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成虫の栄養失調に注意!

クワガタやカブトムシにも栄養失調が有ります。

脚のツメがひっくり返ってタコの足みたいになる、人間同様に神経障害で前に進めなくなってムズムズ動くことしか出来なくなる、胸部と腹部に力が入らなくなってぐらぐらヨレヨレになるなどの症状が出ます。

人間とは違い回復することがなく、早期死亡や繁殖障害にも繋がります。

栄養失調防止策

クワガタの飼育例

●こまめなエサやりとエサ交換

毎日エサの残量を確認して、基本的に毎日エサを与えて下さい。

昆虫ゼリーは、フタをはがしたら3日で腐ってしまいます。

カブトムシやクワガタも人間同様に腐った物は食べません。

ですので「エサの食べ残し」があっても必ず、2から4日に1回は新しい物と交換して下さい。

腐敗してしまうと食べなくなってしまい餓死や衰弱の原因になります。

また、中国等の海外からの輸入品の昆虫ゼリーは栄養価が低い物が多いだけでは無く、防腐剤や合成着色料等が多く含まれており栄養失調の症状などの障害が出やすい傾向が有ります。


クワガタやカブトムシは温度が下がるとエサの食べる量が減ります。

また、生まれて数ヶ月間、あまりエサを食べない種類もいます。

あまり食べないからと言って、エサを与えなかったり、腐ったエサを与え続けると栄養失調を起こしますので同様に常に食べ残しがあっても3から5日に1回は新しい物と交換して下さい。


●複数の種類の昆虫ゼリーを与えること

昆虫ゼリーは非常に沢山の種類が有ります。

クワガタの種類や個体差(個人差)によっては、好き嫌い(向き不向き)が有ります。

また、飼育している種類によっては1種類だけでは、栄養が偏ってしまう場合もあります。

上記の様なことから当店では「2種類以上」の異なるタイプ(果汁タイプ、黒糖タイプ、高タンパクタイプなど)を同時に与えて頂くことを推奨しています。

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