功率も上がります。

自然界では越冬している時期に加温すると活動時間が増えて短命に終ってしまいます。

越冬時の飼育方法

また離島産ヒラタ、離島産ノコギリ(羽化させた未活動、未後食個体に限る)、離島産コクワも下記の方法で常温越冬が可能です。

離島産の種類は、出来れば5℃以下、少なくとも氷点下にならない様に注意が必要ですが、基本的に室内での飼育であれば暖房無しでも氷点下になる事が少ないので特に心配の必要はありません。

気温下がった時や冬眠中は、エサを殆ど食べる事は有りませんが、冬眠中に温かい日が続くと時々目を覚ましてエサを食べる事がありますので、活動に備えてエサは常に与えたままの状態にしておいてください。
※ここ数年は異常気象が起こりやすくなっているので注意が必要です。

冬場のエサの減り具合は、2から3日毎に確認して昆虫ゼリーの食べ残しは、1週間に一度の間隔で新しい物と交換してください。
冬場は気温が低いので昆虫ゼリーの消費や劣化も遅いですが食べている様でしたら新たに与えてください。

越冬時の飼育方法と羽化したばかりの活動前の個体の飼育方法は全く同じです。

よくあるご質問ですが、クワガタは、体内に栄養分を蓄えて冬眠しますので冬眠中はエサを食べなくても死なない仕組みになっています。


●冬眠時の飼育方法の一例です。

越冬時の飼育方法

◆ケース・・・コバエ防止ケース(中)または、コバエ防止ケース(大):コバエだけでなく乾燥も防げるので霧吹き、水やりの頻度を軽減できるスグレものです。


◆昆虫マット・・・虫吉成虫用マット(水分調整済み)もしくは、ココパウダーマット:10センチ以上の深さになる様にします。

飼育ケース中の場合は1袋で3~3.5リットル使用。

飼育ケース大の場合は約3袋で10~12リットル使用がベストです。


◆止まり木(朽ち木)・・・九州産クヌギの止まり木2本セット(直径5センチ前後):水に付けるとカビの原因になるので乾燥したまま使います。

1本は軽く埋め込んで、もう一本は足場の代わりにマットの上に転がします。

産卵木をご使用の場合は、半分だけ埋め込んでください。


◆エサ皿・・・プチ16g、16gゼリー用(1つ穴開き)もしくは、16gゼリー用(2つ穴開き) など小型の物。

ゼリースプリッターと専用エサ皿を併用されても経済的です。

※ケースに入っている成虫の種類や大きさで使い分けてください。


◆エサ(昆虫ゼリー)・・・プレミアム昆虫ゼリー等:飼育している種類やサイズでワイドカップ18gなどと使い分けてください。


◆その他・・・里山の天然クヌギ落ち葉や広葉樹の樹皮:自然を再現して隠れ家や保湿材として重宝します。

◆フカフカ粒子で潜りやすく保温・保湿性に優れた最強の越冬用マット『ココパウダーマット』が有ると越冬中の飼育が更に安心です。


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北海道など真冬の気温が氷点下10から15度になる様な地域で寒さが心配な方は、「大きな発泡スチロール箱(両側面下方に1ヶ所ずつ空気穴をあけた物)」「二重以上に重ねた大きめの段ボール箱」に飼育ケースを入れて飼育すると朝晩の極端な温度差を防ぐ事が出来ます。