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菌糸ビン飼育

多くのクワガタの幼虫は、キノコの菌糸が大好きで、自然界でもキノコの菌糸部分を食べて育っています。

その環境に近づける為、飼育下では「菌糸ビン(菌床)」というエサを用いて大きく育てる方法があります。

菌糸ビン飼育は、マット飼育よりも早く大きく育つ特徴があります。

最も効果的な使い方は、若齢幼虫(初齢、二齢)の1本目からの使用です。

※1本目を終齢幼虫で使っても効果が得られにくいです。

菌糸ビン500cc

まず、小さな幼虫(初齢から二齢の若齢幼虫)には、菌糸ビン500ccを用意してください。

※当店の菌糸ビンは、幼虫への光によるストレスを軽減する為に遮光タイプで、クヌギ(カンタケ菌)とブナ(オオヒラタケ菌)の2種類があります。

クヌギはオオクワガタ限定、その他はブナが適しています。

クヌギ(カンタケ)500cc>>

ブナ(オオヒラタケ)500cc>>

後から説明しますが菌糸ビンは、生物(なまもの)なので小さな幼虫が2から3ヶ月で食べきることができるサイズで大丈夫です。

幼虫をいれます

小さな若い幼虫(初齢)を菌糸ビンに入れる場合は画像の様に菌糸ビンの隅に菌糸ビン穴あけ用シャベルや専用スプーン等で幼虫が入る程度の大きさの穴を開けます。

この穴に幼虫を入れます。(掘った際の菌床のオガクズで軽く埋め戻しても良いです。)

菌糸ビン500ccから見える幼虫

数日経過すると画像の様に姿が見える事もありますが、多くの場合、【居食い】と呼ばれる中央に居座って食べている事が殆どです。

交換間近の菌糸ビン

画像のように菌糸の白い部分が6から7割ほど無くなりましたら新しい菌糸ビンと交換して下さい。

また、菌糸ビンは常に菌床のオガ(木くず)を分解してますので使用期限があります。

あまり食べていなくても幼虫を入れてから2から3ヶ月を目安に菌糸ビン交換が必要です。

菌糸ビンはキノコの菌床で出来ておりナマモノです。

出来ましたら20℃以上25℃以内の環境での飼育を推奨します。

幼虫の掘り出し

中の幼虫を潰さない様に専用スプーンで優しく掘り出してください。

幼虫

手で触るとストレスを与えてしまうので同様にスプーンで優しく運び出します。

菌糸ビン800cc

2本目以降の菌糸ビン交換は幼虫の成長過程に合った容量の物を用意します。

日本に生息する種類の殆どの終齢は、菌糸ビン800ccで大丈夫です。

クヌギ(カンタケ)800cc>>

ブナ(オオヒラタケ)800cc>>

1500cc

オオクワガタなどの30グラム前後の特大のオスの終齢は、菌糸ビン1400ccが最適です。

クヌギ(カンタケ)1400cc

ブナ(オオヒラタケ)1400cc

菌糸ビンのくり抜き

幼虫を菌糸ビンに入れる際は幼虫の大きさ分だけ菌床をくり抜き、スプーン用いて幼虫をそっと入れます。

※過剰な量を削り出す必要はありません。

基本的に蛹室と呼ばれる蛹の部屋(空洞)を作るまで2から3ヶ月毎に交換します。

オスのサナギ

オスのサナギの写真です。

種類にもよりますが、オスで概ね半年から1年前後でサナギになります。

メスで3から6ヶ月前後でサナギになります。温度により多少変動しますので目安として下さい。

サナギになる時は土マユ(蛹室)を作りますのでこの時期から成虫になるまで大きな振動や衝撃を与えないで下さい。

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