九州北部は、曇り時々雨の蒸し暑い梅雨の天気が続いています。
昨晩(2018年6月7日)、今年最初の夜間採集の様子を紹介したいと思います。
画像は、今年の夜間採集で最初に出会った小型のノコギリクワガタのオスです。
※オスは、大きさでまるで別の種類かのように形が異なります。
膝の高さの低い場所から出ている樹液を吸っていました。
同じ木の樹上5メートルほどの地点に大きな黒い影が見えたので網で落としてみました。
飛びながら落ちましたが運良く大きなノコギリクワガタのペアを採集できました。
※オスは、持ち帰って計測してみると65ミリでした。
今年は、幸先良いスタートを切れました。
その他の種類も小さいですが発見できましたので紹介します。
画像は、樹皮の裂け目から出ている樹液に集まっていた小型のヒラタクワガタのペアです。
※オスは、小さいのでそのままリリースしました。
この樹皮の裂け目は、日中でも身を隠すのに最適なのでオスを残しておくと次回、別のメスがやって来るかもしれません。
オスが出すフェロモンの様な物に向かってメスが集まって来ます。
未だ発生初期ですが今月中(梅雨の間)に採集しなければ梅雨が明ける頃には個体数が減り見つけにくくなります。
梅雨の季節に発生のピークと繁殖を迎える種類なので今後が楽しみです。
こちらは、木の根元で発見したコクワガタのオスです。
35ミリ前後の大きさですが越冬個体(昨年活動して更に越冬した個体)と思われますので持ち帰らずにリリースしました。
今年は、未だ樹液が出ている木が少ないので本格的な発生は1週間ほど先になりそうです。
当店で取り扱っている天然採集品は、全てコンディションを維持する為、冷房が効いた場所で1匹ずつ個別に管理して元気な個体のみを厳選しております。
小澤様
お世話になっております。
遂に採集シーズンが始まりましたね。
今年も虫吉さんの天然ヒラタクワガタの購入を楽しみにしております。
宜しくお願い致します。
米倉様
いつもお世話になっております。
コメントありがとうございます。
ヒラタクワガタは、天候や木の状態(樹洞の付近の樹液の有無)で採集状況が全くと言って良いほど変わってしまいます。
ヒラタクワガタの「アタリ木」が数本あれば数が集まりやすいのですが最近は整地や開発で伐採されてしまいましたので沢山の販売が厳しいかもしれません。
宜しくお願い致します。