2014年のタカラヒラタ大型65ミリの羽化情報

タカラヒラタクワガタ

今日は、2014年最新羽化のタカラヒラタクワガタを紹介します。

画像は、65ミリですがバランスが良い極太系の個体です。

※左の中脚は写って無いだけで実際は有ります。

この種類は、鹿児島県のトカラ列島の南部に位置する宝島(小宝島も含む)に生息するヒラタクワガタの亜種です。

太いアゴを持ちガッチリとした姿で人気があります。

また、日本に生息するヒラタクワガタの中で最も飛行性が高いという特徴が有り、フタを開けたままにすると飛んで逃げる事が有るので注意が必要です。

因に宝島という地名の由来は諸説有りますが、世界を又に掛けた【海賊王】の異名を取る事で有名な『キャプテン・キッド』が財宝を隠した島なので名付けられたという言い伝えもあるそうです。

※本当なら夢のある話ですが・・・

話は横道に逸れましたが、今後も写真の個体の他に大型個体が出て来たら紹介したいと思います。

因に写真の個体は、ブナ菌糸ビン550cc→ブナ850cc→マットボトル850ccの交換リレーで羽化させました。

タカラヒラタの場合、終齢末期で菌糸ビンに入れると暴れ(掻き混ぜ)を起こして逆に小さくなってしまう事が多いです。

なので無添加虫吉マットボトルでの飼育へ切り替えました。

マットボトルについて

無添加虫吉マットは、一般的な添加剤入りのマットと異なり、残留添加物の腐敗に伴う発酵ガスが発生しないので昆虫に優しく死亡率も低い商品です。

加えて持ちが良いのでタカラヒラタの場合、交換頻度を3から4ヶ月に1回に落とす事が可能です。

終齢幼虫は、エサ交換時のストレスで痩せて縮んでしまう事が多いので交換回数を落とす事でリーズナブルに大型化してくれます。

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