スジクワガタの羽化です。【2013年12月23日】

スジクワガタ

今年も残すところ1週間余りとなりました。

現在、夜を徹して今年最後の羽化チェックと幼虫のエサ交換を行っている最中です。

そんな中、小さなニューフェイスが羽化したので紹介します。

写真は、スジクワガタの大型のオス33ミリです。

小型種なので一般的には、雄は20から30ミリ台、メスは大きくても15から20ミリ前後です。

雄は、アゴの内歯(大きな突起)が太くて二股に分かれたような形状なので見分けがつきやすいです。

但し、小型になると突起が目立ちにくくなります。

メスは、上翅にクッキリとしたした筋があるのが特徴です。

若干、内陸部の標高が高めの場所に生息しています。

幼虫の飼育のエサは、菌糸ビン飼育、マット飼育のどちらでも育ちます。

菌糸ビンの場合は、途中で食い止まったり、暴れ(掻き混ぜ)を起こしたりする事も多いので早く羽化させる必要がない時はオオクワマットでの飼育がお勧めです。

小型の種類なので550ccのボトルで羽化させる事が可能ですがマットを詰める際は、乾燥や緩み防止の為にカチカチに強く押し固めています。

年明けに本格的な羽化が始まるのでペアが羽化次第に出品します。