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クワガタ菌糸ビンの詰め方(上級者向け)

菌糸ビンはクワガタの幼虫をより大きく早く育てるためのクワガタの幼虫専用のエサです。

菌糸ビンはキノコの菌床で出来ています。キノコの菌床はカビ等の雑菌に非常に弱いために消毒等の衛生管理と温度管理(15℃から25℃)をしなければなりません。

そのため菌糸ビン作りはある程度クワガタ飼育に慣れた人向けです。

菌糸ビンを作るための菌床ブロックです。

菌床ブロック

菌糸ビン作成に使うクワガタの幼虫飼育容器です。

クワガタの幼虫の飼育容器の販売は、飼育ケース・容器をご覧下さい。

クワガタの幼虫飼育容器

菌糸ビン詰めに用意する道具は、幼虫飼育容器(550cc850cc1500cc)、アルコールを入れたスプレー(アルコールは薬局で販売されている医療用)、20リットルくらいの収納ケース、衛生ゴム手袋、園芸用ショベル、マットプレス、ステーキナイフ、ピンセット、ティッシュ、ハサミです。

菌糸ビン詰めの道具

まず、衛生手袋をはめて手をアルコール消毒します。

菌床ブロックを詰める容器(飼育ポリボトル等)をアルコールで消毒します。

飼育容器の消毒

消毒した容器はティッシュとピンセットを使って綺麗に拭き取ります。

飼育容器のアルコールを拭き取ります。

使用する道具は全てアルコール消毒をします。

道具を全てアルコール消毒します。

菌床ブロックをほぐすための収納ケースもアルコール消毒をして綺麗に拭き取ります。これで前処理は終了です

収納ケースの消毒

菌床ブロックの袋をハサミで切り、中身を収納ケースに出します。

袋の中の菌床ブロックを収納ケースに移します。

菌床ブロックの上部1センチ位をステーキナイフを使って削り取ります。
※上の部分は、フィルター越しに外気に最も接触している箇所なので雑菌が付着している恐れがあるので剥ぎ取ります。

菌床の上部を削り取ります。

菌床ブロックを手を使って小さくほぐします。
※ほぐす際は、金網に擦り付けて粉々に擦りおろすと簡単です。

菌床ブロックをほぐします。

ほぐし終わったら園芸用ショベルを使って飼育容器の中に菌床を入れます。

菌床を飼育容器に入れます。

マットプレスで容器の中に入れた菌床を固めます。あまり固く詰め過ぎないのがコツです。概ねの目安は以下のとおりです。
550cc容器:6〜7本。
850cc容器:4〜4.5本。
1500cc容器:2本+550cc容器が1本詰まる程度です。

大きな容器に詰める場合は、酸欠防止の為に少し緩めに詰めてください。
また、初めての方も上記の目安より若干緩く詰めてください。

菌床ブロックを砕く際に穴網で擦りおろして頂いた方が細かく解れるので軽い力で隙間無く詰める事ができて確実です。

マットプレスで菌床を固めます。

飼育容器にショベルで菌床を入れてはマットプレスで固める作業を数回繰り返し、写真の様に飼育容器の肩口まで詰めます。(飼育容器の上部から3センチくらいののりしろを空けます。)

あまり上まで詰め過ぎると通気性が悪くなり幼虫の成長に良くありません。

飼育容器の肩口くらいまで詰めます。

飼育容器のフタを閉めて菌床詰めの作業、終了です。

残りの菌床も同じ工程で全部詰めていきます。

注意事項ですが、一度袋から出した菌床は全部使い切って下さい。菌床はナマモノですので一度でも外気に触れるとカビや雑菌に侵されてしまいます。
また使用未使用に関わらず、不必要なフタの開け閉めは避けてください。

菌床詰め完了

詰め終わった菌糸ビンは20℃から25℃以下の温度で1週間から10日くらい養生します。

下の写真の様に白くなっていれば菌糸ビンの出来上がりです。

菌糸ビンの出来上がり

クワガタの幼虫の菌糸ビン飼育は、幼虫の菌糸ビン飼育をご覧下さい。