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クワガタの成虫飼育のよくある質問

クワガタ成虫飼育の質問のイラスト1

◆クワガタの飼育環境に関する質問◆

Q-クワガタを飼育するには何が必要ですか?

Q-どんな入れ物(容器)で飼ったら良いですか?

Q-日常の世話を簡単に教えてください。

Q-クワガタは夏しか飼育出来ないのでは?

Q-冬場は、ヒーター無しでも飼育出来るの?

Q-クワガタを飼育するのに必要な温度は?

Q-夏に冷蔵庫の中や冬にストーブの近くで飼育しても大丈夫?

Q-どんな場所で飼育すれば良いのですか?

Q-1つの飼育容器で何匹まで飼えますか?

Q-カブトムシや違う種類のクワガタを一緒に飼いたいのですが。

Q-オスとメスを一緒に飼っても大丈夫ですか?

Q-何故ヒラタクワガタはオスとメス別々に飼育した方が良いの?

Q-繁殖品と天然採集品の違いについて教えてください(メリット、デメリット等)

Q-累代(F○)の数字と寿命は関係ありますか?

◆クワガタのエサに関する質問◆

Q-エサは何を与えると良いですか?

Q-クワガタがエサを全く食べません。

Q-羽化して活動前のクワガタは、どうしてエサを食べなくても大丈夫なの?

Q-昆虫ゼリーの賞味期限と保存方法は?

◆クワガタの昆虫マットに関する質問◆

Q-昆虫マットを入れる量は?

Q-霧吹きは必要ですか?マットの湿度が分かりません

Q-マット(成虫用)の交換タイミングは?

Q-マットに潜ったまま出て来ないので心配です。

Q-昆虫マットの表面に白いカビ状の物が出てきましたが?

Q-昆虫マットの保存期間は?

Q-幼虫飼育や産卵で使ったマットを成虫に使い回しても大丈夫ですか?

Q-寒い時期(越冬中)にマット交換をしても大丈夫?

◆クワガタの動きや特性に関する質問◆

Q-クワガタがマットから出てきません

Q-直ぐにひっくり返ってしまいますが?

Q-生きているのにクワガタが動きません。

Q-クワガタに挟まれたらどうしたら良いですか?

Q-夜になると急に激しく動き回ります。

Q-エサ皿や止まり木の下で逆さまになっているのですが?

◆クワガタの越冬に関する質問◆

Q-寒さが心配ですが冬眠はさせた方が良いのですか?

Q-冬眠(越冬)の方法は?

Q-冬眠中(越冬中)のエサやりは?

Q-冬眠しません。

◆クワガタの産卵(繁殖)に関する質問◆

Q-繁殖は出来るのですか?

Q-産卵をしないのですが?

Q-産卵木や止まり木、エサ皿のカビは大丈夫?

Q-産卵木がカビない方法とかありますか?

Q-産卵木の未使用時(未開封時)の使用期限は?

Q-産卵木(止まり木)からシイタケの様なキノコがでてきましたが?

Q-オオクワガタの割り出し(幼虫採取)のタイミングを教えてください。

Q-ケースの底に幼虫が見えますが?(ヒラタクワガタ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタの幼虫採取の方法)

◆クワガタの寿命や長期飼育に関する質問◆

Q-何年飼育出来ますか?(飼育下での寿命について)

Q-長く飼育出来るコツを教えてください(3〜5年の長期飼育のコツ)

◆クワガタのダニやコバエに関する事やその他の質問◆

Q-白い小さなダニが付いていますが大丈夫?

Q-クワガタのダニは人体に害は無いですか?心配です。

Q-コバエが発生してしまいましたが?

Q-飼育ケースを重ねたら抜けなくなりました(泣)





Q-クワガタを飼育するには何が必要ですか?の回答


A、クワガタは、飼育用品さえ揃えれば直ぐに飼育が可能です。
先ず必要な物は、飼育ケース、昆虫マット(昆虫専用の土)、エサ(昆虫ゼリー)、朽ち木(止まり木、産卵木)、その他(エサ皿やクヌギの落ち葉)です。
※昆虫ゼリーは「ゼリー」、昆虫マットは「マット」とそれぞれ略称で呼ばれる事があります。

初めての方は、飼育用品フル装備セットが便利です。

クワガタの基本的な飼育例

繁殖(産卵)についての質問の回答はこちらです。

Q-どんな入れ物(容器)で飼ったら良いですか?の回答


A、クワガタは、ちからが強く飛行する事もあるので脱走を防止する為、専用のフタ付き飼育ケース(通称:プラケース)が最適です。
また、より大切に飼育する為に止まり木やエサ皿が入るBeケース(中)かBeケース(大)をお勧めします。

嫌なコバエと乾燥防止、霧吹き不要の【Beケース】の販売はこちらです。

Q-日常の世話を簡単に教えてください。の回答


A、まず、クワガタの日常の世話で一番大事な事はエサの確認です。エサの昆虫ゼリーが無くなっていたり、少なくなっていたら新しい物と交換してあげてください。
また、食べ残しは夏場は3日毎、冬場の越冬中は5〜7日毎の間隔で新しい物と交換してあげてください。
飼育ケースがBeケース等の乾燥防止タイプで無い場合は、3〜5日おきの定期的な霧吹きが必要です。
その他の事は特にありませんので飼育はとても簡単です。

Q-クワガタは夏しか飼育出来ないのでは?の回答


A、実はクワガタはカブトムシと同じく夏にクヌギ等の樹液に集まる昆虫ですが、カブトムシと以下の点が異なります。
カブトムシは、卵から1年以内(8〜10ヶ月)で成虫になり羽化したら直ぐに活動をして一夏(1〜3ヶ月)でその生涯を終えてしまいますが、クワガタは卵から1〜3年掛けて成虫になり羽化すると蛹室(サナギの部屋)でそのまま1回越冬して翌年の夏に活動を開始します。
●ノコギリクワガタやミヤマクワガタは、自然界の物は活動後3ヶ月前後で死んでしまう事が多いですが、実は羽化してから1年以上も生きている事になります。
●オオクワガタやコクワガタ、ヒラタクワガタ、アカアシクワガタ等は寿命が長く活動後に更に何回も越冬して複数年飼育する事も出来ます。
繁殖品の飼育下ではオオクワガタで5年以上、コクワガタやヒラタクワガタで3〜4年も生きた報告例を実際にいただいております。
また、ノコギリクワガタやミヤマクワガタの繁殖個体で羽化後、1年半生きた事もあります。

Q-何年飼育出来ますか?の回答編へ

Q-冬場は、ヒーター無しでも飼育出来るの?の回答


A、オオクワガタ、ヒラタクワガタ、コクワガタ、アカアシクワガタに加え羽化して未活動(羽化して間も無いエサを食べ初めていない状態)のミヤマクワガタやノコギリクワガタも寒さに強く冬場にヒーターを使って温度管理をしなくても越冬させる事が可能です。
基本的に冬場に無理に温度を上げて活動させるよりも越冬させた方が消耗が少なくなって長く生きてくれる傾向が有ります。
ただし、カブトムシの成虫や海外の熱帯からの輸入昆虫は、冬場のヒーターが必要になります。
離島産のクワガタは、氷点下(出来れば5℃)を下回らない環境であれば越冬も可能です。

Q-クワガタを飼育するのに必要な温度は?の回答


A、クワガタは夏に活動をする昆虫ですが、暑さにはとても弱く30度を超えると死んでしまう事もあります。
エサを食べたり繁殖をする温度は20度前後ですので、夏場は高温に注意して20〜30度で飼育してください。
逆に寒さには強く気温が20度を下回り始めると活動量が落ちて休眠状態になって冬になると冬眠します。(冬眠可能なクワガタは、越冬させた方が長く生きてくれる傾向が有ります。)
因みに自然界でも越冬している様に飼育下でも室内の氷点下を大きく下回らない環境である限り殆どのクワガタは、寒い中でも生きて行けます。
越冬して2年以上生きるオオクワガタやヒラタクワガタ等もいます。

Q-夏に冷蔵庫の中や冬にストーブの近くで飼育しても大丈夫?の回答


A、クワガタは、低温に強く高温に弱い生き物です。
また急激な温度差にも弱い事が知られています。
なのでストーブや温熱器具の前に置くと熱くなり過ぎて死亡の原因になってしまう事も有ります。
また、越冬中に動かないからと言って手や息等の体温で温めたり暖房器具で温めると急激な温度差で本当に死んでしまったりマヒや衰弱の原因になってしまいます。
冬場に生存を確かめる場合は、室内の生活温度(10〜15℃)の場所で半日ほど管理して徐々に目を覚まさせてください。絶対に慌てて暖房器具や手で温めないでください。

また夏場の冷蔵庫も同様に急激な温度差によって、種類を問わず死亡や衰弱の原因になってしまう事があります。
自然下では氷点下でも死なないクワガタも冷蔵庫の5℃の温度でも外気との急激な温度差が発生した場合は、ショック死を起す事が有ります。(よく冷蔵庫でクワガタの耐寒実験をされている記事を見掛けますが可哀相なので真似しないでください。)

Q-どんな場所で飼育すれば良いのですか?の回答


A、クワガタは、直射日光に弱いので室内の日が当たらない涼しい所で飼育してください。
夏の猛暑日の時はエアコンが効いた部屋での飼育をお勧めします。
クワガタは夜行性ですので夜は暗くて静かな所に置いてビックリさせない様にしてあげましょう。

