今日の福岡県北部は、朝は冷え込みましたが日中は、暖かい1日でした。
明日は、15度を超える春の陽気になる予報が出ています。
今回は、週末に行ったトカラコクワガタの1本目の菌糸ビンから2本目のマットへ交換した際に出てきた大型幼虫を紹介したいと思います。
★現在、記事内に登場するボトルは、メーカーの終売に伴い、550cc→遮光タイプ500cc、850cc→遮光タイプ800ccへ商品の変更が発生しております。
画像は、2018年10月14日に1本目のクヌギ菌糸ビン550cc(現在は、遮光クヌギ500cc)に投入して今回、2本目の交換の為にボトルから取り出したトカラコクワの大きく育った終齢のオスです。
飼育温度は、20から21度前後を一定に保っています。
勿論、先日のブログでも紹介しましたがエアコンによる空調管理に加えサーキュレーター(送風機)を4から5台ほどフル稼働させて空気循環を行い、ボトル内の空気環境も整えています。
体重を測ってみると7グラムでした。
因みに以前、終齢時の体重が7グラムで50ミリオーバーが羽化しています。
※今回、複数の幼虫を交換しましたが、オスは1本目の食い上げ時点で軒並み6から7グラムの体重に乗っており今後の成長が期待できます。
終齢まで育っていれば全てマット飼育に切り替えています。
その理由は、下記の通りです。
・終齢での菌糸ビンの暴れ(菌床の掻き混ぜ)防止。
・マットの方が劣化が遅いので交換頻度を落とせる事。
上記の暴れと交換頻度が幼虫のストレス痩せの大きな要因になるので1本目でサッサと大きく育てて2本目以降で交換頻度を落として逃げ切るイメージで大型個体を狙っています。
因みに今回は、幼虫飼育ボトル550cc(現在は、遮光クリアボトル500cc)に虫吉オオクワマットを木製プレスでカチカチに超固詰めした物に投入しました。
詰めた後は、すぐに使用せずに飼育下の温度環境で3日ほど温度慣らしを行ってから幼虫を投入した方が交換直後のストレスを軽減できます。
因みにマットの詰め込みが弱すぎると直ぐに緩んでしまったり乾燥しやすくなるので思いっきり強く押し固めて大丈夫です。
固く詰めておくと確実に4ヶ月に1回の交換頻度で済みますのでズボラ飼育が可能になります。
こちらも2018年10月14日に1本目のクヌギ菌糸ビン550ccに投入して今回の交換を迎えた別の大きな終齢です。
食痕(食べた痕)から沢山の糞が見てており綺麗な食べ方をしています。
今までにない大きさだったので早速、体重測定を行ってみると8グラムでした。
過去最大級の大きさなのでパーソナルベストを更新してくれそうな予感がします。
こちらも前述の理由からマット飼育へ切り替えました。
※画像のボトルは、終売につき、遮光クリアボトル500ccに変更になっています。
今回の交換がラストボトル(アンカー)になってくれると交換痩せを起こさずに蛹化してくれると思いますので4ヶ月以内に蛹室(蛹の部屋の空洞)を作ってくれる事を願っています。