トカラノコギリ72ミリなど菌糸ビン→無添加虫吉マットでの大型個体の羽化

昨日は、九州北部でもお昼過ぎから雪が降り始め、少しだけ薄っすらと雪景色になりましが本日は、一転して晴れの暖かい日中を迎えています。

今回は、前回のブログの最後で少しだけお伝えしたトカラノコギリの大型個体を紹介したいと思います。

トカラノコギリ(中之島産)72ミリ

画像は、2019年1月上旬羽化のトカラノコギリ(中之島産)72ミリの超大型サイズです。

勿論、虫吉のパーソナルベスト更新です。

昨年の後半から悪石島産を合わせるとかなりの数の70ミリ台が羽化しましたが漸く今頃になって壁を超えてくれました。

オレンジ色の発色が良好の大型個体ですが、メスが羽化していないので販売ができずにお蔵入りの可能性があります。

※飼育例だけの紹介になるかもしれませんが下記のエサ交換リレーで羽化させました。(幼虫の飼育温度は、基本的に20から22度前後です。)

・1本目(2017年8月6日、二齢幼虫):ブナ菌糸ビン550cc

・2本目(2017年11月25日、終齢幼虫):無添加虫吉マットボトル850cc

・3本目(2018年5月15日、終齢幼虫):無添加虫吉マットボトル850cc

→2018年12月12日に蛹になっていたので4本目の交換は行なっていません。

2本目からは、終齢幼虫での菌糸ビンの暴れ(掻き混ぜ行動)を防いでじっくりと大きく育てる為、いつもの様に菌糸ビン→無添加虫吉幼虫マット(マットボトル)での飼育へ切り替えました。

無添加虫吉幼虫マットのメリットは、添加マットと異なり残留添加物の腐敗に伴う発酵ガスや発酵熱が発生しないので幼虫にストレスや刺激が掛かりにくく死亡率を低減できる事です。

ただし、最大のメリットは、劣化が遅い仕様なのでボトルにカチカチに固く詰め込んでおくとトカラノコギリの場合は、確実に4ヶ月に1回の交換頻度で済む事です。

幼虫は、交換時のストレスで痩せ(縮み)やすいので劣化が遅いエサで交換回数を極限まで落とした方が最終的に大きくなりやすいです。

当然の事になりますが固く詰めた方が内容量が多い事を意味しますので時間の経過による目減りが少ないので持ちが長くなって今回の様に超ズボラ飼育が可能です。

なお、詰め込みが弱いマットボトルでズボラ飼育(数ヶ月引っ張る)を行うとマットが緩んでしまい蛹化時に肥大化したブカブカの蛹室(蛹の部屋)を作って羽化不全やアゴずれ(アゴの変形)の原因になってしまうので注意が必要です。

それとノコギリクワガタの仲間やミヤマクワガタの終齢幼虫は、夏場などの気温が高い季節にエサ交換を行うと極端に落ち着きが悪くなって上に出てきてしまいますので夏季のエサ交換を省略する超ズボラ飼育で大型個体を狙いました。

無添加虫吉マットボトルは、驚異的な持ちの良さを実現しています。

トカラノコギリ(悪石島)70ミリ

こちらも2019年1月上旬最新羽化のトカラノコギリ(悪石島産)70.5ミリの大型個体です。

※薄暗い場所での撮影につき、少し写真が暗い感じですが実際は、綺麗なオレンジ色の個体です。

こちらのトカラノコギリは、今後メスが羽化すると思いますので販売できるかもしれません。

飼育のポイントは、中之島産72ミリで紹介しましたのでエサ交換リレーのみを紹介します。

・1本目(2017年8月13日、二齢幼虫):ブナ菌糸ビン550cc

・2本目(2017年11月16日、終齢幼虫):無添加虫吉マットボトル850cc

・3本目(2018年5月15日、終齢幼虫):無添加虫吉マットボトル850cc

→2019年12月13日に蛹になっていたので4本目の交換なし。

こちらの個体も前述のとおり、超ズボラ飼育で羽化させました。

ただし、当店での20度前半での温度環境での飼育ではなく、25度以上の環境だとマットの劣化(微生物や菌類による分解)も早まってしまいますのでタイトな温度管理ができない場合は、4ヶ月での交換をお勧めします。

なお、日本のノコギリクワガタは、アマミノコギリを除き、大きなオスの終齢でも10グラム台(15グラム前後)で食べる量が少ないので引っ張り(ズボラ飼育)が可能です。

トカラノコギリの産卵方法>>

ノコギリクワガタの幼虫飼育方法>>




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