Q-1つの飼育容器で何匹まで飼えますか?の回答


A、基本的にクワガタは、気性が荒く縄張り意識が強いので1つの飼育容器で飼えるのは1ペアのみです。
1つの容器に絶対にオスを複数入れないで下さい。
ただし、ヒラタクワガタ等の特に気性が荒くメスを攻撃する種類のクワガタは、繁殖目的のとき以外はオス、メス別々に飼育してください。

Q-カブトムシや違う種類のクワガタを一緒に飼いたいのですが。の回答


A、自然界でもカブトムシや、クワガタは夜になるとエサ場(樹液が出ている木)でオス同士で激しい戦いを繰り広げています。まるで戦国武将みたいです。
絶対に違う種類を1つの容器で一緒に飼育しないでください。(オスのみの複数飼育も喧嘩による死亡の原因になってしまいます。)

Q-オスとメスを一緒に飼っても大丈夫ですか?の回答


A、クワガタは、希少が荒い種類が多くオスとメスを一緒に飼育(同居)するとオスがメスを攻撃して挟んで傷付けたり、最悪の場合も考えられる事もあります。
特にヒラタクワガタ全般と大型のノコギリクワガタは種類を問わず気性が荒く注意が必要です。
繁殖目的での交配時以外は別々に飼育する事をお勧めします。(1週間以上の同居飼育は大変危険になってしまいます。)

オオクワガタコクワガタ全般は大人しく同居飼育が可能ですが産卵中のオオクワガタのメスは逆にオスを攻撃する事があるので注意が必要です。
メスが産卵の為に産卵木をかじり始めたらオスを別の容器で飼育してください。

Q-何故ヒラタクワガタはオスとメス別々に飼育した方が良いの?の回答


A、当店では数多くの天然ヒラタクワガタを見て来ましたが間違いなく以下の習性が有ります。
自然界ではヒラタクワガタは、夏場に木の穴や洞、皮の裂け目で暮らすオスのフェロモンに向かってメスが集まって来ます。(場合によっては1匹のオスに対して5匹以上のメスが集まるケースもあります。)
交配したメスのみがオスの元を離れ産卵に向かい、一度産卵に向かうと同じオスと再度出会う事は殆どありません。
ところが飼育下の場合、ケース内で交配や産卵をしたメスがエサを食べる時に再び同じオスとハチ合わせるという自然界では100%有り得ない事が起こってしまいます。
オスは求愛の為にメスが自分の元にやって来たと勘違いを起こして近付き、求愛の意志が全くないメスを追いかけ回して、挟んで攻撃をしてしまいます。
以上の習性上の問題でオス、メスの同居飼育のリスクが高いのも事実です。

Q-繁殖品と天然採集品の違いについて教えてください(メリット、デメリット等)の回答


A、自然下でのクワガタは、一般的に羽化して土や朽ち木内の蛹室でそのまま越冬して翌年の初夏〜夏に掛けて活動や繁殖を開始するという特性があります。
天然採集のクワガタは、既に前年から羽化しておりますので羽化してから10ヶ月前後経過している事になります。
コクワガタやヒラタクワガタは、更に越冬して複数年生きる事が出来ます。
但し、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタは、既に前の年から羽化していますので一般的に一夏の寿命となってしまいます。
天然採集品のメリットは、既に活発に活動をしておりエサ食いも良く、直ぐに産卵が可能で繁殖を楽しみたい方やお子様と一緒に観察や自由研究を楽しみたい方に最適です。
既に自然下で交配している事も多くメスのみで産卵する確率が非常に高いです。
デメリットとして、羽化した月日やどのような環境で暮らしていたのかが不明な事から寿命や産卵数が分からないと言う点があります。

当店では、長年の経験から老化が進んだ個体や繁殖出来ない様な弱った個体を識別して、販売商品から除外しておりますのでご安心ください。

繁殖品のクワガタは、羽化して間も無い個体を販売致しておりますので寿命が長いという特徴があります。(未活動の状態の場合もあります。)
オオクワガタを代表として、ヒラタクワガタやコクワガタなどの複数年生きる事が出来るクワガタは、採集品よりも更に長く生きる事になります。
また、ノコギリクワガタやミヤマクワガタなどの自然下では一般的に短命と言われるクワガタでも上手く飼育すると一年を通して長く飼育する事も可能です。(冬でも飼育出来てしまいます)
繁殖品のメリットは、羽化日も明確で当店では未交配、未産卵、未接触の物をお届け致しますので寿命が長く、産卵数も多いという特徴があり、長期飼育を楽しみたい方やゆっくり繁殖を楽しみたい方に最適です。
また、寿命が長い事からお子様のペットや誕生日とクリスマスのプレゼントにも最適です。

デメリットとして、羽化して間も無いので未活動の状態である事が多く、動きが鈍かったりエサを食べない期間が存在する事です。
繁殖の場合も本格的な活動を開始してからになりますので、購入後1〜数ヶ月の期間が必要になる事もあります。
また飼育下で交配させないと産卵しませんので大型個体の場合は、オスがメスを挟んで傷付けない様に注意する必要があります。

Q-累代(F○)の数字と寿命は関係ありますか?の回答


A、クワガタやカブトムシは、累代(近親交配の回数の指標の様な物)を数字にしてF○(○には数字が入ります)で表記される事が多いです。
ただしこの数字と寿命の関係には科学的な根拠が全く無くご報告もありません。
実際に天然のクワガタを捕まえて繁殖させて産まれたクワガタと繁殖品同士の近親交配で産まれたクワガタの寿命を比べても違いはありません。(オオクワガタの天然採集個体からの繁殖を行なっても寿命は同じでした。)
寿命は、飼育環境(温度、湿度、エサ、交配の有無等)の要因で大きく変わってしまうのが事実で一般論です。

Q-エサは何を与えると良いですか?の回答


A、自然界ではクワガタはクヌギ等の落葉樹(雑木)の樹液を食べて生きています。
果物も食べるのですが、より樹液に近い糖質等やミネラルの成分が多く含まれている専用の昆虫ゼリーが一番適しています。
特にオオクワガタやヒラタクワガタ等の寿命が長いクワガタには昆虫ゼリーは絶対に欠かせません。
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Q-クワガタがエサを全く食べません。の回答


A、クワガタがエサを食べない主な理由は2つあります。
1、羽化して間もない未活動のクワガタ・・・・クワガタはカブトムシと違って自然界では、羽化後すぐに活動をせずに蛹室(蛹の部屋)の中で、そのまま動かずに一度越冬してから翌年の夏に活動を開始します。(ノコギリクワガタやミヤマクワガタ等の夏だけしか居ないクワガタも同様に前の年に羽化しています。)
繁殖品の場合も種類や個体の差が大きく、長い物で6〜8ヶ月間も活動しない物がいます。また自然界同様に一度越冬しないと活動しないケースもあります。

2、気温が低くなった為・・・・クワガタには哺乳類と違って体温が無いので、気温が下がると徐々に活動が低下してエサを食べなくなって、やがて冬になると完全に冬眠の状態に入ります。

上記の2つは健全な状態ですので何の心配も要りません。
ただし、外国産の昆虫ゼリーは防腐剤等の添加物が多く含まれているので食べなくなったり早期死亡の原因にもなるので注意が必要です。(特に市販の中国製の合成化合物やゼラチン質が多く、ベタ付いて水っぽい物には注意が必要です)
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その他のエサを食べない理由としてエサが古くなって腐ってしまっている可能性とと夜間照明の明かりで警戒している事も考えられます。

Q-羽化して活動前のクワガタは、どうしてエサを食べなくても大丈夫なの?の回答


A、クワガタは、カブトムシと違って羽化後すぐに活動をせずに数ヶ月にも及ぶ休眠期間(越冬期間)があります。
クワガタを羽化させた経験がある方ならご存知だと思いますが羽化したばかりのクワガタは水っぽく少し重たい感じがします。
その理由は、長期間の休眠に耐えれるだけの水分と栄養分を体内に蓄えているからです。
なので羽化して直ぐの新品成虫(新成虫)がエサを食べないからといって、弱ったり異常がある訳ではないのでご安心ください。
因に日本のカブトムシも同様に羽化してから10日前後エサを食べませんが問題は有りません。
また、カブトムシは夜間に冷房で冷やし過ぎても余りエサを食べなくなってしまいます。

Q-昆虫ゼリーの賞味期限と保存方法は?の回答


A、クワガタのエサの昆虫ゼリーの消費期限は、カップのフィルムのフタを剥がした状態で約3〜5日、未開封(フィルムのフタを剥がさない状態)で約1年程です。
但し食品同様に30℃を大幅に越える高温で長期間(4ヶ月以上)保管すると中身が分離して液状化してしまう事があります。また直射日光に当てると中身の成分が変成して極端に持ちが悪くなります。
使い切れなかった昆虫ゼリーは冬場は常温管理でも構いませんが、暑い時期は冷蔵庫での保管をお勧めします。
賞味期限や消費期限は目安であり、臭いや色、水気等の品質に異常がない限りは使用上の問題は御座いません。

