ヤクシマスジクワガタ38ミリやアマミノコギリなどの年末の羽化情報

あっと言う間に2017年も明日と明後日を残すのみになりました。

こちらの飼育情報ブログは、今年最後の更新になると思いますが2018年も引き続き面白い情報をお伝えしたいと思いますので宜しくお願いします。

2017年12月30日から2018年1月3日まで年末年始の休業を頂きますので次回の更新は1月4日以降になると思います。

今回は、1匹だけパーソナルベストを更新したクワガタが羽化していましたので最初にご紹介したいと思います。

ヤクシマスジクワガタ38ミリオーバー

画像は、2017年12月最新羽化のヤクシマスジクワガタ38ミリオーバーの特大個体です。

スジクワガタの亜種で赤みが強く、アゴの内歯(内側の突起)の発達具合や形状が本州の種類と異なります。

産卵方法は、下記の方法で大丈夫です。

産卵方法を紹介した過去の記事>>>

幼虫飼育は、2017年3月20日に1本目のオオクワマット(飼育ボトル550ccに固く詰めた物)に投入して1本成りで羽化です。

飼育温度が20℃前後でしたので若干幼虫期間が長くなっています。
(11月20日に蛹化を確認です。)

550ccボトルにマットを詰め込む際は、思いっきり強く詰め込んでください。

詰め込みが弱いと途中で緩んだり乾燥しやすくなるので交換頻度が上がったり正常に羽化できなくなる可能性があります。

アマミノコギリクワガタ74ミリ

画像は、同じく2017年12月最新羽化のアマミノコギリクワガタの極太系水牛74ミリ(75ミリに近い)の特大のオスです。

2016年の夏に入荷した天然のメスを産卵させて1年以上掛かって羽化しました。

産卵方法を紹介した記事>>>

●エサ交換のリレーは、下記のとおりです。

  • 1本目(2016年10月15日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2016年12月29日、終齢):無添加マットボトル850cc
  • 3本目(2017年4月10日、終齢):同上

⇒秋に蛹室と思しき空洞を作っていたので4本目の交換を中止。

2017年11月中旬に蛹になっているのを確認。

幼虫時の最大体重は、18グラムでイマイチだったのですがセオリーどおり、春にエサ交換を行った後は、秋まで交換しないズボラ飼育で大きく育ってくれた様です。

気温が高い季節に終齢で新しいエサに入れ替えると土壌菌やバクテリアが落ち着いておらず酸素が薄くなりやすく潜らずに上に出てくるトラブルが多くなります。

なので気温が上がる1ヶ月前を狙って4月に交換しています。

熱帯魚のアクアテラリウムの水つくりと同じでバクテリアが落ち着くまで1ヶ月位掛かりますので、それまで急激な温度変化を避けておく必要があります。

※飼育環境で1ヶ月ほどエサの温度慣らしをしておられるお客様もいます。

なお1本目から2本目への交換の際にエサを切り替えている理由は、終齢での菌糸ビンの暴れ(掻き混ぜ)による縮みを避けるためです。

ストレスが少ない無添加マットボトルでゆっくり時間を掛けて大きく育てる為です。

マットボトルについて

マットボトルの中身の無添加虫吉マットは、添加剤が入っていないので発酵ガスや発酵熱が発生しない安心の商品です。

また、持ちが良いのでアマミノコの終齢でも4ヶ月に1回の交換頻度に落とせます。

交換回数を減らす事で掘り出し時のストレスによる縮みのリスクも減らす事を意味します。

本土ヒラタクワガタ68ミリ

こちらも12月に羽化したばかりの本土ヒラタクワガタ(福岡県福津市産)68ミリの特大サイズのオスです。※69ミリに近いサイズです。

このサイズになると何度見てもワクワクする迫力があります。

昨年の夏に採集した天然のメスを夏の終わりに産卵セットに入れて秋の終わりに割り出した幼虫を育てましたがエアコンの関係(機械的な問題)で2016年の秋から2017年の春の温度が低かったので羽化までに1年以上掛かっています。

産卵方法を紹介した過去の記事>>>

●エサ交換のリレーは下記のとおりです。

  • 1本目(2016年11月5日、二齢):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2017年2月23日、終齢):無添加マットボトル850cc
  • 3本目(2017年6月4日、終齢):同上

⇒2017年10月中旬に蛹室を作っていたので4本目の交換は行っておりません。

今年のブログは、これで最後のになりますが2018年も宜しくお願いします。