クワガタ、カブトムシがお得になる♪ポイントを貯めよう!新規会員登録で 100point GET! 会員様限定クワガタ飼育用品の特価販売コーナー!!!とってもお得な限定商品の充実! クワガタのご注文の際に時間帯指定もOK!8,500円以上のお買い物で送料無料! ・代金引換・銀行振込・クレジットカード決済・コンビニ決済…決済方法の充実!!

クワガタ、カブトムシの生活環境と体の色

クワガタやカブトムシの体の色は活動時間やエサ場の木の幹の色などの生活環境に大きく左右されています。

例えば、ご存知のとおり日本のヒラタクワガタノコギリクワガタカブトムシは色が黒もしくは黒っぽい色をしています。


日本のノコギリクワガタ

ノコギリクワガタ

日本のヒラタクワガタ

ヒラタクワガタ

日本のカブトムシ

カブトムシ

これらはなぜ色が黒っぽいかと言うと夜間に活動する(夜行性)だからです。

色が黒ということは夜間の闇にまぎれる為の保護色です。

カブトムシやクワガタの最大の敵(天敵)はカラス等の野鳥や小動物です。

この野鳥や小動物から身を守る為にカブトムシやクワガタは進化の過程で「夜行性」となり色が「黒っぽく」なりました。


また、自分達の採集の経験からクワガタの仲間はカブトムシの活動時間を明らかに避けています。

誰もがご存知のとおり、カブトムシは日本最大、最強の昆虫です。

クワガタもケンカは得意ですが、実際問題、カブトムシには絶対勝てません。

カブトムシと同じ時間に活動しているとケンカが弱いクワガタは、ケンカに負けてエサを食べることが出来ません。

そこで日本の本土にいるミヤマクワガタ等は夕方から夜間さらに夜明け近くまでの広い時間帯で活動しています。

明るい時間帯でも野鳥に食べられない様に体の色が木の幹の色になったと考えられます。

日本のミヤマクワガタ

ミヤマクワガタ

同じ種類のカブトムシ・クワガタで色が違うのはなぜ?

私も小さい時からカブトムシやクワガタを沢山採集していますが、同じ種類のカブトムシやクワガタなどで色が「赤っぽい物」と「黒っぽい物」がいます。

特におなじみの日本のカブトムシやノコギリクワガタの色の違いが明らかです。


赤い色のカブトムシ

赤い色のカブトムシ

黒い色のカブトムシ

黒い色のカブトムシ

よくお客様から「赤」か「黒」で寿命が違うのか?と聞かれます。

結論から言いますと「赤」も「黒」も寿命は同じです。


で、なぜ、2つの色が存在するのか?という疑問が生じます。

前項目で「カブトムシ、クワガタの生息環境と体の色の秘密」を話しましたが、絶滅しない為に基本的な色は決まっています。

が、更に絶滅しない為に環境の変化に対応できる様に2つのパターンがカブトムシやクワガタをはじめ全ての生物に用意されています。

生物が絶滅しない為には、いくつかの環境の変化に対応できる様に「多様性」という物が必要となります。

絶滅しない為のちょっとした「保険」みたいな物と考えて下さい。

社会人の多くの方がされていると思いますが、預金の分散みたいな物です。

「1つの銀行が倒産しても他の銀行の預金が有るので大丈夫!」みたいなリスクの回避です。

カブトムシやクワガタの色も1つだけだと気候の大変動やそれに伴う棲息環境(活動時間の変化やエサ場の消滅など)の変化に対応できなくなります。

もし、環境や気候の大変動でカブトムシやクワガタが夕方や朝方の比較的明るい時間帯に活動する様になったら黒一色では天敵であるカラスなどの野鳥に目立ち過ぎてほとんどが食べられてしまい絶滅してしまいます。