Q-昆虫マットを入れる量は?の回答


A、昆虫マットは、クワガタが休んだり、産卵したり生活には欠かせない大切な物です。また乾燥から身を守る為の必要不可欠な物です。
深さは、出来れば10センチ以上に保ってください。昆虫マットが浅過ぎると乾燥して弱ってしまったり死亡の原因になります。
ヒラタクワガタやノコギリクワガタ等の昆虫マットにも産卵する種類の物は、朽ち木(産卵木)を産卵用マットに完全に埋め込んだ状態で15センチ前後の深さが必要です。

Q-霧吹きは必要ですか?マットの湿度が分かりません。の回答


A、クワガタは乾燥にも弱いのでマットが乾燥して来たら霧吹きが必要です。
マットの水分は、強く握ると固まって、水がしみ出して来ない程度がベストです。(ジュッという音がして水が出て来る様でしたら多過ぎです)
基本的に当店が扱っているマットは初期の加水は不要で袋を開けるとそのままご使用頂けます。
また、コバエだけでなく乾燥も防げて水やり、霧吹き不要のBeケースを使うと何の心配も要りません。
■コバエと乾燥を防ぐ!楽チン飼育の決定版!Beケース

Q-マット(成虫用)の交換タイミングは?の回答


A、昆虫マットの交換タイミングは、昆虫ゼリーの水分や排泄物でベチャベチャに水っぽくなった時か古くなって黒く泥っぽい状態になった時です。
不衛生な環境で飼育するとコバエやダニ等の雑虫が発生しやすくなるので注意が必要です。
夏場の汚れた時の他に越冬前の秋と越冬後の春先にそれぞれ交換すると清潔に保ちやすいです。

Q-マットに潜ったまま出て来ないので心配です。の回答


A、クワガタがマットから出て来ない理由は以下の事が考えられます。
活動をする時間帯ではない為・・・クワガタやカブトムシは夜行性の昆虫で夜にならないとエサを食べたり活動をしません。
また、夜に照明が明る過ぎたり人の気配がしたら驚いて活動をしません。

羽化後まだ活動をしていない為・・・クワガタはカブトムシと違って羽化してから長い休眠期間や越冬後に本格的な活動を開始します。それ迄、昆虫マットの中で乾燥を防ぐ為に休んでいます。

温度が低くなった為・・・クワガタは温度が下がると活動が休止して冬眠の状態になります。その場合も昆虫マットに潜ったままになってしまいます。冬場の冬眠時も同様です。
※夏場の発送時の保冷材による一時的な温度の低下や季節の変わり目の気温が低い時にも同様にマットに潜ったままになってしまう事が多いですが、異常ではありませんので御安心ください。

メスが出て来ない場合は産卵中の為・・・ヒラタクワガタやノコギリクワガタ、ミヤマクワガタ等の昆虫マットに産卵するタイプのメスの成虫が姿を現さない時は産卵に専念する為に何日か昆虫マットに潜ったままになる事があります。
また産卵以外でもメスは警戒心が強く隠れるのが上手いので潜ったまま姿を現さない傾向が有ります。

Q-昆虫マットの表面に白いカビ状の物が出てきましたが?の回答


A、昆虫マットの表面に時々出て来る「白いカビ状の物」の多くは、昆虫マットの原材料のシイタケや食用ヒラタケの原木や菌床の菌糸が湿度や温度によって活性して再び出てきた物です。時々、根っこ状に菌糸を張る事もあります。
特に幼虫は、この白い部分が大好きで好んで食べます。成虫の飼育時も特に問題はありません。
元々食用のキノコの菌糸なので飼育や人体への影響はありませんのでご安心ください。(但し、昆虫や土を触った後は、常に石鹸でよく手を洗って下さい)

Q-昆虫マットの保存期間は?の回答


A、昆虫マットは、オガクズの中でタケ菌(シイタケやヒラタケ菌)や良質なバクテリア(土壌菌)が生きて活性しています。
その為、使用未使用に関わらずオガクズが分解され続けていますので、余り長期間保管されると水っぽくなったり泥状になってしまう事があります。
気温にもよりますが出来れば3〜4ヶ月以内に使い切る様にしてください。(買い置きはお勧めしません)
余った昆虫マットは、日陰干しで完全に乾燥させると長期保存が出来ますが、使用時に加水の必要があります。
また、少量でしたら冷蔵庫で保管しても少しだけ長持ちしますが出来るだけ早めに使ってください。

Q-幼虫飼育や産卵で使ったマットを成虫に使い回しても大丈夫ですか?の回答


A、産卵や幼虫飼育での使い古しの昆虫マットで成虫の飼育をしても死んだり弱ったりする事は有りませんがマットの劣化が進んで不衛生になりやすくコバエやダニ(粉状の落ちにくい種類)、線虫の発生の原因になるので新品を使っていただく事をお勧めします。

Q-寒い時期(越冬中)にマット交換をしても大丈夫?の回答


A、越冬中の昆虫マットの交換は基本的には大丈夫です。(人間的には、眠っている所を起す様で悪い気もしますが死んだり弱ったりしませんのでご安心ください。)
ただし、一つだけ注意点が有ります。
それは温度差を与えない事です。
寒いからといって温めた昆虫マットに入れ替えたり、作業中に温度差がある暖かい部屋や暖房器具で温めないでください。
マヒや衰弱等で正常に越冬出来なくなる可能性もあります。

Q-クワガタがマットから出てきませんの回答


A、クワガタは夜行性の生き物ですので日中の明るい時間帯は、昆虫マットや朽ち木の下に隠れています。
また、夜間でも照明が明るいと出て来ない事もあります。
その他の出て来ない理由として羽化して日が浅い未活動の状態である事が考えられます。(羽化後の休眠は健全な状態なので大丈夫です。)
メスは、隠れて姿を見せなくなる事が多いです。

Q-直ぐにひっくり返ってしまいますが?の回答


A、クワガタは、昼間を除いて樹の上で活動をしていますので木の上に登ったり止まったりするのは得意ですが地面を歩き回るのは得意ではありません。また、背中が丸いので裏返しになると起き上がれない事もあります。
飼育容器の中にも昆虫マットだけでは無く止まり木(産卵木)や落ち葉などの障害物を入れておかないと直ぐにひっくり返って起き上がれない事もあります。
特に羽化して間も無い活動前の個体もひっくり返りやすいので注意が必要です。

Q-生きているのにクワガタが動きません。の回答


A、クワガタが動かない理由は、以下の3つが考えられます。

1.羽化して間も無い活動前の個体・・・クワガタは、羽化して活動する迄何ヶ月も掛かってしまう事があります。この場合、種類によっては動きが少ない事もあります。

2.気温が低くなって冬眠状態になっている時・・・クワガタは、カブトムシと違って冬眠をする種類が多いです。その場合もカチコチになって動かなくなります。(時々死んだ様になる事もありますが生きています。10度前後の気温の場所でピクピクと脚や爪が動くので確認出来ます。)

3.威嚇をしている時・・・クワガタは、外的や刺激を受けると怒ってアゴを大きく広げて頭を持ち上げて攻撃態勢に入ります。
またカメの様に6本の脚を畳んで死に真似をする個体もいます。これらの場合も動かずにじっとしています。

Q-クワガタに挟まれたらどうしたら良いですか?の回答


A、クワガタは挟む力が強くなかなか離してくれない事があります。
挟まれた時に無理に引っ張るとケガの原因になってしまいますので、バケツに水を汲んで浸け込んでください。不思議と直ぐに離してくれます。

Q-夜になると急に激しく動き回ります。の回答


A、クワガタは、夜行性の昆虫なので日中の明るい時間帯は姿を現さずに夜になると活発に活動します。(所狭しと動き回る場合も有ります)
夜間は照明の光が入らない静かな場所での飼育をお勧めします。
ここ数年LEDを代表する照明技術の進歩で、照明の光が当たる場所に置くと異常に興奮して飛び回る事もあります。※クワガタは『走光性(光に向かって行動する)』の昆虫です。
例え照明を消してもテレビやスマホ、パソコンの画面の光や家電やオーディオの待機電源(ボタンやスイッチ部分)の光、豆電球や常夜灯の小さな電球の灯りにも反応する場合も有りますのでご注意ください。
勿論、捕虫器の蛍光灯の灯りにも同様に反応する事が有ります。(越冬の妨げにもなる場合が御座います)

Q-エサ皿や止まり木の下で逆さまになっているのですが?の回答


A、クワガタは警戒心が強いので驚いたり休息の際に物陰や障害物の下に隠れる習性が有ります。
その際に止まり木にしがみついた状態で仰向けになる事が御座いますが特に問題は御座いません。
腹部や脚を外敵から守る為に硬い障害物に密着させる様に捕まります。
自然界でも枝の下側から出ている樹液を吸う為に裏返しの状態で器用に木に止まりますのでご安心ください。

Q-寒さが心配ですが冬眠はさせた方が良いのですか?の回答


A、クワガタはカブトムシと同じ夏だけの昆虫のイメージがありますが、実際は冬眠して冬場も静かに生き続けています。
暖房やヒーターで温かくした部屋で飼育して冬場も冬眠をさせずに飼育したり観察する事も可能ですが、長く活動をさせた分だけ消耗して寿命が短くなってしまうという統計的な報告も御座います。
長く大切に飼育する場合は、冬は室内の暖房が効いていない場所(玄関の下駄箱や押入れなど)の暗くて外ほど厳しい温度差が無い所での飼育がお勧めです。
長期飼育するには、室内の暖房が効いていない場所での完全越冬が良いです。

