天然本土ヒラタクワガタ超特大67ミリ採集!【2015年6月17日の採集】

今日の福岡県北部は、朝から曇り空で蒸し暑く、夕方から雨が降り始める梅雨独特の天候でした。

今日は、休み(虫吉は毎週水曜日が定休日です。)を利用して日中に店長が夜間採集の下見に行ってくれました。

※かなり蒸し暑かった様で汗だくで戻って来ました。

樹皮の陰に隠れるオス

店長に写真をお願いしたら1枚だけ撮影して来てくれました。

画像の様に本土ヒラタクワガタは、梅雨の蒸し暑くて薄暗く曇った天候の時は日中でも見掛ける事が出来ます。

※樹洞の中や根元付近の土地の中からメスも数匹捕まえて来てくれた様です。

今晩は本当に湿度が高く、ジメジメとして小雨が散ら付く中、採集に出掛けました。

裂け目に隠れるペアです

ボロボロに避けて台場状になったアカメガシワの裂け目に入り込んでいた大型の本土ヒラタのペアです。

(画像のオスは、53ミリでした)

※片手で猿の様にぶら下がって撮影した奇跡の一枚の写真です。

昨晩採集したばかりなのに新たなオスとメスが集まっていました。

今日は本当に活性している様でした。

樹洞に隠れるオス

昨晩は、見つける事が出来なかったのですが同じアカメガシワの木の裏側の樹洞にも本土ヒラタ(右奥)とコクワガタ(左手前)のオスが隠れていました。

アカメガシワは、樹皮が柔らかいのでカミキリムシがよく産卵するので羽化後の脱出口(成虫が木の中から出る際に空ける丸い穴)から樹液が出る事が多いです。

この様な『当たり』の木を見つけると沢山採集出来ます。

天然本土ヒラタ67ミリ

同じく、アカメガシワの樹液が出ている枝に止まっていた超特大サイズの本土ヒラタのオス67ミリです。※限りなく68ミリに近いです。

今シーズンの採集の最大サイズです。(しびれる大きさです。)

アカメガシワは、良く集まる木と全く見つからない木があって不思議です。

今回の木は、私が学生の時に昆虫に再び目覚めさせてくれるキッカケを作ってくれた思い出の木で過去にも大型個体を採集した事が有ります。

樹液に集まるオス

こちらは、連日の様にヒラタがやって来るクヌギの木です。

今晩もお約束で集まっていました。(写真中央下)

画像は、上からノコギリクワガタの小型のオスと大きなメスです。

※両者の間のツルに隠れている個体は、極小サイズのヒラタのオスでした。

67ミリの写真

今晩採集の本土ヒラタ67ミリの特大サイズの写真です。

画像の様に飼育ケース(ミニ)にダニ取りマットを入れて管理しています。

なお当店では、天然採集品も含め全ての個体を1匹ずつ個別に管理しています。

※ダニが気になるお客様も多いので、除去しています。

エサは、国産プレミアム昆虫ゼリー(ワイドカップ)を与えています。

これから夏の本格的なシーズンが近づくので楽しみです。