アマミノコギリクワガタの産卵方法(産卵セット)

アマミノコギリクワガタ
今回は、今が旬のアマミノコギリクワガタの産卵セットの紹介をしたいと思います。

天然個体の場合は、直ぐに産卵可能です。
但し、繁殖品(羽化させた個体)のノコギリクワガタは、オスとメス双方が活発に動き出してエサを食べ始めてから産卵可能になります。
※繁殖品は、秋までに活動しなかった場合、常温(暖房が効いていない寒い状態)で完全に冬眠させて越冬明けの翌年の初夏から夏に産卵可能になります。
(未活動時に加温すると雌雄の活動ズレや早期活動の原因になるのでお勧めしません)

産卵は、概ね23℃以上で大丈夫ですが夏期は、出来るだけ30℃を超え無い環境での産卵や飼育をお勧めします。
※クワガタは気温が高いほど、過活動気味になって消耗や老化が激しくなってしまい寿命や産卵面でデメリットが大きいです。

それでは、実際の産卵セットの組み方を紹介したいと思います。

アマミノコギリの産卵セットに必要な物
先ず、産卵に必要な飼育用品の紹介です。(ヒラタやノコギリの産卵に必要な三種の神器です)

・飼育容器:コバエ防止飼育ケース(Beケース中サイズ)

・昆虫マット:ノコギリクワガタ産卵用マット

・産卵木:クヌギ産卵木(Mサイズ)

ノコギリクワガタの仲間は、オオクワガタと異なり、マットと産卵木の両方に産卵するので両方を併用した方が産卵の成功率が高くなります。

最初に産卵木を加水します
先ず最初に産卵木を加水します。
※産卵木は、乾燥していますので使用時に水を染み込ませる必要が有ります。

産卵木に重しをしています
産卵木は、水に付けてもプカプカと浮かび上がって直ぐに水が染み込まないので画像の様に重しをして沈めると効率良く短時間で加水が完了します。

※画像は、市販の漬け物用の重しですが高価なのでレンガや石、水を入れた洗面器や袋を上に乗せても代用が可能です。

加水時間は、約2から3時間で大丈夫です。

日陰で産卵木の水切りを行います。
加水が終わった産卵木を日陰で干して水を切っています。
画像の様にカゴの上に乗せて地面から上げた方が早く乾きます。

気温や天候にもよりますが晴れた日でしたら約6から8時間ほどで水切り作業が完了します。

産卵木の樹皮を剥がします
産卵木の樹皮をステーキナイフを用いて剥がしている様子です。
※個人的にステーキナイフが一番安全で作業しやすいアイテムだと思います。

産卵木の樹皮を完全に剥がした様子
産卵木は、画像の様に完全に樹皮を剥がしてしまって大丈夫です。
黒くて丸い部分は、シイタケの菌を植菌した痕です。
※産卵木の多くは、原木栽培のシイタケのホダ木をクワガタの産卵に適した年齢(固さ)でカットして乾燥させた物です。

Beケース(中)に産卵マットを入れますBeケース(中)に産卵マットを入れます。
ここでは、固めない状態でマットが容器の下から4割くらいになった時点で一旦入れるのを止めます。
※この手の産卵セットは、この分量で丁度1袋(4リットル)を使い切れます。

マットプレスで底の部分のマットを固めます
マットプレスで先ほどのケースのマットを固めます。
ちょうど底の部分が約5センチほど固く詰まる感じになります。
ケースの底に敷いている玄関マット(足拭きマット)は、飼育容器の割れ防止の為です。
※何でも構わないのでクッションになる物を敷いておくと押さえ付けた際に容器が割れてしまう確率を軽減出来ます。

因に、この固めた部分にも産卵するので手が抜けません。

固めたマットの上に産卵木を置きます
マットを固め終わったら先ほどの樹皮を剥がした産卵木を置きます。
※画像の様に横向きに置くと丁度良い感じになります。

上から残りの産卵マットを被せます
産卵木の上から袋に残った産卵マットを全部入れて埋め込みます。

手で隙間を埋め込みます
産卵木と容器の間に出来た隙間を軽く手で抑えて埋め込みます。
この部分は、カチカチに固める必要は御座いません。
※カチカチに固めてしまうと肝心要の底の固めた部分が酸欠を起こしてしまう恐れが有ります。

アマミノコギリクワガタとエサを入れて感性です
エサの昆虫ゼリーと成虫を入れて産卵セットの完成です。
画像は、参考画像(イメージ画像)の為にオスとメスのペアで入れていますが天然個体でしたら自然下で交配している事が殆どなのでメスのみ単独でも十分に産卵可能です。
※因にオスのメス殺しの頻度も低いので卵が見え始めるまで同居でも大丈夫だと思います。

因に容器の中には、クヌギの落ち葉ブラウン黒糖ゼリープチエサ皿超高たんぱくワイドカップゼリーワイドカップ用エサ皿(1つ穴)を入れています。
エサ皿は、足場の替わりも兼ねて入れていますがスペースに応じてお好みで構いません。

ノコギリクワガタの仲間全般にいえる事ですが直ぐに産卵するパターンと産卵までに数週間から1ヶ月ほど掛かるパターンがあり、個体差が大きいので8月に産卵セットを組んでも割り出しが晩秋(10から11月)になってしまう事も多々有ります。

アマミノコギリの産卵セットの結果の記事>>>

ノコギリクワガタの幼虫飼育方法>>

ノコギリクワガタの関連商品の一覧>>

産卵木など産卵用品の販売はコチラ>>>

産卵に最適!国産昆虫ゼリーの販売はコチラ>>>

コバエ防止飼育ケース(Beケース)の販売はコチラ>>>