Q-冬眠(越冬)の方法は?の回答


A、オオクワガタ,ヒラタクワガタ、コクワガタの仲間は複数年の寿命を持っているので冬眠します。
またクワガタは、カブトムシと違って羽化して直ぐに活動をせずに一度越冬してから翌夏に活動するので羽化したばかりのノコギリクワガタやミヤマクワガタも同様に1回だけ越冬をします。
越冬飼育は温度差が少ない室内の暗い所が良いです。
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Q-冬眠中(越冬中)のエサやりは?の回答


A、飼育下では、例え暖房が効いていない室内でも自然下と違って雨風雪の影響を受けないので温かい状態です。
その為、越冬中のクワガタも冬場でも晴れて気温が高い日中に時々目覚めてエサを食べる事があります。
冬場でもいつ食べても良い様に常にエサを与えたままの状態にしておいてください。
食べ残しは1週間に1回の間隔で新しい物と交換してあげてください。
※但し、1週間に1回の間隔は冬場に加温せずに越冬中の環境のみの条件です。お間違いの無い様にお願いします。

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Q-冬眠しません。の回答


A、クワガタは10℃以下(10℃前後)で完全に冬眠します。
従って例え寒くても13から15℃でもエサを食べてしまう事が有ります。
ここ数年、12月でも15℃を超える地域や天候が多いので本格的な冬眠は年明けの1月頃になる事が多いです。
また、マンションや近年の最新住宅は暖房無しでも冬場が温かいので個体差にもよりますが冬眠しない物も出てくる様です。
12℃前後の気温でも環境によりマットの温度(発酵の際の熱)で容器内が暖かくなって冬眠しない事もあります。
最近では、最新の照明器具の灯りに反応して冬場でもマットの上に出て来ると言うご報告もあります。段ボール箱で容器を囲むなど遮光の工夫も必要な場合もあります。

Q-繁殖は出来るのですか?の回答


A、クワガタの繁殖(産卵)は、誰にでも簡単に出来ますのでお子様と一緒に楽しむ事も可能です。
クワガタには、種類によって以下の二つの産卵パターンがあります。
朽ち木にしか卵を産み付けないタイプ(オオクワガタ、コクワガタ、アカアシクワガ、スジクワガタ)
朽ち木と産卵用発酵マットの両方に産卵するタイプ(上記以外のクワガタ、ヒラタクワガタ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタ、ネブトクワガタ等)ミヤマクワガタは、発酵マットに市販の園芸用黒土を約6:4の割り合いで混ぜ込むとよく産卵します。
■朽ち木に産卵するタイプのクワガタの産卵方法 ■朽ち木とマットに産卵するタイプのクワガタの産卵方法
■ミヤマクワガタの園芸用黒土を利用した産卵方法

Q-産卵をしないのですが?の回答


A、クワガタが産卵してくれない原因は以下の事が考えられます。
1、気温が低かったり産卵する季節ではない為・・・・日本のクワガタ(離島産も含む)は自然界では梅雨〜梅雨明け迄の間に特に活発に活動をします。
飼育下でも同様に冬場に暖房でどんなに温度を上げても産卵しない事も多々あります。
基本的には自然界同様に5月〜9月迄しか産卵しないと言っても過言ではありません。
また、気温が20度を下回ると活動が低下して産卵もしません。

2、羽化して直ぐの未活動の状態の為・・・・クワガタはカブトムシと違って羽化して直ぐに活動を開始しません。
羽化してから産卵出来る様になるまで種類にもよりますが4〜8ヶ月も掛かる物がいます。
ヒラタクワガタやノコギリクワガタの様にエサを食べ始めたら産卵可能になる種類もいますが、オオクワガタコクワガタの仲間の様にエサを食べていても一回越冬してからの春以降でないと産卵しない種類もいます。

3、メスが産卵出来るコンディションでは無い為・・・・既に何回か産卵しているメスの場合は、著しく体力を消耗してしまっている事もあります。
その場合は、メスに産卵をする体力(能力)が低下している事も考えられます。
※当店では、その様な個体を販売致しておりませんので御安心ください(天然個体も全て見分けております)
また、市販の安価な中国製の昆虫ゼリーは、一夏で死んでしまうカブトムシやクワガタに成分を合わせてある為に栄養が不足したり、防腐剤等の化合物の影響で突然死や産卵不良の原因になりますので長期飼育には向きません。
長期飼育の必需品!安心・安全の国産無添加!プレミアム昆虫ゼリー

4、産卵方法が違う為・・・・クワガタにはオオクワガタコクワガタの様に朽ち木(産卵木)にしか産卵しない種類とヒラタクワガタノコギリクワガタミヤマクワガタ等の黒いマットと少し軟らか目の朽ち木(産卵木)にしか産卵しない種類のクワガタが存在します。
産卵方法が逆の場合、全く産卵しない事も考えられます。
■朽ち木に産卵するタイプのクワガタの産卵方法 ■朽ち木とマットに産卵するタイプのクワガタの産卵方法 ■ミヤマクワガタの特殊な産卵方法
種類で選べる!九州産良質クヌギの産卵木    産卵に不可欠!昆虫マットのコーナー

5、産卵セットを組んで日が経ち過ぎているため・・・・オオクワガタやコクワガタなどの朽ち木産卵タイプの種類の場合は、水に浸した産卵木をケースに入れてから1〜2ヶ月経過すると徐々にタケ菌(シイタケなどの白色腐朽菌)が弱って来て茶色く変色して劣化が始まると産卵をしない事があります。新しい産卵木に入れ替える事をお勧めします。
また、ヒラタクワガタやノコギリクワガタなどのマットにも産卵するタイプの種類も2ヶ月以上経過してマットが泥状に劣化すると産卵しなくなる事もあります。同様に新しく産卵セットを組み直してください。

Q-産卵木や止まり木、エサ皿のカビは大丈夫?の回答


A、止まり木や産卵木、エサ皿は水分を含むと飼育ケース内で、どうしてもカビやすくなってしまいます。
クワガタの飼育上には全く問題が無いのですが、どうしても衛生面の問題で気になる様でしたら、止まり木とエサ皿のみを取り出して消毒用の医療用エタノール等で殺菌してよく洗い流した後で天日干しをして完全に乾燥した状態でご使用ください。
絶対にクワガタが入っているケースを直射日光に当てないでください。また、産卵木も卵や幼虫がいる可能性が有るので除菌や直射日光に当てないでください。
産卵の場合、産卵木の水分をよく切る事と皮を全部剥がさない事に加え、高温多湿な場所で飼育しない事でカビの発生率を少しだけ抑える事ができます。

Q-産卵木がカビない方法とかありますか?の回答


A、カビの胞子は、私達が生活している空気中に普通に浮遊しているので、完全に防ぐ事は不可能に近いです。
しかし、カビの発生率を落とす事は可能です。
まず、産卵木の加水は晴れて気温が高い朝に行い、日中の気温が最も高い時間〜日没近くまで充分に日陰干しをする事です。(天日に当てるとシイタケの菌糸が死滅して産卵効率が落ちる事も御座います。)
産卵木は水に浸ける時間が長いほど、水切れが悪くなるので2時間前後の短めの時間をお勧めします。
また、雨や曇りの日に日陰干しをすると水分が抜けにくくなるので注意が必要です。
後は飼育ケース内がベチャベチャにならない様に清潔に保つ事です。
(成虫用マットを使用前に干して余分な水分を取ってしまう方法もあります。)

Q-産卵木の未使用時(未開封時)の使用期限は?の回答


A、産卵木は水に浸けると劣化し易くなるので、乾燥した状態(未使用、未開封)でしたら数年間の長期保存も可能です。
ただし高温多湿な場所に保管しているとカビてしまう可能性が有るので注意してください。

Q-産卵木(止まり木)からシイタケの様なキノコがでてきましたが?の回答


A、産卵木は、クワガタのメスが好んで産卵する様にシイタケのコマ菌を植菌して少し柔らかくした朽ち木の状態にしてあります。
その為、シイタケ菌が活性する適度な湿度と温度の条件が揃った時にシイタケが出て来る事も有ります。(朽ち木タイプの止まり木も同様のことが起きます。)
勿論、食用のキノコですので健康に害は御座いませんが衛生上の問題がありますので食べないでください。

Q-オオクワガタの割り出し(幼虫採取)のタイミングを教えてください。の回答


A、オオクワガタの割り出し(幼虫採取)のタイミングは、産卵木をセットして1〜1.5ヶ月経過してからがベストです。
もしも、その前にメスが産卵木をバラバラにしたら、産卵木だけを先に回収して別のケースで数週間(1ヶ月前後)管理した後に割り出すと良いです。
オオクワガタが産卵した朽ち木
写真は、オオクワガタが産卵した朽ち木ですが、時々かじって真っ二つになりそうな事もあります。
割り出しは、マイナスドライバーを使って少しずつ丁寧に行なって行きます。

オオクワガタの繁殖の詳細はコチラをご覧下さい。

Q-ケースの底に幼虫が見えますが?の回答


A、ヒラタクワガタやノコギリクワガタ、ミヤマクワガタの仲間はマットにも産卵するので、幼虫がケースの底や側面から見える事があります。
1センチ以上の大きさの幼虫が複数見えて来たら割り出し(幼虫採取)のタイミングです。ケースをそっと引っくり返して行ないます。
ヒラタクワガタやノコギリクワガタの幼虫採取の方法はコチラに記載しております。

