2013年最初のゴトウヒラタクワガタの羽化!【2013日2月1日】

ゴトウヒラタクワガタ今日は、2013年最初に羽化したゴトウヒラタクワガタの紹介です。

日本海側に生息する離島産ヒラタの亜種で対馬や壱岐の種よりも横広いので若干サイズが出しにくいです。

写真は73ミリ前後の大型の個体でバランスが良くカッコいいので載せてみました。(今月から来月に掛けての出品になると思います。)

この個体も1本目→ブナ菌糸ビン550cc、2本目→ブナ〃〃850cc、3本目→マットボトル850ccで羽化させました。

低温に強いので常温での飼育も大丈夫なのですが、早く羽化させたいので18から22℃での管理をしております。

今回の飼育のポイントは、1本目に二齢のベストなタイミングで投入して一気に大型化する素質がある終齢まで育てて2本目を約1ヶ月半で切り捨てて3本目のマットボトルへ最終リレーを行なった事です。

虫吉が推奨する菌糸ビンからマットへの切り替え飼育で羽化させました。

菌糸ビンを用いると一気に大きく育ちますが終齢の後半で突然暴れと呼ばれる掻き混ぜ行動を起こして幼虫が縮んでしまい小型化する事が多いです。

なので3本目は、低ストレス、低刺激の無添加虫吉幼虫マットへ早めに切り替えています。

この商品は、文字通り添加剤が一切使われていないのでボトルに詰めた際に幼虫に有害な発酵ガスや発酵熱が発生しないので死亡率や負担を抑える事が可能で超固詰めにも対応できます。

また、持ちが良いので確実に3から4ヶ月毎の交換で済むので交換による幼虫への負担も軽減できるので大型化してくれたと思います。

ただ、今回の個体は、2本目からマットに切り替えて引っ張り倒して2本成りの方がリーズナブルな上に交換時ストレスによる縮みが少なかったかもしれません。

これから春が近付き徐々に温度が上がって来るので色々な種類が羽化して来ると思います。