クヌギやコナラの朽木のオガクズに4から6ヶ月間熟成させた菌床のオガクズをブレンドして無添加で発酵させた卵に優しい究極の産卵専用マットです。
【原材料の菌床及びクヌギとコナラのオガクズは、九州産です】p>
卵だけでなく生まれた幼虫の事も配慮して添加剤を一切加えずにキノコの菌床(食用キノコの菌)を用いて仕上げています。p>
また、粒子も特殊な機械(通称、擦り潰し工程)で柔らかく仕上がっています。
水分調整済みにつき、直ぐにお使いいただけます。p>
腐植土に産卵するヒラタやノコギリ、ミヤマ、カブトムシだけでなく、オオクワガタも対象になります。p>
「え!オオクワガタがマットに?」と思われる方が大半だと思いますが、お客様からの「このマットのみで産卵させている」というご報告を検証した結果、間違いなく産卵します!
自分で誕生させた幼虫を成虫まで育て上げる喜びは格別です!
近年は、全国的に原木シイタケ栽培農家さんの高齢化による減少や林業の衰退で産卵木の原材料となる朽ち木(ホダ木)の流通量が激減しており、年々、入手が困難になっております。
この産卵マットが「産卵木不足の救世主」になってくれたらと思います。
【クワガタのマットのみ産卵の場合(全種共通)】
飼育ケース(中サイズ)に産卵マット2袋(実際に使用する量は7リットル前後)を用います。
朽木に見立てて固く詰める必要があります。
袋の半分の量(2リットル)ずつを3回に分けてプレスして約9から10センチのカチカチの固い層を作る為、下記の作業が必要です。
袋の半分の量(約2リットルほど)を飼育ケースに入れます。
木製マットプレスで思いっきり固めている様子です。
※画像の様にケースの底にクッションを敷くと割れ防止になります。
2リットルのマットをプレスすると約3センチ前後の層ができます。
この作業を3回繰り返して約9から10センチの層を作ります。
強く詰めなければメスが潜った際に緩んでしまい産卵しなくなります。
この9から10センチの高さに固めた層にメスが産卵します。
10センチ以上の高さに詰めると酸欠のリスクが上がるので避けてください。
固めた層の上に2センチほど足すイメージで残りの産卵マットを入れて手で平らにします。
酸欠を起こしますので絶対に押さえ付けないでください
なお、マットは、全部入れると多すぎる場合がありますので使い切る必要がありません。
足場用の落ち葉を入れて完成です。
★自然に近い無添加なので産卵木が無くても産卵します♪
ヒラタ、ノコギリ、ミヤマは、中間層からケースの底に掛けて産卵します。
オオクワガタは、中間層から少し下の層(ケースの底よりも上)に産卵します。
【産卵木を用いる場合(ヒラタ、ノコギリの産卵)】
飼育ケース中)に産卵木(M)x2本、産卵マット1から2袋(4から5リットル)を用います。
※マットは固め方や産卵木の太さにより2袋目が必要な場合もあります。
袋の半分(約2リットル程度)をマットプレスで強く固めて3センチ前後の層を作ります。
※この上から更に1.5から2リットル程度のマットを入れ、2回に分けて固めて5センチ前後の層を作った方が産卵成功率が上がります。(但し、確実に2袋目が必要になります。)
加水後に十分に水を切って樹皮を剥いだ産卵木2本をケースに入れ、上からマットで埋め込みます。
産卵木を埋め込んだら軽く手で押さえて平らにします。
酸欠の原因になりますので強く押さえ付けないでください。
スペースがあればお好みで落ち葉やエサ皿を入れると足場になります。
クワガタの幼虫の回収の様子です。
上手くハマると1から2ヶ月後、こぼれ落ちる様に幼虫が出てきます!
