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クワガタ成虫の飼育方法

成虫の飼育例

一般的なクワガタ成虫の飼育方法の一例を紹介したページです。(産卵と冬眠時の飼育方法は別ページです)

【飼育温度について】

クワガタは、暑さに弱い夏の昆虫なので30℃を超える環境だと死んでしまう事があります。

真夏は必ず、冷房が効いた25から26℃前後の環境で飼育をお願いします。

※暑さに弱いミヤマクワガタは、20から22℃前後を推奨します。

飼育ケース内の温度は、室温よりも2から3℃ほど高くなりやすいので猛暑の時期にエアコンがなければ、絶対に生きて行く事ができません。

逆に真冬の場合、日本に生息するクワガタ(離島産も含む)は、寒さに強い種類や越冬可能な種類が多いです。

そういた種類は、真冬の温度管理が不要です。

【飼育スタイルについて】

飼育ケースに飼育用のマットもしくを固めずに5から10センチの深さに入れて飼育します。

昆虫マットは、クワガタを乾燥から守ったり、潜って休む為に必要不可欠です。

当店では、成虫管理専用マットココナッツマットココパウダーマットダニ取りマット(野外品のコクワやヒラタ向け)の4種類の成虫用の昆虫マットを取り扱っております。

マットの水分量は、強く握りしめた際に塊が出来て、指で突っつくとパラリと崩れる程度で大丈夫です。

握った際に「ジュッ」という音がしたり、水が染み出すと水が多すぎますので、過度な加水の必要はありません。


【単独飼育の推奨について】

必ず1つの飼育ケースに1ペア(できれば1匹ずつ)の飼育を原則とします。

※クワガタは、雌雄を問わずアゴで挟み合うので1つの容器での複数飼いに不向きです。

また、クワガタは強暴な種類が多く、ペアを一緒に飼育するとオスがメスを大アゴで挟んで傷つけたり、殺してしまう事が有りますので注意が必要です。

(ヒラタクワガタの仲間、ノコギリクワガタの仲間、ミヤマクワガタ、アマミシカクワガタなどが要注意です。)

オスとメスを別々のケースで飼育

画像の様にオス(飼育ケース小サイズ)とメス(ミニサイズ)など別々の容器に分けて飼育する事を推奨します。

※活発に動く大きなオスの場合、中サイズを推奨します。

ミニや小サイズの飼育容器を使う場合は、マットの深さが5センチ以内になる様に調整してください。

自然界では、木の上に棲息しているので飼育ケース内にクヌギの落ち葉広葉樹の樹皮止まり木を入れて、出来るだけ自然に近付けてやります。


【ペアを一緒に飼育する場合】

飼育ケース(中)でのペアの飼育

コクワガタやオオクワガタは、比較的大人しいのでオスとメスを一緒に飼育可能です。

コクワガタは、飼育ケース(小か中)、オオクワガタは(中か大)を推奨します。

※トカラコクワ、ミシマコクワなど鹿児島の南側の離島産のコクワガタは、気性が荒くオスがメスを殺してしまう事がありますので1匹ずつの飼育を推奨します。


【仕切り板を用いて1つのケースで別々に飼育する場合】

仕切り板を用いてオスとメスを別々に飼育

付属の仕切り板を用いると1つの飼育ケースでオスとメスを分けて飼育可能です。

国産のクワガタの場合、飼育ケース(中)で十分ですが、オオクワガタなど7センチを超える種類は、飼育ケース(大)を推奨します。

飼育ケース(小)の飼育例

勿論、2から3センチの小さなクワガタは、ミニや小サイズでも大丈夫です。


【餌について】

昆虫ゼリー(16グラムとワイドカップ)

エサは、昆虫ゼリーです。

16グラムの背が高いタイプ、ワイドカップと呼ばれる広口浅型の2タイプがありますのでクワガタの種類や大きさに応じて使い分けると良いです。

使用時は、フタのフィルムを剥がして与えます。

常に1匹辺り2個をキープしておいて下さい。食べ残しがあっても3から5日で新品と交換してあげて下さい。

食べこぼしで昆虫マットが汚れる事が多いのでエサ皿 を使って与えると衛生的で便利です。

昆虫ゼリーの与え方は、こちらをご覧ください。>>


また、小型種及び、アゴが長い大型のオスはゼリースプリッターで昆虫ゼリーを切断して与えるとエサが食べやすくなります。

ゼリースプリッター
ゼリースプリッター
>>
ゼリースプリッター専用エサ皿
スプリッター専用エサ皿
>>

特に3センチ以下の小さな個体は、カップの中に潜り込んで溺れてしまう事故が多いのでゼリースプリッターを使うと安心です。

なお、当店が販売している昆虫ゼリーは、全て合成保存料などの添加物が一切が入っていない国産品で産卵や長期飼育に最適です。

賞味期限は1年ですが、冷蔵庫で保管すると更に期限を伸ばせます。

【その他の飼育のおさらい】

昆虫の飼育場所に関しましては、必ず室内で行ってください。
直射日光、高温厳禁です。また、日光浴の必要は有りません。

夏季の飼育温度は、種類にもよりますが20℃から28℃(理想は冒頭の説明のとおり25℃前後)を目安にします。

樹液が出る夏に活動する昆虫ですが暑さに弱いので真夏の日中は、クーラーで涼しくしてあげる必要があります。

真冬の飼育温度は、出来るだけ自然に近い温度(暖房の影響が無い場所)での飼育をお勧めします。

日本は、四季がある国なので国産(離島産も含む)の殆どは、耐寒性を兼ね備えており、低温で冬眠(越冬)させた方が体力の消耗を抑えて長く生きてくれる傾向があります。

当店では、取り扱いがございませんが外国産の昆虫は、真冬の温度管理が必要な種類もいます。

日本のオオクワ、ヒラタの仲間、コクワの仲間、アカアシ、スジクワ等は寒さに強く複数年生きます。

冬眠時の飼育方法>>


ノコギリの仲間やミヤマの新品成虫(羽化させた個体)は、活発に動き始めるまで3から6ヶ月くらい掛かる物がいます。

その間は少しずつしかエサを食べませんが、食べ残しがあっても3から5日には新品と交換して下さい。

ゼリースプリッターで昆虫ゼリーを切断して与えると経済的で便利です。


昆虫は、極端な乾燥を嫌いますのでコバエ防止タイプなどの乾燥を防いだり、遅らせる飼育ケースを使うと便利です。

市販の飼育容器の場合は、容器本体と蓋の間に新聞紙などを挟んで3から4日毎に霧吹きを行うと良いです。


このページで紹介した飼育用品は、ホームページ内で好評販売中です。