絶滅しない為に夏場の夜明けと夕日の中でも目立たない赤という色も用意されてないといけません。

そうです。カブトムシやクワガタの体の色の赤と黒の2種類が有るのは絶滅しない為の保険(多様性)です。

これはメンデルの遺伝の法則の優劣遺伝の法則(対立形質の遺伝)という法則である一定の確率で赤と黒が出現する様に出来ています。

赤い色のノコギリクワガタ

赤い色のノコギリクワガタ

黒い色のノコギリクワガタ

黒い色のノコギリクワガタ

キノコとカブトムシ・クワガタの役割り

カブトムシやクワガタはキノコ(菌床や菌床が腐った木)が大好きです。

私達は30年以上前の小学生の時にこのことに気付き、学校にも登校せずにシイタケの廃材や放置された大木を叩き割ってクワガタやカブトムシを採集していました。

冬場からでもクワガタの成虫が採集できることに感激して、思わず学校を不登校、先生に「クワガタを採りに行っていました。」と不登校の理由を話しても「冬場からクワガタがおるかい!」と叩かれていました。(笑)


私達はクワガタ、カブトムシの生態とキノコの関係を調べる為にカブトムシ牧場の一角でシイタケ栽培をしています。

少しご紹介させて頂きます。


丁度、温度的にシイタケのほだ木からシイタケが出ています。

管理にもよりますが、大体、シイタケを植菌してから1年から1年半くらいからシイタケが出始めます。

シイタケのほだ木


シイタケをはじめとするクワガタが大好きなキノコの活動の寿命は約2年です。

大まかですが、キノコが出始めてある程度成熟したころ(キノコが出る様になってから1から2年目くらい)からクワガタが産卵に訪れます。

実際に寿命が近い4年物のシイタケの廃材を見てみます。

シイタケの廃材


中を少し割って見るとコクワガタの幼虫が出てきました。

コクワガタの幼虫


ちなみに自然界のクワガタは成虫になるまでに1年半から2年掛けて成虫になっています。


寿命が近くなったキノコの廃材からクワガタが成虫になって出てきた後に今度はカブトムシがやって来て産卵をします。

ご存知のお客様は多いと思いますが、カブトムシの幼虫は大食漢でこれらの腐植土を全て食べ尽くし、土にしてしまいます。

カブトムシの幼虫


この様にクワガタやカブトムシは自然界の遺物(倒木や枯れ木)をキノコ→クワガタ→カブトムシと力を合わせて土に近づける分解という大きな役割りを持っています。

そして、新たな緑の誕生を促しています。

クヌギ

クワガタ、カブトムシは戦国武将?

自分は子供の頃、強くて大きなカブトムシとクワガタ、その動きや迫力の魅力に惹かれて採集に明け暮れていました。

昔はブリード(産卵させて育てる事)とかいうものは存在していませんでした。それでも楽しかったです。

友達と一緒に採集に行ってジャンケンで負けてメスしかもらえなかった時なんかは泣いていました。

そこまで夢中になるクワガタとカブトムシの魅力を考えてみました。


兜

『兜の形をしたカブトムシ』、その兜の前方についているカッコいい装飾品の『鍬形の形をしたクワガタムシ』。

兜と鍬形と言えば戦国武将。戦国武将とカブトムシ、クワガタに共通する特徴は「戦好き」です。

更により強い戦国武将や戦国大名になると「大きな兜」に「大きな鍬形」が持てる様になります。

多くの人が強い武将の象徴の真田幸村、伊達政宗、黒田長政などにはロマンを感じます。

自分も厳しい戦国時代を生き抜こうとした「生き様」に憧れさえ抱きます。


こんな感じでカブトムシ、クワガタにはカッコ良さだけでなく、同時に強さや大きさへの魅力も感じています。

更にカブトムシやクワガタに対する好奇心を駆り立てるのは豊富な種類と豊富なバリエーションです。

日本に棲んでいるカブトムシオオクワガタヒラタクワガタミヤマクワガタノコギリクワガタだけでも個性が全く異なり「どうしてこんなに違うの?」と子供ながらにカッコ良さや強さ、大きさに憧れを感じていました。

大人になった今現在、進学や東京への就職で一度はカブトムシやクワガタを辞めた自分が再び、興味を示し始めたのは「大自然での強さ」にひかれているからです。

それぞれの個性の裏には大自然の中で絶滅しないために色々な形や色、大きさや強さを身に付けています。
また、後世により強い遺伝子を残そうとする自然界の生き物の神秘もあります。

