国産コクワ51.5ミリなど大型コクワガタの羽化情報

今日の福岡県福津市は、時々曇り空の少し蒸し暑い一日でした。

先月羽化したばかりのコクワガタの仲間を紹介したいと思います。

今回は、赤くて綺麗な種類や50ミリオーバーの大型個体など面白い情報が多いです。

トカラコクワ47ミリ

こちらは、先月羽化したばかりのトカラコクワガタ47ミリの大型個体です。

赤みと光沢が強いのでエレガントな雰囲気の種類になります。

■エサ交換リレーは下記のとおりです。

  • 1本目(2016年7月17日、二齢):クヌギ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2016年10月31日、終齢):オオクワマット(550ccボトルに木製プレスでカチカチに固く詰めた物)
  • 3本目(2017年2月28日、終齢):同上

→6月30日に既に蛹になっていたのを確認したので4本目への交換は無しです。

終齢の菌糸ビンの暴れ(掻き混ぜ行動)による縮みを避けて大きく育てる為、2本目からオオクワマットへ切り替えました。

550ccボトルは、容量が小さいので詰める際は、思いっきり強く押し詰めてください。

詰めが弱すぎると途中で緩んだり乾燥してしまい上手く成長できなくなる恐れがあります。

48.9ミリのオス

こちらも同じく2017年7月羽化のトカラコクワ48.9ミリの特大サイズのオスです。

今年は、全体的に発色が良く綺麗な個体が多いです。

■エサ交換のリレーは下記のとおりです。

  • 1本目(2016年8月21日、二齢):クヌギ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2016年11月14日、終齢):オオクワマット(飼育ボトル550cc)
  • 3本目(2017年3月6日、終齢):同上

→2017年6月4日に蛹になっているのを確認したので4本目への交換は行っておりません。

基本的に菌糸ビンは2から3ヶ月毎の交換、マットは4ヶ月毎の交換を行っております。※多少遅れてしまう事も有りますが・・・。

49.8ミリのオス

こちらは、現時点で羽化している最大サイズのトカラコクワ49.8ミリのオスです。

■下記のエサ交換で羽化させました。

  • 1本目(2016年8月21日、二齢):クヌギ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2016年11月8日、終齢):オオクワマット(飼育ボトル550cc)
  • 3本目(2017年3月6日、終齢):同上

→6月4日に蛹になっているのを確認したので4本目の交換は無しです。

春先は、20℃前後の低温で飼育しているので前蛹やサナギの期間が通常よりも若干長くなっていると思います。

ヤクシマコクワ51.5ミリ

こちらは、2017年7月最新羽化のヤクシマコクワガタ超特大51.5ミリの極太系個体です。

画像では伝わりにくいですがアゴも横幅も太いです。

■因みにエサ交換リレーは下記のとおりです。

  • 1本目(2016年7月25日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2016年10月28日、終齢):オオクワマット(飼育ボトル550cc)
  • 3本目(2017年3月6日、終齢):同上

→6月5日に蛹になっているのを確認したので4本目の交換は無しです。

今年は、既に51ミリが2匹羽化しているので今後が楽しみです。

国産コクワ51.5ミリ

こちらは7月羽化の国産コクワガタ(福岡県福津市産)超特大51.5ミリのオスです。

数年ぶりのビッグサイズです。

2017年2月3日にブログで紹介した幼虫が無事に大型個体で羽化してくれました。

2017年2月3日の幼虫の記事>>>

■下記のエサ交換で羽化させました。

  • 1本目(2016年6月19日、二齢):クヌギ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2016年9月7日、終齢):オオクワマット(飼育ボトル550cc)
  • 3本目(2017年2月3日、終齢):同上

→2017年5月28日に蛹室が見えたので4本目の交換は行っておりません。

今後も更なる大型個体の羽化が楽しみです。