クワガタのマット飼育
マット飼育はクワガタの幼虫をより簡単でより安全に飼育する方法です。
菌糸ビン飼育の場合、キノコの菌糸がナマモノなので劣化が早いですが、マット飼育でしたらこの様な心配がありません。
推奨飼育温度は、5から25℃です。
暑さに弱いのでボトル内の温度上昇を抑える為、真夏は冷房で25℃を超えない様にしてください。
真冬は、5℃以上であれば問題ありません。
冬場の加温の際はエアコンで18から20度前後で構いません。(ミヤマは、加温飼育をお勧めしません。)
菌糸ビン飼育と比べて、成長に若干時間が掛かりますが、より安全に大きく育てる事が可能です。
マット飼育に使うマットボトル(850cc)です。幼虫はこの中の昆虫マットを食べてすくすくと育ちます。
※1本のボトルで1匹ずつ大切に飼育します。
約3から4ヶ月おきにエサ交換をします。
まず、古いマットボトルからマットを専用スプーンなどを用いてそっとかき出します。
幼虫を傷つけない様にそっと取り出します。
取り出した幼虫は新しいマットボトルに入れ替えます。幼虫の大きさに合わせて容器の大きさを変えます。
幼虫をマットボトルに入れます。
日本に生息する殆どの種類の幼虫は、雌雄を問わず、マットボトル850ccで十分です。
大きく育ったオスの幼虫はマットボトル1500ccで飼育します。
種類にもよりますが、オスで半年から1年前後でサナギになります。
メスで概ね3から6ヶ月でサナギになります。
温度により多少変動しますので目安として下さい。
サナギになる時は土マユ(蛹室)を作りますのでこの時期から成虫になるまで大きな振動や衝撃を与えないで下さい。
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