Q-何年飼育出来ますか?の回答


A、クワガタの場合は、種類の他に繁殖個体か天然採集個体によって大きく寿命が異なります。
一般的にクワガタは、羽化して長い休眠期間(越冬)の後で翌年の夏に活動を開始しますのでその分繁殖個体の方が寿命が長くなります。また天然採集個体は弱肉強食の厳しい自然界の中で生きていますので一般的に繁殖個体ほど長生きしないと言われています。
種類別の飼育下での一般的な情報による寿命の参考です。()内は報告例と実例です。
※但しエサや気温等の飼育条件や個体差により異なる場合も御座います。予め御了承ください。
オオクワガタ・・・繁殖個体は羽化後3〜5年程(最長で7年の記録があります)
ヒラタクワガタ・・・繁殖個体は羽化後2〜3年(当店ではお客様より繁殖品が4年生きた報告例と天然採集個体が3年以上生きた報告例を頂いております。)
コクワガタ・・・繁殖個体は羽化後2〜3年(羽化後4年以上生きた報告例も御座います。但し、天然個体は、越冬後早い時期から活動する為若干短く1〜2年です。)
ノコギリクワガタ・・・繁殖個体は羽化後1年前後(天然採集品は一般的にカブトムシ同様に一夏の寿命と言われていますが気温やエサによっては12月〜翌年の1月迄生きた事があります。)
ミヤマクワガタ・・・繁殖個体は羽化後1年前後(天然採集品は一般的にカブトムシ同様に一夏の寿命と言われていますが気温やエサによっては翌年の1月迄生きた事があります。※暑さに弱く温度が高いと直ぐに死んでしまう事があります。)
日本(本土)に棲息する全てのクワガタに共通する事ですが冬場は室内常温(無加温)で完全に越冬させた方が長く生きるという統計的なデータがございます。

Q-長く飼育出来るコツを教えてください(長期飼育のコツ)の回答


A、クワガタにはオオクワガタやコクワガタ、ヒラタクワガタなどの複数年の寿命を持つ種類がいます。
これらのクワガタを統計的に少しでも長く飼育する為のポイントを紹介します。
1、他のクワガタと一緒に飼育しない。オスとメスも別々に飼育して一度も交尾や産卵をさせない。
2、大きめの飼育ケースで飼育する事(大型のオスは大ケース、メスは中ケース)
3、夏場は出来るだけ25℃を越えない環境で飼育して、直射日光や高温多湿な場所を避ける。冬場は室内の暖房の影響が全くない室内の寒い場所で常温越冬。
4、ケース内のマットは、潜るのに十分な深さ(10〜15センチ)は確保して、絶対に転倒しない様に落ち葉や止まり木を入れる(ひっくり返ってバタバタもがく行為を何度も繰り返すうちに体力が削られてしまいます。また隠れ家になる為に無駄な動きを抑えてくれます。)
5、エサの昆虫ゼリーは、防腐剤や防カビ剤などの人工化合物が多く含まれている安価な輸入品の物は避ける。(国産のタンパク質配合の良く食べて栄養バランスが良い物を与える)
6、乾燥とエサ切れは起こさせない(越冬中も常にエサを与えたままの状態で食べ残しは1週間毎に交換する)

等のクワガタにとって快適な環境を作ってあげると長期飼育の確率が上がります。
運的な要素も有りますが、長寿ギネスを狙いたい方は是非参考にしてみてください。

Q-白い小さなダニが付いていますが大丈夫?の回答


A、ダニは自然界でもクワガタに付着する厄介物です。(劣化したマットや菌床に発生する粉状のダニと少し大き目の丸くて動き回るダニの2種類がいます。)
飼育には問題が無いと言われる方もいますが、大切に飼育しているクワガタにダニが付いてしまった場合は心配になってしまいます。
ダニ取りの方法は、水道の流水で使い古しの歯ブラシ等で軽く擦って洗い流した後でダニ取りマットを入れた飼育ケースで1匹ずつ個別に飼育してください。※ダニ取りマットは、他のマットと混ぜずに使用してください。効力が落ちてしまいます。

Q-クワガタのダニは人体に害は無いですか?心配です。の回答


A、日本のクワガタに付着するダニで人体に影響が出た報告例は御座いません。
クワガタのダニは、マダニと全く異なり人体に寄生したりせず、あくまでも昆虫にだけ付着する種類の物です。※マダニは、クワガタに付着しません。
もちろん、クワガタのダニは人間に感染する病原体も持っておりませんのでご安心ください。

Q-コバエが発生してしまいましたが?の回答


A、コバエは昆虫ゼリーに集まって来るショウジョウバエと昆虫マットに集まって来る少し小型で黒いキノコバエの2種類がいます。
一度発生すると次々に集まって来ますので衛生面での注意が必要です。
古くなったエサをコマメに取り替えたり、飼育ケースが格子状のフタの場合は、フタと本体の間に新聞紙を挟み込むなどの対応策の他にコバエ侵入防止型のBeケースがあると便利です。
またキノコバエは、針葉樹のダニ取りマットを使うと発生しにくいのでダニ対策と合わせて一石二鳥です。

Q-飼育ケースを重ねたら抜けなくなりました(泣)の回答


A、同じサイズの飼育ケースを立てた状態で重ねておくとピッタリとくっ付いて抜けなくなったり最悪の場合は割れてしまう事が有ります。
保管の際はケースとケースの間に新聞紙を挟んで重ねる等の工夫が必要です。
スーパーのレジ袋に1個ずつ入れた状態で重ねると次に使う時に袋の取っ手を引っ張るだけで簡単に抜けるのでオススメです。
ただし重ねる時は押さえ付けないでください割れたり食い込んで抜けなくなってしまいます。

クワガタ成虫飼育の質問のイラスト2

クワガタの幼虫飼育のよくある質問

クワガタの幼虫飼育の質問と回答

◆クワガタの幼虫のエサと飼育容器に関する質問◆

Q-1-1.クワガタの幼虫は、何を食べて大きくなるのですか?(エサについて)

Q-1-2.Q-菌糸ビンと昆虫マットの違いは?

Q-1-3.Q-どんな容器で飼育するの?

Q-1-4.産まれて直ぐの幼虫の管理方法と菌糸やマットに入れるタイミングを教えてください。

Q-1-5.菌糸ビンの交換タイミングを教えてください。

Q-1-6.幼虫用マット(マットボトル)の交換タイミングを教えてください。

Q-1-7.どのエサを与えて良いのか分かりません。

Q-1-8.菌糸ビンやマットボトルに水を加えても大丈夫ですか?

Q-1-9-ア.幼虫の育て方の参考例を教えてください(オオクワガタ編)

Q-1-9-イ.幼虫の育て方の参考例を教えてください(ヒラタクワガタ編)

Q-1-9-ウ.幼虫の育て方の参考例を教えてください(ノコギリクワガタ編)

Q-1-9-エ.幼虫の育て方の参考例を教えてください(ミヤマクワガタ編)

Q-1-10.菌床や菌糸ビンにブナとクヌギがあるのですが違いは何ですか?

Q-1-11.使い切れずに余った菌糸ビンの保管方法は?

Q-1-12.マットが減っていないのですが交換は必要ですか?

Q-1-13.昆虫マットに白い線虫の様な生き物が発生しましたが大丈夫ですか?

Q-1-14.菌糸ビンの側面に水滴が溜まってますが大丈夫ですか?

Q-1-15.幼虫が見えませんが大丈夫でしょうか?

Q-1-16.1本の菌糸ビンやマットボトルで飼育可能な幼虫の匹数は?

Q-1-17.使用済みの飼育容器(ボトル)の再利用は可能ですか?

Q-1-18.昆虫マットに白や褐色のカビの様な変色が見られますが?

Q-1-19.-菌床ブロックを自分で詰めましたが白くなりません。

Q-1-20.-幼虫がマットに潜らずに上に出て来ます。

◆クワガタの飼育環境やその他の質問◆

Q-2-1クワガタの幼虫は、どんな場所で飼育すればよいですか?

Q-2-2.ベランダや屋外での飼育は大丈夫ですか?

Q-2-3.飼育に適した温度は?

Q-2-4.冬の寒い時期のエサ交換は大丈夫ですか?

Q-2-5.エサ交換の時に以前使っていた古いエサを新しいエサに混ぜると良いと聞きましたが?

Q-2-6.幼虫の体重を量りたいのですが、どうやって測定するの?

Q-2-7.Q-クワガタの幼虫のオスとメスの見分け方を教えてください。

Q-2-8.クワガタが無事に羽化しましたがどうしたら良いですか?(ボトルから出す時期について)

Q-2-9.クワガタの幼虫は寒い部屋で飼育出来ますか?

Q-2-10.サナギや前蛹になってますがエサ交換は必要ですか?






