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クワガタの幼虫が大きく育つ要素

よくお客様にクワガタの幼虫は、どうしたら大きく育つかというご質問を受ける事が有ります。
確かに近年は飼育用品(マットや菌床)の性能が向上して大型個体が出やすいのも事実です。
但し、大きく育てる為にはエサだけでなく温度という概念が大きく左右します。

クワガタのエサと大きさの関係の件ですが大雑把に下記の2つの要素(軸)が有るとお考えください。

・温度による加齢軸(成熟速度)

・食べたエサの状態による成長軸(成長速度)

因に血統は、上記の2つの次の要素に過ぎません。


加齢軸は、エサの種類や大きさに関係無く幼虫が一定の温度(合計積算温度:一日の平均気温を毎日足した累計/総和)を過ごすと脱皮や蛹化が始まる事を指しています。

自然下でも夏が来ると必ず雑木林で小さなカブトムシやノコギリクワガタを見掛けるのと同じ理由です。
また、幼虫採取の時期や種類、雌雄にもよりますが、夏を挟んで高温下での飼育だと2から3ヶ月で小型個体が羽化する事が有るのは温度の影響が非常に大きいからです。


成長軸はエサの種類や状態(栄養価や鮮度)で決定されます。
良いエサを沢山食べた方が同じ温度や環境下でも大きく育つ傾向が有ります。

自然界で先に孵化して新鮮なエサを沢山食べたカブトムシの幼虫の方が大きく育つ傾向が有るのと同じ原理です。(後からの幼虫は糞や栄養価が落ちたエサを食べるので大きくなれません。)
一般的に菌糸ビンで育つ種類のクワガタ(オオクワガタ等)は、栄養価に勝る菌糸ビン飼育の方がマット飼育よりも早く大きく育ちます。


上記の2つを合わせると、ある一定の温度に達して、成長が一定の段階まで達した状態(終齢幼虫末期)で徐々に蛹化に近づく事になります。

まとめると確かに菌糸ビンは、栄養価が高く早く成長しますがボトルの中で菌糸が呼吸して活きているので外気よりも3℃前後(高温時は5℃近く)も内部温度が高くなると言われています。
その為、同時に成熟も早くなりますので夏場の温度管理次第では小型化してしまう事も有ります。(30℃を超えると熱すぎて死亡率が上がります)

栄養価に劣るマット飼育だと菌糸ビン飼育よりも成長速度が遅く時間を掛けて大きくなります。
それから、ある一定の積算温度に達すると成熟して蛹化します。(成長が遅いので温度が高いと成熟速度だけ早まり大型化しにくいです。)
マット飼育のコツもやはり温度を抑えて新鮮な栄養価が高いマットを与え続けるのがポイントになります。