ダイトウヒラタクワガタの産卵セットの割り出し【2013年12月9日】

ダイトウヒラタクワガタの産卵セットの割り出し今回は、今年の8月下旬に産卵セットをしたダイトウヒラタクワガタの幼虫の割り出し(採取)の様子を紹介します。

この種は、沖縄の大東島に棲息する赤みを帯びた小型のヒラタクワガタの亜種で、その中でも最も古くから分布していると言われています。

比較的早く成熟するので羽化して数ヶ月で産卵する事もあります。
※見掛けよりも寒さに強いです。

セット方法は、深さと奥行きがあるコバエ防止ケース中サイズを用い、産卵マットでクヌギ材Mサイズを完全に埋め込むやり方です。

詳しい繁殖方法を紹介した記事>>

写真は初齢と二齢がいますが、取りあえず幼虫管理用カップに無添加虫吉マットを入れて5から7日ほど傷が無いか様子を見て、二齢になった物から菌糸ビン550ccかマットボトル850ccに投入します。

※割り出し直後の幼虫のボトルへの投入は、異常があった場合、途中で死んでしまいエサのロスにつながるのでお勧めしません。

夏に割り出した幼虫が今月から年明けに掛けて羽化して来ると思いますので羽化が始まったら紹介します。