Q-1-1.クワガタの幼虫は、何を食べて大きくなるのですか?(エサについて)の回答


A、自然界でのクワガタは、主に枯れて朽ちた樹木や枝の他に地中で朽ちて腐葉土化した木や根っこを食べています。
飼育下では、これらの環境を再現する為のエサとして幼虫用の昆虫マットや菌糸ビンという物があって栄養価も高く大きく育てる事が可能です。

Q-1-2.菌糸ビンと昆虫マットの違いは?の回答


A、菌糸ビンと昆虫マット(幼虫用)の大きな違いは、価格や栄養価だけではなくクワガタによっての向き不向きがあります。
菌糸ビン(通称:菌糸ビン飼育)は、ブナやクヌギ等のオガクズにヒラタケ菌(食用キノコ)が植菌してあり、これらの菌が活性しているので栄養価が高く早く大きく成長します。
オオクワガタは、菌糸ビンを使わないと70ミリオーバーを育てる事が難しくなります。
その他にヒラタクワガタやノコギリクワガタの1〜2本目に与えると大型個体が出やすいです。
ノコギリとヒラタは終齢幼虫の中期以降(体が黄色っぽくなって来た状態)は、菌糸を嫌うのでマット飼育に切り替えます。
昆虫マット(幼虫用)は、原木シイタケのホダ木や菌床シイタケの収穫後に出て来る廃材(廃菌床)粉砕して発酵させた物で栄養価は菌床ほど高くありませんがマットの中に優良な菌糸やバクテリア(土壌菌)が生きていてクワガタの成長の手助けをします。(通称:マット飼育)
主にミヤマクワガタ、ネブトクワガタなど菌糸ビンでは育たないクワガタの他にノコギリクワガタ(離島産も含む)やヒラタクワガタの仲間(離島産も含む)の飼育にも最適です。

Q-1-3.どんな容器で飼育するの?の回答


A、クワガタはカブトムシと違って幼虫の気性も荒いので1つの飼育ケースで沢山の数を飼育してしまうとケンカをして傷付け合ってしまう事が多いです。
生き物ですので大切に飼育する為に1匹ずつボトルやビンで飼育します。
クワガタ幼虫飼育用のボトルは、コチラで販売しています。
幼虫マットやマットボトル、菌糸ビンの販売はコチラです。

Q-1-4.Q-産まれて直ぐの幼虫の管理方法と菌糸やマットに入れるタイミングを教えてください。の回答


A、産卵セット(産卵用に組んだ飼育容器の事)から採取した生まれて間もない幼虫は、先ず一時管理用のカップに入れて5日ほど健康かどうかの状態を確認します。
その後、菌糸ビンやマットボトルに入れるのですがオオクワガタは初齢幼虫で菌糸ビンに入れた方が大きく育ちます。
ヒラタクワガタやノコギリクワガタ等その他のクワガタは2齢幼虫になるまでカップの中で養生させてから菌糸ビンやマットボトルに入れてください。

Q-1-5.Q-菌糸ビンの交換タイミングを教えてください。の回答


A、菌糸ビンの交換タイミングは、白い部分が無くなった状態か幼虫を入れてから3ヶ月経過してからとなります。(4ヶ月以内の交換をお勧めします)
菌糸ビンは、中身のオガクズを生きたヒラタケ(食用キノコ)の菌が絶えず分解しているので使用、未使用に関わらず3から4ヶ月で劣化してしまいますので食べ切る前に交換する場合もあります。

Q-1-6.Q-幼虫マット(マットボトル)の交換タイミングを教えてください。の回答


A、マット飼育のボトルの場合、菌糸ビンと違って食べた跡が解り難いという欠点が有ります。
一般的にマットも菌糸ビン同様に3〜4ヶ月前後で分解(劣化)が進み本来の性能を発揮出来ない事が多いので最低でも3〜4ヶ月での交換をお薦めします。
また、幼虫マットの方が菌糸ビンよりも食べる速度が早いので大型のノコギリクワガタ、ヒラタクワガタの仲間のオスの幼虫は、2ヶ月前後でボトルの上の方まで食い上がって来る事もあります。その場合も早めの交換をお薦めします。

Q-1-7.どのエサを与えて良いのか分かりません。の回答


A、幼虫用のエサは、種類の他に幼虫の年齢(初齢〜終齢)の段階でも大きく変わります。幼虫マット飼育と菌糸ビン飼育とでも大きく異なります。

>マット飼育(サイズに拘らずにリーズナブルに育てたい方にオススメ)・・・大きく育てたい場合は、初齢〜2齢の段階で850ccのボトルで飼育します。(健康な幼虫を入れる為に二齢幼虫まで成長ささせてから入れる事をお勧めします)
また種類を問わず、どの年齢の幼虫にも使えるメリットがあります。
離島産や外国産の大きくなる種類のオスの場合は、2本目以降は1500cc以上の大きさの容器が必要になります

菌糸ビン飼育(カッコいい個体や夢の80ミリを目指される方にオススメ)・・・菌糸の効果を発揮させる為に出来るだけ早い段階で菌糸ビン550ccに入れます。(オオクワガタ以外は、二齢幼虫からがベスト)
最初から大きな容量の菌糸ビンに入れると食べ切る前に菌床が劣化して大きくなりにくいので最初は550ccが丁度良いです。
7割り前後を食べ切ってしまうか幼虫を入れてから3ヶ月を経過した時点で次は、幼虫のサイズに合わせた菌糸ビンに入れます。
2本目以降は菌糸ビン850ccになりますが、オオクワガタの大きく育ったオス(30g前後)の幼虫や外国産の大型のクワガタのオスの幼虫は、菌糸ビン1500ccをお勧めします。またヒラタクワガタやノコギリクワガタなど種類によっては、2本目以降はマット飼育でも大きく育てる事が出来る物がいます。

Q-1-7.菌糸ビンやマットボトルに水を加えても大丈夫ですか?の回答


A、菌糸ビンやマットボトルには、絶対に水を加えないでください。
元々、クワガタ幼虫飼育ボトルは、水分が蒸発しにくい構造になっていますので水を加えてしまうとベチャベチャになってしまい劣化が早まってしまいます。
またボトルの底に水がたまってしまうと酸欠で嫌気性の発酵が起こってしまい死亡の原因になってしまいます。
菌糸ビン、マットボトル共に約3ヶ月での交換になりますのでカラカラに乾燥してしまう事は殆ど有りません

Q-1-9-ア.幼虫の育て方の参考例を教えてください(オオクワガタ編)の回答


A、・マット飼育の場合・・・オオクワガタの幼虫のマットは、オオクワマットを使います。(850ccの容器で十分です)
マットに入れるタイミングは、5〜10ミリの大きさまで育った初齢幼虫終期〜数センチの大きさに育った終齢の段階の物までの広い年齢の幼虫に使えます。交換タイミングは3〜4ヶ月前後で大丈夫ですが、大きなオスの幼虫の場合は、食べる速度も速いので様子を見ながら2〜3ヶ月での交換をお薦めします。(20gを大きく越える場合は1500ccボトルの方が良いです)
上記の作業を気温が上がって蛹室を作り始めるまで繰り返します。

・菌糸ビン飼育の場合・・・オオクワガタの幼虫は、用途に応じた菌糸ビンを使います。
最初の一本目は、初齢幼虫の状態で菌糸ビン550ccに入れます。(初齢幼虫からでないと菌糸ビンの威力を発揮出来ません。)
幼虫が食べて白い部分が7割ほど無くなった状態か、幼虫を入れてから3ヶ月前後で次の菌糸ビンに交換します。
2本目は、メスは850ccの菌糸ビン、オスも850ccの菌糸ビンで大丈夫ですが大きくなる要素を秘めた大型幼虫(1本目の550ccを食べ切った時点で26g以上)は菌糸ビン1500ccで一気に30gオーバーを目指します。(大きくなるオスの幼虫の見分けは、ある程度の経験が必要です。)
3本目以降の交換も7割前後白い部分が無くなるか、幼虫を入れてから3〜4ヶ月が経過してからとなります。
メスは引き続き850ccの菌糸ビン、オスは850cc(28gを越える大型幼虫は1500cc)に入れます。
上記の事を蛹室を作るまで繰り返します。

気温が上がってサナギになる時に菌糸ビンを掻き混ぜる通称「暴れ」という現象を起こす事が有ります。その時は、オオクワマットで飼育した方がスムーズにサナギになってくれる事が多いです。

メスをリーズナブルに育てたい方は、メスの2本目以降はマット飼育でも構いません。
また、オスの終齢幼虫も体の色が黄色みを帯びた状態(成熟期)になると余り大きくなりませんので3本目以降はオオクワマットでもカッコいい大型個体が出る事が有ります。

Q-1-9-イ.幼虫の育て方の参考例を教えてください(ヒラタクワガタ編)の回答


A、 ・マット飼育の場合・・・ヒラタクワガタの幼虫のマットは虫吉幼虫用マット(ヒラタ、ノコギリクワガタ用)を使います。(850ccの容器に詰めるかマットボトル850ccで大丈夫です。)
マットに入れるタイミングは、頭の大きさが3ミリ以上で、丸まった時の大きさが1円玉台〜以上の大きさ(二齢幼虫〜終齢幼虫)になります。
ヒラタクワガタは、ブヨブヨ病という病気があるので二齢幼虫まで育って身体が透き通っていない物を入れます。
交換タイミングは3〜4ヶ月前後で大丈夫ですが、大きなオスの幼虫の場合は、食べる速度も速いので様子を見ながら2〜3ヶ月での交換をお薦めします。(大型の離島産ヒラタクワガタの場合はマットボトル1500ccの方が良いです)
上記の作業を気温が上がって蛹室を作り始めるまで繰り返します。
オオクワガタよりも幼虫期間は短く早く蛹になります。