当店でも実際に使用致しておりますが高確率で爆産します。
増やし過ぎには注意してください(笑)
クワガタの場合、親メスが幼虫(子)を捕食してしまいますので早めにメスを取り出すか、幼虫を回収する事をお勧めします。
親メスを入れたままにすると徐々に幼虫が居なくなってしまいますのでご注意ください。
【カブトムシの産卵、飼育例】
容器にマットを入れて使います。
クワガタほど強く押し込む必要はありませんが、底の部分に10センチ前後の固めた層を作った方が成功率が上がります。
全体を強く固めると酸欠を起こすので上の部分は固めないでください
マットは12から15センチ前後の深さになる様にしてください。
中ケースで約5から6リットル、大ケースで10から12リットル程度が必要です。
※ただし、固める強さや量で多少異なる場合がございます。
産卵のケースをひっくり返して出てきた大量のカブトムシの幼虫です。
カブトムシの幼虫は、クワガタの倍以上の成長速度(孵化から約1ヶ月後に終齢幼虫まで成長)です。
なので幼虫を取り出さずに放置すると環境悪化による病気や共食いが発生して可哀想な事になってしまいます。
早めに幼虫を回収して、飼育ケース(中もしくは大)で5から10匹ずつ分けるか、ブロー容器で1匹ずつ飼育するなど幼虫飼育へ移行してください。
多くのお客様にお電話、メール、レビュー(会員様価格商品も含む)にて好結果のご報告を頂いております。
当店イチオシ商品の一つです。
発酵が深いので早く泥っぽくなりやすい為、クワガタの幼虫飼育にお勧めしません。
別コーナーの無添加虫吉マット(幼虫用)をお勧めします。
無添加ですが気温が高い季節は、開封時に発酵臭がする場合が御座いますが使用上の問題は御座いません。
◆使い切れなかった場合の保管方法◆
キッチンクリップ |
キッチンクリップで封をします。 |
開封後に使い切れなかった場合は、画像の様にホームセンターや100円均一ショップでも販売されている『キッチンクリップ』で袋の口を閉じると簡単にコバエの侵入と乾燥防止が出来て便利です。
※ジッパー付き袋は、粒子が噛み込んだ際に隙間が出来てしまうのでお勧めしません。
◆虫吉オリジナルの発酵臭対策◆
無添加の産卵マットですが、気温が高い時期は到着時に発酵臭がする場合がございます。
発酵臭がする場合は、産卵セットを組んでケースの蓋をした状態で画像の様に2日ほどサーキュレーターで風を当てると発酵臭が消えて気にならなくなります。
暑い時期は、臭いままお構いなしで産卵セットを組んで頂いて大丈夫です!
到着後、お客様がマットの種類を識別出来るように画像の「産卵用」と記載されたシールを貼って出荷致しております。
★この商品には、会員様限定割引の商品がございます。
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■ お客様の声
おすすめ度 | YASU様 | 2024-09-07 |
対応も早くて感謝です?? また。お世話になると思います?? 宜しくお願い致します? |
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お店からのコメント
2024-09-10
この度は当店をご利用頂きありがとうございます。
原則14時までのご注文で即日出荷を行っております。 この昆虫マットは無添加で非常に産卵効率が良いです。 今後とも何卒、宜しくお願いいたします。 YASU様のまたのご利用を心よりお待ち申し上げます。 |
おすすめ度 | オオクワONLY様 | 2024-08-07 |
非常に良質なマットです。 カビも生えず虫もわきません。 またリピしたいと思います。 |
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お店からのコメント
2024-08-07
いつも当店をご利用頂きありがとうございます。
無添加で仕上げた特殊発酵マットです。 非常に産卵効率も良く、オオクワガタでさえも産卵してくれます。 オオクワONLY様のまたのご利用を心よりお待ち申し上げます。 |
