タカラヒラタやイキヒラタなど離島産ヒラタクワガタの羽化情報

前回に引き続き、今回も離島産などヒラタクワガタの仲間の羽化をお伝えしたいと思います。

タカラヒラタ67ミリ画像は、2月下旬羽化のタカラヒラタの大型67ミリの太くてガッチリした個体です。
タカラヒラタは、アゴ幅や横幅も広いので人気のヒラタクワガタです。

タカラヒラタの産卵方法

タカラヒラタは、年明けから少しずつ羽化していますが全体的に太くてカッコ良い個体が多いです。

●下記のエサ交換リレーで羽化させました。

・1本目(2017年7月17日、二齢幼虫):クヌギ菌糸ビン550cc

・2本目(2017年10月29日、終齢幼虫):無添加虫吉マットボトル850cc

⇒2018年2月1日にサナギになっているのを確認したので3本目の交換無し

今年の冬は、昨年よりも少し高めの温度設定で管理したので2本成りの省エネ飼育の個体が多いです。

2本目からは、いつもの様に菌糸ビン→マットへの切り替え飼育です。

ヒラタクワガタの仲間の幼虫は、菌糸ビン飼育の際に終齢幼虫で突然暴れと呼ばれる菌床の掻き混ぜ行動を起こして激縮み(小型化)を起こしてしまう事があります。

虫吉では、終齢幼虫になった時点で無添加虫吉幼虫用マットでの飼育に切り替えて更にじっくりと大きく育てています。

無添加虫吉マットは、一般的な添加剤入り発酵マットと異なり添加剤が一切入っていないのでボトル内で添加剤による有害な発酵ガスや発酵熱が発生しないのでボトルにカチカチに固く詰め込んでも安心安全な昆虫マットです。

持ちが非常に良いので固く詰めた状態で3から4ヶ月間は交換無しでも大丈夫です。
交換頻度を落とす事で幼虫への負担(ストレス縮み)を軽減できます。
※ただし、水を加えると極端に劣化が早まるので無加水で使用してください。

タカラヒラタ69ミリこちらも同じくタカラヒラタ69ミリの大型個体です。(2018年3月羽化です。)
現時点で今シーズンの最大サイズですが70ミリに微妙に届かない感じです。

●エサ交換リレーは下記のとおりです。

・1本目(2017年1月15日、二齢幼虫):ブナ菌糸ビン550cc

・2本目(2017年4月28日、終齢幼虫):無添加虫吉マットボトル850cc

・3本目(2017年10月22日、終齢幼虫):無添加虫吉マットボトル850cc

⇒2018年2月16日にサナギになっているのを確認したので4本目の交換無し。

※2本目から3本目は、夏に蛹化する可能性もあったので秋まで少し引っ張り気味の飼育になっています。

タカラヒラタは、春になって少しずつ羽化していますので販売できるペアから随時ホームページに公開しています。

イキヒラタ73.9ミリこちらの画像は、2月下旬羽化のイキヒラタ73ミリ(限りなく74ミリに近い)カッコ良い大型個体です。

イキヒラタの産卵方法

日本海側のヒラタクワガタの亜種(対馬、壱岐、五島)は、アゴが細長くストレートタイプなので南西諸島産の極太系の湾曲したアゴのタイプと全く異なります。

●下記のエサ交換リレーで羽化させました。

・1本目(2017年8月2日、二齢幼虫):クヌギ菌糸ビン550cc

・2本目(2017年10月29日、終齢幼虫):無添加虫吉マットボトル850cc

⇒2018年2月5日にサナギになっているのを確認したので3本目の交換無し。

※2本目は、終齢幼虫の菌糸ビンの暴れ(掻き混ぜ)を避けるために無添加虫吉マットでの飼育です。

イキヒラタは、年明けから少しずつ羽化していますが徐々にサイズアップしているようです。

トクノシマヒラタ74ミリこちらの写真は、3月羽化のトクノシマヒラタ74ミリ(現時点では75ミリに近い)特大サイズです。

先ほど紹介したイキヒラタと異なり湾曲した太いアゴが特徴です。
※先島、奄美、そして徳之島のヒラタは、幼虫もカブトムシ並の大きさになるので育て応え十分です。

トクノシマヒラタの産卵方法

●エサ交換のリレーは下記のとおりです。

・1本目(2016年12月2日、二齢幼虫):クヌギ菌糸ビン550cc

・2本目(2017年3月10日、二齢幼虫):ブナ菌糸ビン850cc

・3本目(2017年5月30日、終齢幼虫):無添加虫吉マットボトル850cc

・4本目(2017年10月19日、終齢幼虫):無添加虫吉マットボトル850cc

⇒2018年2月16日にサナギになっているのを確認したので5本目の交換無し。

2016年秋から2017年春は、空調の調子の関係で少し温度が下がったので無駄に幼虫期間が長くなってしまいました。

トクノシマヒラタは、出せるようになった物からサイトにアップしています。