2016年4月14日より断続的に発生しております熊本地震により被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。

同じ九州、福岡県の人間として一刻も早い地震の終息および復旧をお祈り申し上げます。

また、九州同士で大変心苦しい限りで御座いますが現在、熊本県、宮崎県、鹿児島県の九州3県へのお荷物が出せなかったり遅れてしまう場合も御座います。

ご注文の際には、何卒ご理解をお願い致します。
※その他の地域へは、通常とおりお届可能です。

今日は、発送業務の他に4月の羽化確認を少しだけ行いました。
大物が羽化していましたので紹介してみます。

こちらは、羽化して間も無いアマミノコギリクワガタの超特大76ミリです。
※羽化して間も無いので未だ赤っぽい色ですが徐々に黒くなって行きます。

先日、ご紹介した個体と同様に2014年に採取した幼虫が足掛け2年で羽化しました。

▶4月1日に紹介したアマミノコギリの記事＞＞＞

前回の個体と同じく一昨年、2014年秋に割り出した（天然個体から産まれた）幼虫を下記のエサ交換で育ててます。

• 1本目（2014年11月27日、二齢）：クヌギ菌糸ビン550cc
• 2本目（2015年2月12日、終齢）：無添加マットボトル850cc
• 3本目（2015年8月21日、終齢）：同上※
• 4本目（2015年12月1日、終齢）：同上
• 2016年3月にサナギになったので5本目の交換は無しです。

※2本目から3本目への交換は、蛹室を作ったと勘違いをして間隔が空いてしまいました。

終齢後半での菌糸ビンでの暴れ（菌糸の掻き混ぜによる縮み）を回避する為に2本目からは無添加幼虫虫吉マットでの飼育を行いました。

●産卵方法を紹介した記事＞＞＞

こちらは、画像では分かりにくいですが佐賀県千代田のオオクワガタ超特大サイズ55から56ミリのメスです。（パーソナルベストです）
※オスメス共に40ミリ前半の小さなペアでしたが親虫のサイズは必ずしも次世代に関係するとは限りません。

●産卵方法を紹介した記事>>>

手に乗せると何とも言えない重量感と大きさです。
※歩く姿は、ゴ○ブリです。

下記のエサ交換で羽化させました。

• 1本目（2015年5月10日、初齢）：ブナ菌糸ビン550cc
• 2本目（2015年8月18日、終齢）：ブナ菌糸ビン850cc
  ※1本目の菌糸ビン550ccを食い尽くした時点でオスと同じくらいの大きさだったので途中までオスとして育てられました。
• 3本目（2015年10月25日、終齢）：オオクワマット（幼虫飼育ボトル850ccにマットプレスで思いっきり固く詰めた物）
• 4本目（2016年1月15日、終齢）：同上

※3月10日にサナギになっていたので5本目への交換を避けて、そのまま羽化です。

これからも面白い情報が御座いましたら紹介したいと思います。
宜しくお願い致します。