ミシマコクワガタの産卵セットです。(2013年10月6日)

ミシマコクワガタの産卵セット

今日の朝は、先日から予め用意しておいた産卵セットにペアを入れる作業を行いました。

写真は、鹿児島の三島村(黒島、硫黄島、竹島の3つの島で成り立つ)に生息するミシマコクワガタの産卵セットです。

(画像は、16g1つ穴エサ皿にイエロー果汁ゼリーを入れて傾けて与えています)
※エサ皿はお好みの物で構いません。

現在、三島の動植物(昆虫も含む)は、採取(採集)禁止になっていますので繁殖品しか出回らないレア種です。(野外品は、口永良部島産のみの流通です。)

↓↓↓下の写真の様に少し赤みが強いのが特徴です。

ケースにクヌギ材を入れる

詳しい産卵方法は、コバエ防止ケース(中)に成虫用マットを敷き加水して十分に日陰干しをしたクヌギ材(S)を2本入れて半分くらい埋め込みます。

(面倒な場合は、上に転がすだけでも構いません)

朽ち木の加水時間が長すぎると水切れが悪くなってしまい産卵セット内の環境が悪化しやすいので、重石を乗せて30分前後の加水で大丈夫です。

なお、ミシマコクワは、オスがメスを挟んで殺してしまう事故を確認していますので園芸用の緑帯でアゴ縛りペアリングもアリかもしれません。

詳しい産卵方法を紹介した記事>>

繁忙期につき、バタバタしてブログで紹介できませんでしたが夏に割り出した産卵セットが爆産状態でしたので成虫は来年の春から初夏には出品出来ると思います。