トカラノコギリクワガタ幼虫のマット交換

今年は、例年よりも早く桜が満開を迎え、九州北部では既に散り始めています。

昨年は、このブログで4月14日に桜吹雪の様子を紹介したので10日以上早く散り始めている事になります。

今回は、トカラノコギリクワガタの幼虫のエサ交換の様子をお伝えしたいと思います。

中之島産の終齢画像は、1本目(2017年7月2日、二齢)クヌギ菌糸ビン550cc⇒2本目(2017年10月22日、終齢)無添加マットボトル850ccに投入して、今回の交換を迎えた中之島産の終齢です。

昨年の初夏に産卵セットを組んで産まれた幼虫を飼育しています。

中之島産の幼虫15グラム体重測定の結果は、15グラムの結構な大きさまで育っていました。

※70ミリ作出の最低限の目安は、終齢の最終交換時の体重が15グラムを超えている事です。

(この体重だと70ミリの確率が少し低いかもしれません。)

終齢をマットボトルに入れます。3本目も引き続き、マットボトル850ccに投入してじっくり大きく育てます。

根食い系と呼ばれ、地中に埋まった朽ちた根っこの部分を幼虫が好みます。

なので若齢(初齢、二齢)の段階では、成長を加速させるのに菌糸ビンが有効ですが終齢になると朽ちた状態のエサ(マット)の方が菌糸ビンの暴れ(掻き混ぜ行動)のリスクを回避して大きく育ちます。

因みに無添加でも大きく育つ理由は、菌糸や土壌菌が作り出す糖質と無添加につき、自然由来の微生物(タンパク源)が豊富だからです。

含まれる菌糸や微生物のバランスの維持が重要だと考えています。

※幼虫は、エサと一緒に微生物を食べる事でタンパク質を体内に取り込み腸内菌の助けを借りて糖とタンパク質の同時吸収を行っていると言われています。

また、無添加虫吉マットは、一般的な添加発酵のものと異なり添加剤の腐敗に伴う発酵ガスや発酵熱が一切発生しないので、ボトルに固く詰め込んでも安心で持ちも良いのでノコギリクワガタの場合、超固詰めの状態で4ヶ月に1回の交換頻度で済みます。

※交換時のストレス痩せのリスクを軽減できる事になりますので結果的に大型化しやすいです。

詰め込みが弱すぎると、途中で緩んで肥大化したブカブカ蛹室を作ってしまいオスのアゴズレや羽化不全のリスクが上がってしまうので注意が必要です。

中之島産の終齢16グラムこちらも同じく中之島産の終齢16グラムです。

※先ほどの幼虫と同様に1本目(2017年7月2日)クヌギ菌糸ビン550cc⇒2本目(2017年10月16日)マットボトル850ccの交換リレーです。

この大きさになると運次第で70ミリが狙えます。

勿論、3本目も2本目と同じです。

悪石島16グラムこちらは、成熟が進んだ悪石島産16グラムの終齢です。

2016年の秋から飼育している幼虫ですが、飼育温度によって2年目で羽化(二年一化)する事があります。

※空調の調子が悪く、2016年秋から2017年春先の気温が低かったので無意味に幼虫期間が長くなっています。

●これまでのエサ交換リレーは、下記のとおりです。

・1本目(2016年10月30日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc

・2本目(2017年2月8日、二齢):無添加マットボトル850cc

・3本目(2017年6月21日、終齢):同上

・4本目(2017年10月20日、終齢):同上

⇒今回(2018年4月2日)に5本目に投入。

元気に育って無事に羽化してくれる事を願っています。

今回は、70ミリ予備軍の更に大きな幼虫が2匹も出てきました。

中之島産17グラムこちらは、今回の交換で最大サイズの中之島産17グラムの終齢です。

※エサ交換のリレーは、最初の幼虫と全く同じなので省略します。(今回で3本目です)

この体重を3本目でも維持して成長すれば70ミリを十分に狙えます。

中之島の幼虫17グラムこちらも丸々と太った2匹目の中島産17グラムの幼虫です。

トカラノコギリは、この大きさまで育つと高確率で70ミリを超えてくれます。

久しぶりにパーソナルベストを塗り替える事が出来るかもしれません。

17グラムの幼虫をマットボトルに入れます。3本目も引き続きマットボトル850ccに投入しました。

最初の幼虫(15グラム)と比べ物にならない大きさです。

今後の成長が楽しみです。

早いものが少しずつ羽化していますので、出品可能なペアからホームページに公開しています。