・菌糸ビン飼育の場合・・・ 用途に応じた菌糸ビンを使います。
最初の一本目は、二齢幼虫(頭の大きさが約3〜5ミリ、丸まった時の大きさが1円玉)の状態で菌糸ビン550ccに入れます。(終齢幼虫はマット飼育の方が無難です)
ヒラタクワガタの仲間は、ブヨブヨ病という病気があるので二齢幼虫まで育って身体が透き通っていない物を入れます。
幼虫が食べて白い部分が7割ほど無くなった状態か、幼虫を入れてから3ヶ月前後で次の菌糸ビンに交換します。
2本目は、メスは850ccマットボトル、オスは850ccの菌糸ビンもしくは、850ccマットボトルに入れます。
オスは、終齢幼虫終期の体が黄色みを帯びた状態で菌糸ビンに入れると暴れ(菌糸ビンの掻き混ぜ現象)を起こしてしまい逆に小さくなってしまいますのでマットボトルをお勧めします。
また、最高気温が25度を越える季節や冬場に20度以上の温度で加温している場合は、加齢速度が上がって暴れやすくなりますのでマットボトルでの飼育をお勧めします。
3本目以降は、オスメスともにマット飼育で大型個体が出てきます。(大型の離島産ヒラタのオスの場合は、マットボトル1500ccをお勧めします。)

最初の1〜2本目の菌糸ビンで一気に成長を加速させて終齢終期でマットに移すことで短期間で大型個体が育ちます。

Q-1-9-ウ.幼虫の育て方の参考例を教えてください(ノコギリクワガタ編)の回答


A、 ・マット飼育の場合・・・ノコギリクワガタの幼虫のマットは、虫吉幼虫用マット(ヒラタ、ノコギリクワガタ用)を使います。(850ccの容器に詰めるかマットボトル850ccで大丈夫です。)
マットに入れるタイミングは、頭の大きさが3ミリ以上で、丸まった時の大きさが1円玉台〜以上の大きさ(二齢幼虫〜終齢幼虫)になります。
ノコギリクワガタの幼虫は、ヒラタクワガタの幼虫よりも一回り小さいですが十分な大きさの容器で飼育しないと大型個体が出にくくなります。(細身のクワガタですのでオスの幼虫で10gを越えると水牛が出て来る可能性が高くなります。)
オスメス共に3〜4ヶ月毎に850ccのマットボトルに交換して行く感じになります。
アマミノコギリクワガタなどの大型の離島産のノコギリクワガタのオスの幼虫は1500ccのマットボトルの方が適しています。

・菌糸ビン飼育の場合・・・ 用途に応じた菌糸ビンを使います。
最初の一本目は、ヒラタクワガタ同様に二齢幼虫(頭の大きさが約3〜5ミリ、丸まった時の大きさが1円玉)の状態で菌糸ビン550ccに入れます。(終齢幼虫は、菌糸ビンを嫌がって暴れて小さくなるのでマット飼育の方が無難です)
2本目以降は、終齢幼虫(丸まって2.5センチ以上)やメス(お尻に白い斑紋が有る)の幼虫は、上記の理由でマットボトル850ccでの飼育をお勧めします。(基本的にアマミノコギリ等の大型の離島産ノコギリクワガタのオスの幼虫以外は、マットボトル850ccで十分です)
大型の離島産ノコギリクワガタの2本目は菌糸ビン850ccになります。
大型離島産のオスの3本目以降は大きさにもよりますが幼虫の体重が20g前後の重さならマットボトル1500ccでの飼育をお勧めします。
健全に育てる為に菌糸ビン及びマットボトルは、3から4ヶ月毎の交換をお勧めします。

Q-1-9-エ.幼虫の育て方の参考例を教えてください(ミヤマクワガタ編)の回答


A、ミヤマクワガタは、自然界では堆積した腐葉土状の土壌に生息している事が多く菌糸ビンでは育ちません。
また成虫同様、高温に弱く夏期だけではなく冬期の加温に注意が必要です。
暑さに弱く寒さに強い性質上、夏は25℃以下、冬は無加温(寒い室内)で大丈夫です。
冬場に暖房の部屋や加温飼育をする際は20℃を超えない様にしてください。(気温が高過ぎると死亡の原因やマットに潜れなくなる事が有ります)

飼育方法は簡単で3から4ヶ月毎に無添加虫吉マットボトル850ccに交換するだけです。
※無添加なので死亡率が低く、沢山食べて大きく育ちます。
低温飼育の方が大型個体が狙いやすいです。
また、幼虫期間が長いクワガタですのでメスが1年で羽化するのに対しオスが2年掛かって羽化する事も多々有ります。

Q-1-10.Q-菌床や菌糸ビンにブナとクヌギがあるのですが違いは何ですか?の回答


A、クヌギもブナも自然界でクワガタが育っている木なので大きな違いはありませんが使われる方の飼育環境や拘りで選ぶと良いと思います。(どちらでも大きく育ちます。)
クヌギは、標高が低い場所に植生しているので強い日差しや雑菌(病原体)から身を守る為にタンニンと呼ばれる渋味(赤茶色の色素)の含有量が多い事で知られています。(因みにタンニンは、番茶や焙じ茶にも含まれている成分で毒ではありません)
タンニン(長持ち成分)により、菌床のヒラタケ菌によるオガクズの分解速度が遅くブナに比べて劣化し難い(水っぽくなりにくい)と言われています。
また、ブナよりも若干高温に強く長く持つとも言われています。

一方ブナは、高山植物なのでタンニンが少なく菌糸が早く活性する反面、クヌギよりも雑菌にも弱く更に菌糸によるオガクズの分解が早いので直ぐに劣化する(水っぽくなったり、黒くなりやすい)とされています。
新鮮で新しいうちは菌糸が活性して大きく育つのですが直ぐに劣化して水っぽくなってしまうので菌糸ビンの持ちは悪くなります。
クヌギよりも高温に弱いとされています。

人によっては、劣化が遅いので綺麗に食べて大きく育つクヌギ、持ちが悪いが菌が活性して大きく育つのがブナと言われていますので使い比べをされても面白いと思います。

上記の事は、色々な方の意見であり個人的には大きな違いは無いと考えていますので参考程度にお考えください。
基本的に大きくなる菌糸ビンの要素は、含水率、オガクズの粒子(ストレス無く食べれて通気性が良い粒子)、添加剤の適切な量(少ない程持ちが良い)と考えております。

Q-1-11.使い切れずに余った菌糸ビンの保管方法は?の回答


A、使い切れなかった菌糸ビンは、夏季などは高温で劣化してしまうので冷蔵庫での一定の低温化で長期保存が可能です。
ただし、幼虫にとってよりベストな状態を保つ為に出来るだけ3ヶ月以内に使い切っていただく事をお勧めします。

Q-1-12.マットが減っていないのですが交換は必要ですか?の回答


A、クワガタの幼虫は、カブトムシと違い食べる量が少なく外見からは糞やエサの減りも解り難いのも事実です。
但し、時間の経過と共に昆虫マットや菌糸ビンの劣化が始まり本来の性能を発揮出来なくなったり、思たよりも糞だらけになっている事もあります。
健康に育てる為には3から4ヶ月毎のエサ交換を行なう必要があります。

Q-1-13.昆虫マットに白い線虫の様な生き物が発生しましたが大丈夫ですか?の回答


A、 3から5ミリの白くて細いミミズの様な生物は線虫です。
少し気味が悪い姿ですが人体やクワガタ,カブトムシの幼虫には害はありません
理科の授業で習う生態系の食物連鎖で分解者と呼ばれるグループの生き物になり、主に朽ち始めた細かい泥状の木屑を土に戻す役割りを果たしています。
よってマットに水を入れ過ぎて急激に劣化が始まったときや古くなって水っぽく劣化した状態の時に発生します。
言い換えると線虫が発生し始めたら「マットの劣化が始まったので直ぐに交換してください。」というシグナルにもなります。
劣化したマットでは幼虫は育たないので早急な交換が必要です。

Q-1-14.菌糸ビンの側面に水滴が溜まってますが大丈夫ですか?の回答


A、菌糸ビンは、高温に弱いので出来れば25℃迄の気温での飼育を推奨しております。
また、冬場にヒーターの近くや過度の加温をしてしまうと乾燥と劣化が進んでしまうので注意が必要です。
万が一、28度以上の高温になった時に菌糸の白い皮膜とボトルの間に黄色い水滴(遊離水)が溜まる事が有ります。
当店の場合、新鮮な菌糸ビンをお送りしておりますので3ヶ月以内の物であればそのままでも大丈夫ですがそれ以上経過して水滴が出てきた場合は劣化の可能性も御座いますので新しい物との交換が必要です。

Q-1-15.幼虫が見えませんが大丈夫でしょうか?の回答


A、菌糸ビンやマットボトルに幼虫を投入後、外から見えるところでエサを食べる場合と中央の見えない箇所から食べる場合の2つのパターンがあります。見えないからと言って死んでしまっている訳ではないのでご安心ください。
エサ交換の時に見えないと思っていたら大きな穴が空いて真ん中だけを食べて大きく育っている事もあります。また、時々真ん中でサナギになっている事もあるので交換時は注意深く作業してください。