同時に大自然で生き抜こうとする「生き様」の様な物が伝わってきます。

これが「厳しい戦国時代を生き抜く戦国武将」=「厳しい大自然を生き抜くカブトムシ、クワガタ」の魅力の共通点なのかもしれません。

「力強さ」と「自然に生きる生物」、子を持つ親の多くが子供に見せてあげたい昆虫にカブトムシや、クワガタを挙げる理由も分かる気がします。

カブトムシ
カブトムシ
オオクワガタ
オオクワガタ
ヒラタクワガタ
ヒラタクワガタ
ミヤマクワガタ
ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
ノコギリクワガタ
コクワガタ
コクワガタ

クワガタとカブトムシは樹液に合わせて活動する

樹液に集まる天然クワガタ

自然界のクワガタは、夏から秋に掛けて羽化すると地中や朽ち木内の蛹室(蛹になる時の部屋)の中から出ずに1回冬眠してから翌年の初夏から夏に活動します。
勿論、冬眠中(休眠中)は、飲まず食わずの状態です。
実は、ある時期まで体内に栄養分を蓄えて生き続ける特異な能力を秘めています。※これらの事は自然界では短命と言われるノコギリクワガタミヤマクワガタにも当てはまります。
複数年の寿命を持つヒラタクワガタコクワオオクワある時期が終わると翌年のある時期まで冬眠します。




一方、こちらは夏に羽化すると直ぐに活動して秋になる頃には命が尽きてしまうカブトムシです。
こちらもある時期に合わせて羽化や活動を開始してある時期が終わる頃には死んでしまいます。

クワガタは、最低でも1年は生きるのに対してカブトムシは一夏の短い生涯を終えてしまいます。
※カブトムシとクワガタの大きな違いです。

樹液に集まる天然カブトムシ

さて、ここまでに何度か出て来た【ある時期】とは、2枚の写真でも分かりますがエサとなる貴重な樹液が出る季節の事です。

日本は、熱帯雨林のジャングルと違い四季が有り、四季に合わせた美しい自然が有る国です。

その為、日本には常緑樹(葉を落とさない木)で樹液が出る木が殆ど無く、落葉広葉樹(秋になると紅葉して葉とドングリを落とす木)が樹液を出す木です。

落葉広葉樹とは、クワガタやカブトムシが大好きな事で有名なクヌギ、ナラ、ブナ科の植物になります。

これらの木の特徴は、秋になると紅葉が始まり、冬には落葉してしまいます。
初夏の新緑の季節が始まると平べったい葉を沢山付け始め、夏が近づくと樹液が出始めます。
秋が近づくと種子(ドングリ)を実らせ始め、秋になる頃には徐々に紅葉が始まります。

実は、樹液が出る季節は落葉広葉樹が緑の葉っぱを付けている時だけです。
落葉広葉樹は、日照が短くなる秋になると栄養分を葉っぱ(上方向)では無く、根っこ(下方向)に向かわせる為に樹液が止まります。

この短い夏の間だけがカブトムシやクワガタのエサが自然界にある季節です。
この季節は、昆虫界の恐竜的な存在でもある『大型甲虫=クワガタやカブトムシ』が最も活発な季節です。
しかしカブトムシとノコギリクワガタやミヤマクワガタなどの短命なクワガタの生涯は樹液が止まると同時に終焉を迎える事になります。

冬眠する事が出来るヒラタクワガタやコクワガタ、オオクワガタは、樹液が止まる季節になると徐々に活動を止め、次の樹液の季節まで半年前後の長さに及ぶ冬眠に入ります。

但し、飼育下では厳しい自然界と違って環境が良いので秋以降も常温でエサを食べ続けます。エサ切れにはご注意ください。



冬眠中のコクワガタ
自然界で冬眠中のコクワガタの画像です。
カチカチになって動かずに仮死状態ですが体内に栄養分を蓄えており、
次の樹液の季節になる頃には元気に活動を開始します。


上記の事から日本のクワガタの場合は、冬場はヒータなどで加温をせずに冬眠させた方が長く生きてくれる傾向が有ります。

日本のクワガタの繁殖(産卵)時期も自然界でクワガタが最も活発に活動する樹液の季節(5月下旬から8月)に行うと最も効率的です。
それ以外の季節は、本来の冬眠の時期なので加温しても産卵しない事が多いので冬眠させておいた方が無難です。