これからお子様とクワガタ飼育にチャレンジしてみませんか?
このセットがあれば、初めての方でも直ぐに飼育をスタートできます。
このセットは、繁殖を目的とした物ではなく、初めての方に手軽にスタートしていただく事を目的とした商品です。
※クワガタ、カブトムシは別売りですが、昆虫と同梱包発送も可能です。
▼それでは、セット内容をご説明致します▼
・コバエ侵入防止型飼育ケース中サイズ(寸法:高さ205ミリ、幅295ミリ、奥行き190ミリ)
・専用仕切り板
・コバエ防止飼育ケース(中)専用フィルターシール
・成虫専用マット(飼育用の土)4リットル
・プロゼリー16g(健康維持や長期飼育を目的とした餌)50個
・朽ち木の遊び木(直径4から6センチ、長さ12から14センチ前後)x2本
・16gゼリー用エサ皿(1つ穴開き)x2個
※全ての商品が安心の国産品です!
●コバエ防止フィルターについて
コバエ防止飼育ケースの効果をアップさせる為の専用シールです。
不織布タイプなので通気性を確保しつつ、コバエ防止と乾燥速度の鈍化の役割を果たしてくれます。
最初に蓋の真ん中にズレない様に貼っていただく事をオススメします。
●仕切り板について
仕切り板を使用する場合は、マットを入れる前にセットしてください。
マットを入れた状態では、噛み込んでセットできません。
先にマットを入れてしまった場合は、一度マットを出して仕切り板をセットすると良いです。
●マットを入れる量について
マットは、5から8センチほどの高さになる様に入れます。
中サイズの飼育ケースの場合、袋の半分の量(2リットル使用)で5センチ前後の高さになります。
活発に動く暖かい時期は、フタに届いて脱走や宙吊りの恐れがありますので5センチくらいの高さをオススメします。
真冬の冬眠の季節は、クワガタがフタに届かない事を確認しながら8センチ前後(3リットル使用)の高さを推奨します。
冬場は、乾燥しやすいので夏場よりも少しだけマットを厚めにします。)
●仕切り板を用いた飼育について
多くのクワガタのオスは、縄張り意識が強く好戦的な性格です。
オスとメスを一緒に飼育するとオスがメスを挟んで殺してしまう恐れがありますので、画像の様に仕切り板をセットして分けて飼育すると良いです。
※勿論、オス同士、メス同士でも挟み合ってしまいますので分けて飼育してください。
●1匹だけの飼育について
1匹だけの飼育の場合は、仕切り板をセットせずに遊び木と餌皿を入れてください。
遊び木と餌皿を2個入れるかどうかは、お好みで構いません。
●マットの最適な水分量について
マットは、水分調整済みなので水を加えずに、そのままお使いいただけます。
ただし、飼育環境によっては、飼育ケース内で乾燥が進んでしまう場合があります。
空気が当たる表面は、どうしても乾燥しやすいので余り気にしなくて大丈夫ですが、底の方が乾燥している場合は、適度に霧吹きをして湿らしてください。
適切な水分量は、下記を参考にしてください。
成虫の場合は、画像の様にケースの底の部分のマットを手に取って強く握りしめた際に軽く塊ができてパラリと崩れる程度で大丈夫です。
握った際にジュッと言う音がしたり、水が染み出す場合は、水分が多すぎるので加水(霧吹き)を避けてください。
過度にベチャベチャになるまで水を加えると不衛生になったり、マットに潜れなくなる事があります。
(高温多湿な夏場は、蒸れの原因になるのでご注意ください。)
●飼育温度について
クワガタやカブトムシは、暑さに弱い夏の昆虫です。
飼育ケース内及びマットの温度が30℃を超えると死亡の原因になります。
夏場は、エアコンで28℃以下(25から26℃を推奨)の温度管理が必要です。
夏季のエアコン無しでの飼育、直射日光が当たる場所、高温多湿な環境は、昆虫にとって可哀想な結末になってしまいます。
同様に到着直後や屋外で熱せられた状態のマットに入れてしまっても急激な高温で死亡や衰弱を起こしやすくなります。
気温が高い時期は、必ずエアコンの部屋でマットの温度が十分に冷めた事を確認してからご使用ください。
真冬に関しましては、日本に生息する越冬可能な種類の場合、室内の寒い環境で大丈夫です。
オオクワガタ、ヒラタクワガタ、コクワガタは、寒い環境で冬眠させた方が長生きする傾向があります。
虫吉の豆知識!
自然界のクワガタはカブトムシと違って、夏以降に羽化した場合、そのまま一度越冬して翌年の初夏から夏に活動します。
短命と言われているノコギリや、ミヤマも実は前の年に羽化して1年経過している事もあります。
また、暖かい時期に羽化しても活動を開始するまで羽化から数ヶ月ほど(環境や種類によって次の年まで)掛かってしまう場合もあります。
気温が低い季節や羽化して間もないクワガタは、数ヶ月間、マットに潜ったまま餌も食べません。
異常ではありませんのでエサを食べなくても心配しないで下さいね。
冬眠中(休眠中)は、マットが乾燥しない様にしてください。
餌から水分を吸収できない代わりに気門と呼ばれる腹部側面の呼吸器官からマットの湿気(水分)を取り込んでいます。