イキヒラタクワガタの大型幼虫です(2013年10月15日)

イキヒラタクワガタの幼虫

現在、菌糸ビンやマットボトルに入っている幼虫のエサ交換の真っ最中です。

写真は、イキヒラタクワガタの順調に育った終齢です。

この種類は、長崎県壱岐に棲息するツシマヒラタの近縁亜種で最大で80ミリに迫る大きさになります。

以下のエサ交換で飼育しています。

  • 1本目(5月13日):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(8月27日):〃〃850cc
  • 3本目(10月15日):無添加マットボトル850cc

オスは3本目、メスは2本目からマットへ切り替えています。

3本目からのエサの切り替え飼育の理由は、菌糸ビン飼育の際に終齢後半で突然、暴れと呼ばれる掻き混ぜ行動を起こしてしまい折角大きく育った幼虫が小型化する恐れがあるからです。

※暴れを起こすと白い部分が数日で消滅するくらい幼虫が動き回って痩せます。

無添加虫吉マット(マットボトルの中身)は、添加発酵タイプと異なり、残留有機物の腐敗による発酵ガスや発酵熱が発生しない幼虫に優しい商品です。

(ガス抜き不要、加水不要)

加えて劣化が遅く持ちも良いのでボトルに固く詰めた状態で交換頻度を3から4ヶ月に1回に抑える事が出来るので交換時の幼虫への負担も軽減できます。

今日のエサ交換でイキヒラタの28gは合計2匹出てきましたので今後が楽しみです。

リニューアル後の虫吉マットは、菌糸ビンよりも大きく育つかもしれません。

既にお客様からもご報告を頂いており今後が楽しみです。

また大型個体や大型幼虫が出てきましたら紹介したいと思います。