Q-1-16.1本の菌糸ビンやマットボトルで飼育可能な幼虫の匹数は?の回答


A、菌糸ビンやマットボトル1本で飼育可能な匹数は、1匹だけです。
1本の菌糸ビンに何匹も幼虫を入れてしまうと噛み付き合って死んでしまい可哀相な結末に終ってしまいます。
残酷なので絶対に行なわないでください。
最初の1本目は菌糸ビン550ccで1匹ずつ飼育してください。

Q-1-17.使用済みの飼育容器(ボトル)の再利用は可能ですか?の回答


A、はい、使い終わった幼虫飼育用のボトルは洗浄して再利用可能です。
但し、菌床ブロックを詰める際はアルコールで消毒される事をお勧めします。
マットを詰める際は、消毒の必要はありません。

ボトルのフィルターが破れたり汚れた場合はコバエとカビ防止の為に交換をお勧めします。
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Q-1-18.昆虫マットに白や褐色のカビの様な変色が見られますが?の回答


A、昆虫マットは、朽ち木(シイタケ等のホダ木)や菌床が原材料ですので気温や湿度の変化でシイタケなどのタケ菌が出て来る事があります。
その際、上の表面部分や側面が白や茶褐色(黒っぽくなる事も)に変色する事がありますが飼育には問題は御座いませんのでご安心ください。
但し、マットに加水して水分過多になった場合は、底の部分が赤褐色に変色する事があります。
その際は酸欠による嫌気性発酵(劣化)が起こっていますので交換をお勧めします。

Q-1-19.菌床ブロックを自分で詰めましたが白くなりません。の回答


A、菌糸ビンをご自身で詰められて白くならない時は、下記の事が考えられます。
硬く詰め過ぎて酸欠状態・・・少し緩めに詰めると大丈夫です。
フタの空気穴が小さ過ぎる・・・少し大きな穴が空いている容器に変えると良いです。
ボトルの消毒が不十分・・・詰める前にアルコールで消毒して綺麗に拭き取ってください。
温度が高過ぎる・・・菌糸は高温に弱いので真夏の暑い室内や過度に加温した温室やヒーターの近くは避けてください。
雑菌が入ってしまった・・・菌床ブロックを砕いた際に添加物など異物を加えると雑菌やカビが混入するので持ちが悪くなります。
温度が低い・・・10℃を下回ると時間を掛けて白くなります。
菌床は、生き物なので高温や酸欠、雑菌に弱いのでご注意ください。

Q-1-20.幼虫がマットに潜らずに上に出て来ます。の回答


A、マット飼育の際に幼虫が潜れずに出て来る理由は幾つかありますが先ず、温度が高過ぎる事や潜った際に盛り上がったマットで通気性が悪くなった事が考えられます。特に冬場の過度な加温や5月以降の高温時に起こりやすいです。
また、添加剤が多い添加発酵マットの場合はガスが発生している事が有りますのでご注意ください。
解決策としましては出来るだけ涼しい場所での飼育とボトルの通気口が塞がらない様に余分なマットを取り除いてあげる事です。添加発酵マットの場合は、フタを開けて代わりにキッチンペーパーをボトルの口に輪ゴムで固定して2から3日ほど様子を見ながらガス抜きを行うと良いです。
無添加のマットでも冬場の加温の際に暖房器具の種類や加温方法によっては、部分的に熱くなってマットが高温になってしまう事がありますので十分にご注意ください。
加温飼育の際は、気候や時間帯によって高温になりやすいので18から20℃の範囲内をお勧めします。
特に園芸用の温室にヒーターとサーモスタットを用いて温度管理をされる場合は、サーモスタットの温度感知部分が設定温度になっていても他の場所が異常な高温になっている事が有りますのでご注意ください。
その際、ファンやサーキュレーターで空気を循環させる必要が有ります。
ヒーターの場合、一般的には天井に向かって強風を当てて上に溜まった暖気を弾き落とす様に対流させると良いと言われています。

Q-2-1クワガタの幼虫は、どんな場所で飼育すればよいですか?


A、クワガタの幼虫は、暑さに弱いので直射日光が当たらない風通しの良い室内で飼育を行います。
日本のクワガタの場合、寒さに強いので早く羽化させたい場合を除いて特に温かい部屋で管理する必要は有りません。(但し、外国産のクワガタの場合は種類によっては20度以上の管理が必要です。)

Q-2-2.ベランダや屋外での飼育は大丈夫ですか?


A、クワガタは、直射日光や高温が苦手なので幼虫、成虫を問わずベランダや屋外での飼育に適しません。
また成虫の場合は、屋外への脱走のリスクもありますので避けてください。
必ず、屋内で飼育してください。

Q-2-3.飼育に適した温度は?


A、クワガタの幼虫は、高温に弱いので30℃を越えない環境で飼育してください。
特に菌糸ビンは、高温に弱いので注意が必要です。(夏場は28℃以内をお勧めします)
日本のクワガタ場合は、寒さに強いので室内の常温(暖房の影響が無い場所)での飼育で大丈夫です。
離島産(太平洋側)のクワガタは、念の為氷点下にならない環境(出来れば5℃以上)での飼育をお勧めします。
外国産のクワガタの場合は、種類に応じて20から25℃の温度管理が必要です。

日本のクワガタは、冬場に加温すると早く羽化させることが可能ですが25℃を上限にしてください。
加温しないと死んでしまうという物ではありません。(自然界では、冬の寒い中で育っています)

Q-2-4.冬の寒い時期のエサ交換は大丈夫ですか?


A、クワガタやカブトムシの幼虫は、体温が無いので気温が下がって来ると徐々に食べる速度が落ちるのは事実です。
但し、気温が低くても幼虫は普通にエサを食べる事もあり菌糸ビンの白い部分が無くなって来たりマットに糞が目立ち始めた時点で新しい物と交換する必要があります。
また、昆虫マットや菌糸ビンは、見えない所で劣化を起している事もありますので綺麗に見えていても最低でも4ヶ月前後経過した物は交換する必要があります。
特に温室で飼育している場合は、季節や気温に関係なく通常通りの交換が必要です。
寒い時期でも交換を怠ると上手く成長出来なかったり病気や衰弱の原因になります。

Q-2-5.エサ交換の時に以前使っていた古いエサを新しいエサに混ぜると良いと聞きましたが?


A、確かにこの質問に関しましては、バクテリアの持ち越しで良いという意見も御座いますが、当店では以下の理由でお勧めしません。
先ず菌糸ビンを使われる場合においては、古い菌床の一部を入れる事によりカビや雑菌の混入も行なわれるので菌糸ビンが直ぐにカビたり劣化が早くなってしまいます。
また、古い菌床は小さな粉状のダニの発生を誘発してしまいます。
マット飼育の場合も同様にダニ等の雑虫の他に古くなった泥状のマットにはコバエの幼虫や線虫の発生を招いてしまう事もありますのでお勧めしません。
劣化したマットでは、正常に育たなくなる事もあります。

Q-2-6.幼虫の体重を量りたいのですが、どうやって測定するの?


A、幼虫の測定は電子計量器を用いると測りやすいです。(ホームセンター等で販売されている安い物で構いません)
計器は糞で汚れやすいのでラップを敷くと良いかもしれません。
実際に測定している所の写真です(ブログ:虫吉日記の記事より)

Q-2-7.クワガタの幼虫のオスとメスの見分け方を教えてください。


A、クワガタの幼虫は、一般的に成虫同様にオスの方がメスよりも頭部や体が大きくなる傾向が有りますが、終齢(三齢)幼虫の終期になるとメスの幼虫のお尻の部分に白っぽい斑紋が現れ始めます。(殆どのクワガタに当てはまります)
詳しいオスメスの幼虫の見分け方はコチラになります。

Q-2-8.クワガタが無事に羽化しましたがどうしたら良いですか?


A、自然下では、クワガタは羽化後1回越冬して翌年の初夏〜夏に活動をするのですが天候や温度変化の影響を受けにくいので早く活動を開始する事が有ります。
出来ればメスは羽化後1ヶ月程度、オスは大きさにもよりますが1から1.5ヶ月程度で成虫用の飼育ケースに移してあげてください。
放っておくと突然活動を起してフタを齧ってアゴが折れてしまったり、衰弱や餓死の原因になってしまいます。
少し翅が柔らかくても成虫用昆虫マットに潜っている状態でしたら死んでしまう事はありません。
羽化後の成虫の飼育はコチラをご覧ください。

Q-2-9.クワガタの幼虫は寒い部屋で飼育出来ますか?


A、はい、日本(北海道、本州、四国、九州本島)や壱岐、対馬、五島列島に生息しているクワガタでしたら自然界よりも室内の方が暖かいので寒い状態での飼育が可能です。
※南西諸島や離島産のクワガタの場合は、出来れば10度前後で飼育してください。(段ボールや両脇に1カ所ずつ穴をあけた発泡スチロール箱に入れると朝晩の温度差を軽減出来ます。)

Q-2-10.サナギや前蛹になってますがエサ交換は必要ですか?


A、サナギや前蛹(サナギになる前の黄色く真っすぐに伸びた幼虫)になる際に幼虫は、必ず蛹室と呼ばれる空洞を作ります。
蛹室を作っていたらエサ交換を避けてください。
蛹室を壊すと羽化出来なかったり死んでしまう事が有ります。