2013年ツシマヒラタの大型個体の羽化状況【2013年2月17日】

ツシマヒラタクワガタ大型個体ツシマヒラタクワガタの最新羽化状況です。

年末年始に掛けて70から73ミリのオスが羽化しておりましたが、ここに来て75ミリオーバーが羽化が始まりました。

この種の最大の特徴は、本土産と比べて大型になるだけでは無く、大アゴが直線的で長い点です。

国内最大級のヒラタの亜種です。

同亜種の全般に言える事ですが菌糸ビン飼育の際に終齢でいきなり暴れと呼ばれる掻き混ぜ行動を起こしてしまい激縮み(激ヤセ)を起こしてしまう事が多いです。

因みに暴れると白い部分が1から数日で無くなってしまいます。

そこで1本目の菌糸ビンで大きく育つ素質を持った終齢まで育て上げた後で無添加虫吉マットボトル850ccへ切り替えてじっくりと大型個体に育てています。

マットボトルについて

無添加虫吉マットは、一般的な添加発酵タイプと異なり、ボトル内で残留添加剤の腐敗に伴う発酵ガスや発酵熱が発生しないので幼虫に安心安全な商品です。

劣化が遅く、思いっきり強く押し固めておくとツシマヒラタの場合、3から4ヶ月間に1回の交換頻度で済んで、幼虫への交換時の負担も軽減できます。

切り替えの飼育の方が綺麗な大型個体が羽化しやすいです。