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オオクワガタの菌糸ビン→マット飼育への切り替えタイミング

オオクワガタは、菌床ブロックや菌糸ビンというエサの出現で大型個体が育つ確率が飛躍的に上昇しました。

一方で栄養過多や交換タイミングの関係で無駄に交換回数だけ増えてサナギになれないケース(通称、セミ化)や気門が壊死してしまい途中で死んでしまったりするケースが多くなったのも事実です。

実は、オオクワガタには菌糸ビンで育つ事が出来る状態(成長期)と育つ事が出来ない状態(成熟期から老熟期)の2つの段階が有ります。
そのタイミングを見分ける事が出来れば飼育コストの削減や羽化率の上昇にも繋がります。

これらのポイントを写真を使って解りやすく説明したいと思います。


 
オオクワガタの終齢幼虫(成長期から老熟期)
オオクワガタの終齢幼虫(成長期)
成長期のオオクワガタの幼虫のお尻
成長期の幼虫のお尻の部分

上の2枚の写真は、1本目の菌糸ビンを食べ終わって大きく育った終齢幼虫幼虫です。
体全体が白っぽくお尻の部分に白い網目状の血管も見えます。
この状態の幼虫は、間違いなく次の交換で菌糸ビンに入れても大きく育つ事が出来ます。
※この状態の時は菌糸ビンに入れないと少し勿体ないです。


 
オオクワガタの終齢幼虫(成熟期から老熟期)
オオクワガタの終齢幼虫(成熟期から老熟期)
成熟期のオオクワガタの幼虫のお尻
成熟期から老熟期の幼虫のお尻の部分

こちらの2枚の写真は終齢幼虫末期(成熟期より老熟期に近い)のオオクワガタの幼虫です。
最初の2枚の写真と比べて色が黄色みを帯びています。
お尻の部分の白い血管も見えなくなり黄色みを帯びてます。
この状態になると菌糸ビンに入れても大きくならない為にオオクワマットへの切り替え飼育でも大丈夫です。

※但し、既に弱っていたり、気門が黒くなって壊死してしまった症状が出ている場合は羽化出来ない事が有ります。
特に画像の状態まで黄色くなってから更に菌糸ビンで飼育されたり、越冬幼虫(二年目)の幼虫を菌糸ビンで飼育して蛹化しないからといってマットに交換しても手遅れの場合が多いです。

マット飼育へ切り替え中のオオクワガタの幼虫
菌糸ビンからマット飼育へ切り替えた健康なオオクワガタのメスの幼虫(850ccのボトル)


菌糸ビンからマット飼育への切り替えで羽化したオオクワガタ80ミリ
上手くハマると75から80ミリの綺麗な大型個体が羽化する事も有ります。



勿論、この方法は、コクワガタ、ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタ、アカアシクワガタなどのクワガタにも応用出来ます。


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