国産オオクワガタ幼虫の30gです。(2013年10月10日)

オオクワガタ幼虫30g

先日は身内の不幸でお休みを頂き色々とご迷惑をお掛けしました事をこの場を借りてお詫び申し上げます。

現在、秋の幼虫のエサ交換の真っ最中です。

今年もオオクワガタの30グラム超えの終齢が出てきましたので紹介します。

画像は福岡県久留米産で以下のエサ交換で育てています。

※現在のボトルは、550cc→遮光タイプ500c、850cc→遮光タイプ800cc、1500cc→遮光タイプ1400ccへ変更になっています。

  • 1本目(2013年5月16日):ブナ菌糸ビン550cc(現在は500cc
  • 2本目(2013年8月18日):ブナ〃〃850cc(現在は800cc
  • 3本目(現在2013年10月10日):ブナ〃〃1500cc(現在は1400cc

※3本目への交換は若干早めですが2本目を2ヶ月経過する前に食べ尽くしていました。

掘り出してみると画像の様に30グラム級まで一気に育っていました。

飼育温度は、20から23度の範囲内の菌糸の活性に適した環境で飼育しています。

1500ccの容器は、逆さま飼育専用の特殊な形状のボトルなので幼虫を投入して1週間ほど経過して落ち着き始めた頃合いでひっくり返してください。

キノコの菌は、酸素を消費してオガクズを絶えず分解しており、その際の副産物として水と二酸化炭素を排出します。

1500ccのボトルの蓋は特殊な通気口になっているのでひっくり返す事で酸素よりも重たい二酸化炭素を効率良く外に出して菌床の持ちを良くしてくれます。

加えて乾燥やキノコの発生も軽減してくれるので少し高価ですが便利なアイテムです。

★1500ccのボトルは、現在メーカー終売につき【遮光クリアボトル1400cc】に商品の変更が発生しています。

今年も当店及びお客様の方でもオオクワの80ミリが出ておりますので来年の羽化報告が楽しみです。

※但し、30グラムを超えると極端に羽化率が落ちますので気が抜けません。