2012年最新羽化のサキシマヒラタクワガタの大型個体です。
画像は74ミリ〜75ミリの今回羽化した中で最も大型のオスです。
鋭い形状の大アゴを持つ人気の種類です。
大型個体は、太さと迫力が有ってカッコいいです。
南西諸島のヒラタの亜種ですが外国産とは違って、寒さに強いので室内低温越冬も可能で春にかけての飼育に最適です。(寿命も2〜3年と長いです)
また、2月の羽化なので夏には繁殖も楽しめると思います。
今回、紹介した個体の幼虫飼育例です。
1本目に二齢でブナ菌糸ビン550ccに投入。
→約2ヶ月半から3ヶ月後にブナ850ccに投入。
→少し早めの1ヶ月半(2ヶ月以内)で3本目から無添加マットボトル850ccへ切り替えて羽化させました。
サキシマヒラタの幼虫は、終齢で暴れと呼ばれる掻き混ぜ行動を起こして激縮みする事が多いので虫吉では、エサを切り替えています。
※因みに【暴れ】を起こすと1から数日の短い期間で菌床の白い部分がなくなってしまいます。
当店のマットは、一般的な添加発酵タイプと異なり、添加剤無しで発酵させていますので残留添加剤の腐敗に伴う発酵ガスや発酵熱がボトル内で発生しないので強く押し固めても幼虫に安心です。
ガス抜き不要、加水不要の商品です。
劣化が遅く、持ちが良いのでサキシマヒラタの場合、確実に3から4ヶ月に1回の交換頻度で済みます。
交換時の幼虫へのストレスや負担も軽減できて、少ない本数で大型個体の羽化を狙えます。