2013年最初のタカラヒラタの羽化です。

タカラヒラタクワガタ

2013年最初のタカラヒラタクワガタの羽化です。

羽根は未だ赤いですがパッと見た感じでは画像の個体は66ミリ〜67ミリだと思います。

昨年は夏が暑くて冷房の効きがイマイチだったのが原因で2012年秋以降の羽化個体のサイズも小振りな傾向でした。

ただし、ここに来て漸くカッコいい大型個体が羽化し始めました。

横幅がありアゴの湾曲もカッコいいので個人的に大好きな種類です。

トカラ列島は、小笠原諸島と同様に火山列島で独自の進化を遂げた生物が多い事で知られています。

今回の個体の幼虫飼育のエサ交換リレーを記載しておきます。

  • 1本目、ブナ菌糸ビン550ccへ二齢初期で投入。
  • 2本目、ブナ〃〃850ccへ投入。
  • 3本目、無添加マットボトル850ccに交換。

※2本目は、暴れ(菌床のかき混ぜ)を起こす前に約1.5ヶ月前後で切り上げました。

タカラヒラタは、菌糸ビン飼育の際に終齢の後半で突然、暴れを起こして激縮みしてしまう事が多いです。

そこで無添加虫吉マットボトルでストレスや刺激を与えない様にしています。

マットボトルについて

当店のマットは、一般的な添加剤入りの物と異なり、腐敗による発酵ガスや発酵熱が発生しない幼虫に対して安心安全な商品です。

なのでボトルに詰める際は、思いっきり強く固詰めして頂いて大丈夫です。

タカラヒラタの場合、交換タイミングは、固く詰めた状態で3から4ヶ月の頻度で済みます。

交換所のストレスによる負担も少なく大型化してくれていると思います。


2013年最初のタカラヒラタの羽化です。” への2件のコメント

  1. カッコイイですね~タカラヒラタ。
    何だか見ていて飼いたくなってきました。
    それではまた。

    • ユウさたん様

      いつもお世話になっております。
      コメントありがとうございます。
      ヒラタクワガタは、日本海側ルート(朝鮮半島→壱岐対馬)、太平洋側ルート(インドネシア、フィリピン→沖縄、南西諸島)を経由して九州に入って来ているので九州の離島には沢山の魅力的なクワガタが多いです。
      その中でもタカラヒラタやオキナワヒラタ、オキノエラブヒラタの大型個体は、体の大きさに対してアゴが太くてカッコいいです。
      実は離島産のノコギリクワガタやヒラタクワガタも本土の物と変わらないくらい寒さに強いので室内での越冬も可能です。機会があったら是非チャレンジしてみて下さい。

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