国産オオクワガタの初齢幼虫の菌糸ビン入れ【2015年5月11日】

今日の福岡県北部は、午後から生憎の雨天だったのでスタッフと一緒に先日から割り出しているオオクワガタの幼虫の菌糸ビン入れを行いました。

これから初めての飼育にチャレンジされる方の為に簡単に手順を紹介したいと思います。数日前に割り出してカップに入れた幼虫

写真は、4日程前に割り出して管理用カップに入れた国産オオクワガタの幼虫です。

(カップの中身はオオクワマットです。カップのマットは、固める必要は有りません)

幼虫が元気にしていれば画像の様にカップに這った様な痕が付きます。

幼虫の成長過程について>>

カップから出した初齢

中身を確認する為に別の容器に中身を出して幼虫を確認します。

(分かりにくいですが画像は別の大きめのカップに初齢幼虫を出したところです。)

幼虫の大きさは、1センチ前後(未満の場合も有ります)ですがオオクワガタの場合は菌糸ビンに入れても大丈夫です。

菌糸ビンのフタを開けているところです

菌糸ビンのフタを開けているところです。

今回は、ブナ菌糸ビン550cc(現在は遮光菌糸ビン500cc)を使用しています。

最初から大きなエサを与えても幼虫が小さいので食べる前に劣化してしまい交換タイミングの遅れによるトラブルの原因になります。

菌糸ビンシャベルで穴をあけます

菌糸ビン穴開けシャベルで菌糸ビンに幼虫が入る大きさの穴をあけているところです。

少し深めに穴を空けても大丈夫です。

幼虫交換用スプーンで幼虫を投入

幼虫エサ交換用スプーンで慎重に菌糸ビン(穴)に幼虫を入れてください。

上から軽く被せて埋めます

押さえ付けない様に軽く上から菌床のオガクズを被せて埋めます。

幼虫を入れたらフタを閉めます

幼虫を入れたらフタをして直射日光が当たらない涼しい場所で飼育します。

※飼育温度は22から25℃が理想ですが最低でも30℃を超え無い様にしてください。

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