トクノシマコクワガタの大型個体の羽化です(2013年5月28日)

トクノシマコクワガタ37ミリ

2013年も初夏の離島産コクワガタの羽化が始まりました。

画像はトクノシマコクワガタの37.5ミリを超える大型個体です。

もう直ぐ出品出来ると思います。

こちらは、リュウキュウコクワ(沖縄、八重山、徳之島、奄美のみ生息)の仲間で本土の種と違いアゴが短くて上を向き体が丸っこい変わった種類です。(勿論メスの形も違います。)

徳之島産は、沖縄産ほどではありませんが黒から赤褐色で少しツヤがあるのが特徴です。

※本土の種類比べると光沢が強く、上翅の筋が目立ちません。

リュウキュウコクワの仲間は、分布が北に行くほど点刻が目立ち、ツヤがなくなります。

幼虫の育て方は、いたってシンプルで1本目に菌糸ビン550ccに投入して終齢まで育てます。

2本目は、虫吉オオクワマットを木製プレスで550cc幼虫飼育ボトルに詰めた状態の物に入れて羽化させるだけとなります。

トクノシマコクワは、2本目の終齢時に菌糸ビンに入れてしまうと逆に暴れ(掻き混ぜ)て落ち着きが悪くなって激縮みするので低ストレスのマットでの切り替え飼育をお勧めします。

※因みに暴れを起こすと白い部分が数日で無くなってしまいます。

なお、550ccのボトルは、容量が小さいのでマット詰める際は、思いっきり強く詰め込んでください。

強く詰め込んだ方が確実に3から4ヶ月に1回まで交換頻度を落とせます。

詰め込みが弱いと途中で緩んでしまったり、乾燥して羽化不全などのトラブルが多くなりますので注意が必要です。


トクノシマコクワガタの大型個体の羽化です(2013年5月28日)” への2件のコメント

  1. こんばんは、ユウさたんです。

    先ほどのメールでおっしゃっていたトクノシマコクワのサイズはこのことだったのですね。

    去年購入させて頂きましたうちのトクノシマコクワは実は産卵中で、もうすぐ割り出しを行う予定です。
    因みにタカラヒラタやヒラタ、ノコギリが現在絶賛産卵中です。

    それにしても37・5は凄いですねー 私もそれぐらいの大型作出してみたいです。

    それでは、また。

    • ユウさたん様

      いつもお世話になっております。
      コメント有り難うございます。
      トクノシマコクワは、今日38ミリが出てきました。
      今年の離島産コクワガタは極端にメスが少なく限定販売的な要素になってしまいました。
      オスは例の如く「わくわくファイブ福袋」に入る予定です。

      また面白い情報がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

コメントは受け付けていません。