タカラヒラタの爆産【2018年5月】

今日は、夏のような蒸し暑い1日でした。
明日の日中は、さらに暑くなりそうです。
(コクワやヒラタが採れそうな気候です。)

今回は、先週末に行ったタカラヒラタの産卵セットの割り出しの様子を紹介したいと思います。

タカラヒラタの産卵セットをひっくり返した様子です。画像は、3月20日に組んだタカラヒラタの産卵セットをひっくり返した様子です。

マットから大量の幼虫が零れ落ちて既に爆産確実です。
※余り増やし過ぎたくない場合は、飼育容器の底に卵が見え始めた時点で一旦メスを回収しても大丈夫です。

今回、使用した主な飼育用品は、コバエ防止飼育ケース(中)産卵用マットクヌギ産卵木(M)x2本、国産プレミアム昆虫ゼリーです。

下に落ちた幼虫をスプーンですくい上げている様子です。幼虫は、柔らかいので指で持つと潰れたり傷ついてしまう恐れがあるのでエサ交換用スプーンですくい上げて一時管理用カップに運び入れると良いです。

タカラヒラタの初齢と二齢幼虫です。画像は、タカラヒラタの二齢幼虫(左)と初齢幼虫(右)を並べた様子です。
頭部の大きさと胴周りの太さの違いは、一目瞭然です。
※左側の幼虫は、頭部の大きさから推測するとオスの可能性が高いです。(既に菌糸ビンに入れ頃の幼虫です。)

産卵木の側面に潜り込んでいる幼虫産卵木の側面に潜り込んでいた幼虫です。

幼虫は、朽木も大好きなので産卵木に潜って食い進んでいる場合も多いです。
お腹の色が黒いので直近まで黒い産卵マットを食べていた事になります。
※朽木を食べると肌色に変わりますが腸内に溜まった食物が透けて見えているだけなので異常ではありません。

今回は、マットから40匹近い幼虫が出てきました。

続いては産卵木の割り出しです。

産卵木の中から出てきたタカラヒラタの二齢幼虫産卵木をマイナスドライバー(工具)で割って出てきた二齢幼虫です。

産卵木を割る際は、怪我をしない様にお手元に注意してください。

産卵木の中心付近から出て来た幼虫セットを組んでから2ヶ月近く経過しているので産卵木は手で簡単に割れるほどになっていましたが少し軟材気味だったので2本で15匹前後しか出てきませんでした。

産卵木の破片から出てきた初齢幼虫産卵木には、小さな初齢幼虫が細かい破片の中にいる事が多いので潰さない様に慎重に割って行きます。

孵化して間もない幼虫です。孵化して間もない全身が白っぽい小さな幼虫です。

卵や小さ過ぎる幼虫は、後ほど紹介する割りカス(幼虫回収後のマットと産卵木片)と一緒に埋め戻して後から大きく育った頃に回収すると良いです。

タカラヒラタの割りカスを保管します。クワガタの幼虫や卵は、小さいので最初の割り出しで全部を回収するのは困難なので一旦、元の飼育容器に割りカスを戻して保管します。
※その際に前述の卵や孵化して間もない幼虫も一緒に埋め戻しておくと良いです。

割りカスが入った容器には、管理ミスを避ける為に必ず種類や産地などの情報と割り出し日を記載したメモやテープを貼っておくと良いです。

気温や季節にもよりますが概ね4週間から1ヶ月で初齢後期から二齢幼虫まで育っているはずですので再び容器をひっくり返して幼虫を確実に回収してください。

今回のタカラヒラタの割り出しの結果今回の割り出しで56匹のタカラヒラタの幼虫が出てきました。【爆産です!】
※割りカスのケースの中にも数匹の幼虫が残っているので最終的には60匹位になると思います。

カップにマットを入れて保管します。一時管理用のカップには、無添加虫吉マットを固めずに入れて保管します。

傷や虚弱の有無を確認するために4から7日ほど養生させた後に元気な幼虫を菌糸ビン550ccに投入します。

割り出し直後に菌糸ビンに入れてしまうと幼虫に問題が発生していた際に死んでしまって菌糸ビンのロスが出てしまう確率が上がるので余りお勧めしません。

※なお、カップには幼虫管理ラベルを貼るスペースが無いのでビニールテープかマスキングテープに種類や産地などの情報と割り出し日を記載してカップ1個ずつ貼っておくと管理ミスを防げます。