トクノシマヒラタとタカラヒラタの菌糸ビン→マットの幼虫飼育経過

今週は、遅れ気味の飼育作業を一気に進めています。

今回は、幼虫のエサ交換の様子(菌糸ビンからマットへの切り替え飼育)の経過を紹介したいと思います。

トクノシマヒラタの終齢

画像は、今回で3本目の交換を迎えたトクノシマヒラタクワガタ終齢の特大サイズです。

●下記の交換で現在に至っています。

  • 1本目(2017年6月6日、二齢):クヌギ菌糸ビン550cc⇒
  • 2本目(2017年9月17日、終齢):無添加マットボトル850cc(虫吉幼虫マットのボトル詰め商品)

2本目で蛹化せずに3本目を迎えたので超特大のレベルまで大きく育っていました。

終齢での暴れ(菌床の掻き混ぜ)による縮みを避ける為、低ストレスの無添加虫吉マットで交換頻度を下げてじっくりと大きく育てる方法を採用しています。

※若齢幼虫を1本目で一気に加齢させて、終齢をじっくり時間を掛けて育てるイメージです。

29グラムの終齢

幼虫期間の事を考えると今回の交換(3本目)でサナギになると思いますが29グラムの特大サイズまで育っていました。

ボトルへ投入しました。

3本目も引き続き、無添加虫吉マットボトル850ccへ投入しました。

29グラムの終齢は、別の日に投入した物を合わせると3から4匹くらい確認しましたので今年もパーソナルベストの更新の期待が持てます。

※但し、アゴや体の横幅が広い種類なので、なかなか縦に伸びてくれません。

マットボトルについて

無添加虫吉マットは、ボトル内で発酵ガスや発酵熱が発生しないので幼虫に安心な上に食い付き抜群です。

持ちが良いので交換頻度を3から4ヶ月に抑える事が出来るのでストレス痩せのリスクも軽減できます。

終齢30グラム

こちらの画像は、トクノシマヒラタの30グラムの大台に乗った超大型の終齢です。

これまでの交換リレーは下記の通りです。

  • 1本目(2017年5月14日、二齢):クヌギ菌糸ビン550cc⇒
  • 2本目(2017年8月17日、終齢):マットボトル850cc

※2本目でサナギになる可能性があったので様子を見る為、少しズボラ気味の飼育になってしまいました。

(本来は、前述のとおり3から4ヶ月毎の交換を推奨しています。)

850ccボトルに投入しました。

3本目もマットボトル850ccに投入しました。

ボトルの口径ギリギリの大きさです(汗)

本来は、1500ccが良いのかもしれませんが人手(労力)の都合上、虫吉の自家使用分は850ccしか詰めて用意していません。

※但し、過去に他の種類で80ミリが無事に羽化しているので大丈夫だと思います。

こちらも3本目(2018年2月3日投入)が蛹化前の最後の交換になると思います。

タカラヒラタの終齢23グラム

こちらは、本日(2018年2月3日)に4本目の交換を迎えたタカラヒラタクワガタの23グラムの特大サイズの終齢です。

1本目(2017年2月6日):クヌギ菌糸ビン550cc⇒

2本目(2017年4月29日):マットボトル850cc⇒

3本目(2017年9月19日):同上

エサ交換に関する概要は、前述の個体で説明済みなので省略します。

1本目の投入から既に1年を経過しようとしているので70ミリを狙えそうな大きさまで育っていました。

※但し、幼虫期間が長すぎると羽化した成虫のお腹やお尻が出てしまう確率が高まるので楽観視できません。

マットボトルに投入

4本目もこれまでと同様にマットボトル850ccを与えました。

今回の交換が最後になると思います。

無事に大きく育って羽化して欲しいと思います。