九州北部は先週末の豪雨の後、週明けの月曜日に梅雨明けしました。
今週は、週明けから深夜の採集を行っており少しずつですが集まり始めています。
今回は先日奄美大島から入荷した天然採集品を紹介したいと思います。
※今年は、全部で3回入荷しましたがラスト入荷かもしれません。
こちらは最新入荷の天然スジブトヒラタクワガタ(奄美大島笠利産)58ミリのカッコ良い大型のオスです。
この種類は、世界的に見ても奄美と徳之島のみに生息する日本の固有種で世界で最もエレガントなヒラタと称されています。
上翅に綺麗な筋がある事が名前の由来です。
少しオスの気性が荒い一面がありますが変わった種類です。
スジブトヒラタのメスの画像です。
上翅にハッキリとしたスジがあるのが特徴です。
触るとゴリゴリとした感じです
こちらも最新入荷の天然アマミヒラタクワガタ(笠利産)64ミリの大型のオスです。
極太系の大型個体です。※自然界では、70ミリオーバーが殆どいません。
こちらも同じく天然アマミヒラタ65ミリの大型個体です。
スリムな感じの綺麗な個体です。
こちらは、今回の入荷で最大サイズのアマミヒラタの68ミリのオスです。
※現地でも滅多に採れない大物ですが越冬摩耗個体なので出品せずに私の元で飼育する事にしました。
大型個体をお待ちのお客様には、本当に申し訳ございませんが何でも出品しないのが私のポリシーです。
こちらは、アマミヒラタのメスです。
先に紹介したスジブトほどでは無いのですが上翅に顕著な点刻列(スジ)が現れます。
こちらは、アマミノコギリクワガタ74ミリです。
まさに漆黒の水牛です。
今回は少数でしたが大型サイズが2匹入荷していました。
こちらは、赤系の綺麗な色のアマミノコギリのオスです。(68ミリ)
真っ黒というイメージがありますが真っ赤な個体も存在します。
こちらは、アマミノコのメスです。
こちらも点刻が顕著に現れます。(ザラザラした感じです。)
リュウキュウノコギリの亜種なので丸みが強く、動きも少しノシノシとした感じです。
アマミノコは、寿命が長い種類なので毎年の様にお客様から越年(年越し)の情報をいただきます。
※今年の5月以降に2名のお客様から昨年ご購入分と奄美で自己採集されたペアが揃って生きているというご報告を頂いたほどです。
因みに2015年に入荷した天然のメスを2017年5月中旬まで生きさせた事があります。
当店で取り扱っている天然採集品は、コンディションを維持する為、冷房が効いた場所で1匹ずつ個別に管理して元気な個体のみを厳選しております。
※勿論、死亡補償付きです。