おすすめ度 | コマチダイスケ様 | 2024-07-30 |
昨年、このマットを使ってノコギリクワガタの産卵に成功しました。とても使いやすいよい土ですね。孵化した幼虫たちは、先月羽化して無事に成虫になりました。子どもがもう一度育てたいと希望しているので、再度カップリングと産卵に挑戦したいと思います。 | ||
お店からのコメント
2024-07-30
いつも当店をご利用頂きありがとうございます。
昨年に引き続き、産卵マットをご購入頂き有難う御座います。 幼虫も無事に羽化してくれたみたいで良かったですね! 今年も産卵が上手くいってくると良いですね。 コマチダイスケ様のまたのご利用を心よりお待ち申し上げます。 |
◆ヒラタとノコギリの産卵セットの組み方の手順について◆
1、先ず、産卵木を加水します。 バケツ等に水を入れて漬け込みます。 少し柔らかめ仕様のクヌギのMサイズかSサイズを勧めします。 Beケース(中)に入る目安は、Mサイズが1本、Sサイズが2本です。 加水時間は、2時間程度で大丈夫です。 長過ぎると水切れが悪くなり水分が多くなり過ぎます。 |
2、次に先程の加水した材の水切りです。 ザルやカゴを使うと便利です。 直射日光が当たらない日陰で行ってください。 湿度が高い雨の日に行うと水切れが悪くなるので注意してください。 6時間から半日経過して手で押さえた時に「ジュッ」という音がしなければ大丈夫です。 |
3、日陰干し後の材の樹皮を剥ぎます。 100円均一のお店等で購入出来るステーキナイフを用いると便利です。 樹皮は全部取り除いて大丈夫です。 樹皮の下のザラザラした繊維状の箇所も綺麗に擦って取り除いてください。 |
4、容器の底に産卵用マットを固めて詰めます。 画像のように木製プレスで固めます。 |
5、この上に先程の材を置きます。 画像は中ケースにMサイズの材を横向きに1本入れたところです。 Sサイズの材は縦方向(線路の枕木状)に置いて2本入ります。 コバエ防止飼育容器(中)の場合は、縦向きにSサイズが3本、Mサイズが2本入ります。 その際、綺麗に密接している事を確認してください。 |
6、材を埋め込みます ケースの側面に隙間が出来た場合、ステーキナイフ等を使って綺麗に埋めると良いです。 埋め込みの際は絶対に上部をカチカチに固めないでください。 酸欠で卵が死んでしまったり嫌気性発酵の原因になります。 |
7、オスとメスのペアを3日ほど同居させます。 オスの気性が荒いので長く一緒にするとメスが挟まれてしまう恐れが有るので注意してください。 3日を目安に一端、オスを別の飼育容器に移し替えます。 ※2から3週間経過して容器の底や側面に卵や幼虫、材の削り痕が見えない時だけ再度3日間だけオスを入れます。(卵や幼虫が見えている時は絶対にオスを入れないで下さい。) 気温が低いと繁殖活動をしません。 夏期は、夜間に冷房で冷やし過ぎると上手くいかない事が有ります。 |
新しい生命の誕生です。 上手く行くと1.5から2ヶ月後にケースの底や側面に幼虫が見え始めます。 ゆっくりひっくり返して幼虫を採取してください。 マットや材の中から沢山出てくる事 があります。 |
◆当店のマットが4リットル入りの訳◆
昆虫用土中には沢山のキノコの菌糸や幼虫の成長を助ける優良な土壌菌たちが呼吸をしながら生きています。
手抜きをして一度に大きな袋に入れると沢山の酸素が必要になり発送中に酸欠を起して、優良な土壌菌が死滅してしまいお届け時に繁殖に適さなくなってしまいます。
当店では、より良い状態でお客様に使って頂く為に通気性が保てる適正な量の4リットルに小分けして呼吸用の空気穴を開ける事により、お客様の昆虫の環境に優しい発送を行なっております。
4リットルだと開封後に1回で使い切れなかった場合、いつの間にか外部からやって来る『キノコバエ(小さな黒いコバエ)』の発生を最小限に抑える事が出来るメリットもあります。
※使い切れなかった大きな袋の中で大量のコバエが発生した経験をお持ちの方も多いかと思います。
勿論、生き物(命)のに使って頂く物でもあり、お客様にもより良い状態で使って頂く為に手間隙掛けて1つずつ手作業で袋詰めをしてお届け致しております。