オキナワヒラタの最新の羽化情報【2013年12月12日】

オキナワヒラタクワガタ今日は、最新羽化のオキナワヒラタクワガタの紹介です。

(画像は64ミリ前後のオスの個体です)

現在は、前蛹から蛹の状態の物が殆どですが何匹か早く羽化しました。

この種類は、70ミリオーバーの大型個体を出すのが難しいですが、ガッチリとした体格と独特の湾曲したアゴが特徴です。

また、内歯(アゴの大きな突起)が下に位置する傾向が有ります。

写真の個体は、5月下旬に割り出した幼虫を下記の交換で羽化させました。

  • 1本目(2013年6月5日):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2013年9月7日):ブナ850cc
  • 3本目(2013年10月16日):虫吉無添加マットボトル850cc

→2013年12月4日羽化です。

※今年の夏は、気温が高かったので加齢速度が早く2本目から3本目への交換は、終齢末期(徐々に黄色っぽくなる時期)での菌糸ビンの暴れ(菌床の掻き混ぜ)を起こす前に行ないました。その為、2本目は40日と短めです。

※暴れを起こすと菌床の白い部分が数日で消滅するくらい幼虫が動き回って痩せますので与えると逆効果になる事もあります。

3本目からのエサの切り替えは、幼虫にストレスを与えないのが目的です。

マットボトルについて

無添加なのでボトル内で残留添加成分の腐敗に伴う発酵ガスや発酵熱が発生しないので固く詰め込んでも安心です。

持ちが良いので固く詰め込んでおくとこの種類の場合、確実に3から4ヶ月に1回の交換頻度で済みます。

今年は、年末まで羽化チェックや割り出しを行ないますので紹介したいと思います。