スジブトヒラタクワガタ(奄美大島)の羽化状況(2014年5月27日)

スジブトヒラタクワガタ(奄美大島63ミリ)現在出品中の徳之島や奄美大島産のスジブトヒラタクワガタの大型個体も徐々に羽化が始まりました。

画像は今月羽化の奄美大島産63ミリ前後の大型個体です。

昨年入荷した天然個体のメスを秋に産卵させて10月に割り出した(採取した)幼虫を育てた物です。

産卵マットで加水したクヌギ材Mサイズを完全に埋め込む方法で簡単に産卵します。

詳しい繁殖方法を紹介した記事>>>

因に下記のエサ交換で羽化させました。

(22から24の温度での飼育でしたが少し低めの18から20度前後の方が大きく育ちます)

  • 1本目、2013年10月30日(二齢):虫吉ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目、2014年1月12日(終齢):ブナ850cc
  • 3本目、2014年3月19日(終齢終期):無添加マットボトル850cc

⇒5月中旬羽化です。

幼虫は、成長速度(加齢速度)が早く、終齢での菌糸ビンに投入すると暴れ(掻き混ぜ行動)を起こしやすいので2本目は早目に切り上げて無添加マットボトルでの飼育へ切り替えました。

マットボトルについて

持ちが非常に良いのでこの種類の場合は、4ヶ月に1回の交換頻度で済むので交換回数が減って経済的な上に交換時の幼虫のストレス痩せのリスクも軽減できるので結果的に大型化しやすくなります。

今回紹介した個体以外にもこれからも大型個体が羽化して来ると思います。

現在、最新羽化の徳之島をメインに随時出品中です。